コラム/インタビュー

2020/06/01

面接官の印象が良い就活の服装ってどんなの?スーツマナーを解説!

就活を始めるにあたって、リクルートスーツの購入を検討する学生がほとんどだと思います。

就活は今までに経験がないので、担当者の好感度を上げるために何を買うべきか、着る時に何に気を付けたら良いのか、いまいち分からないですよね。

とはいえ、服装は相手に印象を与える入り口の部分です。ここで悪い印象を持たれてしまうと、いくら立派な内容を話してもなかなか響きません。

本記事では、就活の面接で企業は服装のどこを見ているのかと、男女別の正しいスーツマナーについてお伝えしていきます。

就活の面接で企業は服装のどこを見てる?

まずは、就活の面接で企業は服装のどこを見ているかについて解説します。

服装の着こなしは面接官への印象に大きな影響を与えます。正しい身だしなみをチェックしましょう。

サイズ感

ジャケットやシャツは大きいとだらしなく、小さいと窮屈に見えてしまいます。きちんと自分の体に合ったサイズにしましょう。あまりに合っていないと、借り物と思われてしまうかもしれません。

パンツやスカートの長さも重要です。きちんと採寸し、適切なサイズを選びましょう。

仕付け糸・タグ

購入時、ジャケットやスカートの後ろには形を崩さないために仕付け糸が付いています。着る時には外すものなので、切るのを忘れないでください。

また読者の方にはさすがにいないかと思いますが、ごくまれにタグが付いたままの衣服を着ている人を街で見掛けます。緊張していると、ついうっかり……もないとは言えません。鏡の前で一周するなどし、確認しましょう。

汚れ・しわ

スーツに汚れやしわが付いているのは論外です。前日のうちに確認しましょう。もし汚れがあれば取り、しわ部分にはアイロンを掛けてください。

中のシャツは見えないからいいやと思うかもしれませんが、意外とふとした瞬間に目に付いてしまいます。隠れているからといって手を抜かず、シャツ1枚でも外出できるくらいきれいにしておきましょう。

靴のきれいさ

シャツにしっかりとアイロンを掛け、スーツも形を整えた……と万全を期した気持ちになっているかもしれませんが、靴にも注意してください。

ちょっとしたことで汚れてしまうので、前日のうちにきれいにしておきましょう。街を歩いているうちに汚れが付くかもしれないですから、会社に入る前にも必ず確認してください。

また、就活は移動がとても多いです。たくさん歩いているうちに傷付いたりかかとがすり減ったりしてしまう場合もあります。細かいところに気を配れない学生と思われないよう、そうなる前に買い替えましょう。

就活のスーツマナー:男性編

ここからは、就活のスーツマナーを男女別に解説します。まずは男性編です。

色・デザイン

色は黒・紺・グレーのいずれかにしましょう。洋服の青山が実施した就活生向けの調査では、7割以上の学生が黒のスーツを選ぶと回答しました。多くの就活生が着用しているため無難です。

スーツのボタンは2つが一般的です。パンツはきちんと折り目を付け、長さは靴に裾が軽くかかるくらいに調整してください。

また、肩幅や袖の長さが合っているか、シルエットは美しいかを鏡で確認しましょう。

シャツ

シャツは、第一ボタンを留めた時に首回りに指一本分くらいの余裕がある、白の無地にしてください。肩幅・袖丈も、しっかりと自分に合ったものにしましょう。

肌に触れる襟や袖口は汚れやすいので、こまめに洗うのが大事。その際は必ずアイロンがけをして、ピシッとした仕上がりにしてください。

1枚のシャツを長く着ていると、アイロンをかけても生地がだれてきてしまいます。よれよれのシャツでは不潔でだらしない印象になってしまうため、何枚か買ってローテーションで着回すのがおすすめです。

