協調性
コラム/インタビュー

2020/02/18

<例文あり>自己PRで協調性を効果的にアピールする方法!エピソードがない場合の対処法も

仕事は、多くの場合チームで行うものです。ですから企業側は採用試験の際、個人の能力の高さとは別に、周りとうまくやっていけるかを測りたいと思っています。

そこで求められるのが「協調性」。しかし、強みとしてこのワードを出す学生はとても多く、ただ書くだけでは他の就活生と差別化できません。どうすれば効果的にアピールできるのでしょうか?

この記事では、協調性をいかにしてアピールすれば良いか、例文付きでご紹介します。エピソードがない時の対策もお伝えしますので、自分なりの自己PRを作ってみてくださいね。

新卒面接・履歴書の自己PR!協調性を大事にする例文

まずは、協調性をアピールできる自己PR例を、いくつかご紹介します。

ただし簡単に調べられてしまうので、コピペはNGです。構造を参考にして、自分なりのエピソードを交えながら自己PRを組み立ててみてください。

参考例① スポーツチームでのエピソードを利用する場合

私の長所は、協調性があることです。

4人兄弟の長男だったので、子供の頃からいつもお兄ちゃんらしい振る舞いを意識するのが癖になっています。そして、この”らしい振る舞い”を、次第に他の場面でも意識するようになりました。

学生時代、私はバスケットボールチームに所属していました。しかしチームで一番上手な人は、いつも自己中心的なプレイばかりで、彼の中には自分が点を取るという目標しかなかったようです。そのため得点は入りますが、チーム内の空気は悪くなっていきました。

ある日、度重なる注意にも関わらずスタンドプレーをやめないことに業を煮やした監督が、彼を下げて私に交代させたことがあります。

試合展開的に、私はリバウンドを確実に取ってセカンドチャンスにつなげられるプレイが求められており、着実にそれをこなすだけでなく、ボールをキープしても一人でゴールまで向かわずに、パスを出し合いながら得点に結び付けていきました。

これにより、協調性のないプレーによって壊れた輪が戻ったのです。私は自分の行動によってチームの雰囲気が良くなったことに大きな喜びを感じました。就職してからも、自分に与えられた役割を意識しながら仕事を進めることで、会社の一員として貢献していきたいです。

参考例② サークル活動でのエピソードを利用する場合

私は、協調性を大事にしています。

学生時代に所属していた演劇サークルで、私は部長を務めていました。メンバーは各々こだわりが強く、揉め事が多かったのですが、個別に話してみれば悪い人など誰も居ないのは分かっていたので、輪を作るために週に一度は練習後に交流会を設けることに。

この時、ただ飲み会をするだけでなく、毎回メンバーを変えてテーマを元に話し合うといった工夫をしました。あまり会話が続いていない人達が居たら、私がファシリテーターとして入りました。その積み重ねによりメンバー同士に信頼感が生まれ、顧問の先生からも一体感が高まったという言葉を頂けました。

入社後は、できるだけみんなをまとめるような仕事がしたいと考えています。この経験から培った協調性を生かし、御社でも活躍していきたいです。

参考例③ 学生団体でのエピソードを利用する場合

私は自分の協調性を生かし、学生団体の事務局を4年間やってきました。主な仕事内容は、予算折衝など各部署との調整です。この経験から、個性的なメンバーから出る様々な意見や不満を聞きながら、できるだけ多くの人が納得いくところに着地させる能力が磨かれたと感じます。

様々な物事をスムーズに進めるため、普段から各部署の担当者と密にコミュニケーションを取るようにしました。また対面ではなくメッセージでのやり取りも多かったので、冷たい印象になってしまわないように、文章に表情を出すため記号を多用したり語尾を工夫したりしました。

すると最初のうちは無関心だったメンバーも、私の話に耳を傾けてくれるようになり、最終的には各部署の担当者の方から改善案が出てくるまでになりました。この経験から、誰が相手であっても話せば分かり合えること、こちらから歩み寄れば協力を得られるようになることがよく理解できました。

事務局では「最大多数の最大幸福」を常に意識しながらやってきましたが、社会人になってもそれは重要な考え方だと思っています。入社してからも全体を見渡して調整をしながら、ひとつひとつの仕事にあたっていきたいです。

協調性のエピソードがない時はどうしたらいいの?

協調性の意味は、辞書で引くと「他の人と物事をうまくやっていける傾向や