ネクタイ

色は派手でなければ構いませんが、無地の青系が一般的です。柄が欲しい場合はストライプかチェック、小紋辺りが無難でしょう。着るスーツに合うネクタイを選んでください。

何を付けるか迷ってしまったら、志望する企業のコーポレートカラーに合わせるのも良いかもしれません。ただし、黒や白は冠婚葬祭のイメージがあるので避けるべきです。

結び方はプレーンノットが一般的です。上手に結べない人は、ワンタッチで着脱できるタイプの商品もありますので、そういった便利グッズも活用しましょう。

靴下・靴

靴下は無地の黒一択です。デザイン性がどうしても欲しい人は、リブ編みなどの模様であれば構いません。

「ワンポイント程度であれば入っていても良いのでは?」と思うかもしれませんが、椅子に座ると裾が上がって見えてしまう可能性があるため、なるべく避けましょう。

長さは、すねの上の方まであるぐらいがおすすめです。寒い冬場なら、ひざ下まであるハイソックスも良いでしょう。使い込んでくるとゴムが弱くなってすり落ちてしまう可能性もあるので、気を付けてください。

靴は黒の革靴が一般的。シンプルなストレートチップを選びましょう。しっかり手入れをして美しく磨かれた状態にしておいてください。たくさん歩き回る日のことを考えると、購入前に試し履きをしておくと後悔しません。

鞄は黒無地のビジネスバッグにしましょう。就活の資料を受け取って帰ることが多いため、A4サイズが折らずに入る大きさが基本です。

床に置くときもあるので、立て掛けなくても自立するタイプがおすすめ。底が厚めでビスが付いていると安心です。いくら自分がぴしっと決めていても、鞄がくたっとしてしまっては見た目が良くないですよね。

ペンやスマホなどを必要に応じてすぐに出せるように、小さなポケットがたくさん付いたものを選ぶと良いでしょう。

就活のスーツマナー:女性編

続いて女性編です。

色・デザイン

色は黒がおすすめ。濃い紺やグレーも業界によってはありですが、よほどのこだわりがなければ黒にしましょう。

女性の場合、ボトムスをスカートとパンツから選べます。

スカートは、一般的にはタイトスカートです。ミニスカートはNG。本人はミニスカートのつもりがなくても、丈によっては座った時に太ももが見えてしまうことがあります。試着した時には、必ず立ったり座ったりして確認してください。

パンツを着用すると、スカートに比べて活動的でさばさばした女性という印象を与えます。自分の見せたいイメージに合わせて選んでみてください。志望する業界によって使い分けるのも手です。

シャツ

シャツの色は白にしましょう。詰襟でも開襟でもどちらでも構いませんが、詰襟はまじめで清楚な印象、開襟は明るく積極的な印象を与えますので、志望する業界によって変えるのが効果的です。

女性は男性以上にシャツのサイズが大切となります。首回り・肩幅・袖丈だけでなくバストも合わせましょう。シャツが大きいと余った生地が縦じわとなり、シャツが小さいとバストのふくらみで生地が両サイドに引っ張られ、ボタン部分から横じわが入ります。

また、開襟シャツの場合は、胸元が露出し過ぎないように気を付けましょう。正面から鏡を見たら大丈夫でも、お辞儀をした瞬間に胸が見えてしまう可能性がありますので、注意が必要です。

ストッキング・靴

自分の肌に合った、ベージュ系カラーのストッキングを着用しましょう。伝線する可能性もあるので、予備も持っておくと安心です。パンツの場合は、ひざ下丈のストッキングでも構いません。

靴はヒールが5cm程度の黒のパンプスが一般的です。ヒールが太い方が、歩きやすくておすすめ。履き慣れていない人はクッションの入った靴底など、足が痛くなりにくい素材を選びましょう。

基本的には男性と同じです。ただ、男性は手持ちが一般的ですが、女性の場合は肩から掛けるタイプでも問題ありません。

まとめ

今回は、企業は服装のどこを見ているのかと、男女別の正しいスーツマナーについてお伝えしました。

細かい注意を払うので大変ですが、面倒がらずに自分なりのスタイルを作ってみてください。型さえできてしまえば、類似したものを着回すだけで済みます。気を付けるポイントも、慣れると自然に目が配れるようになりますので、難しく考えなくてOKです。

業界や企業によっては記事内に挙げたようなデザインでなくても問題ないですし、人によっては敢えて目立つ色やデザインで印象付けたい方もいるかもしれません。しかし採用の場で大切なのは落とされないことです。よほど勝負をかけたい状況でない限り、無難なもので揃えましょう。身だしなみは、これができれば面接を通過するものではなく、これができてやっと土俵に乗れる、という部分だからです。

清潔感のある身だしなみで、この人とならば気持ち良く仕事ができそうと思われるスタイルを作りましょう。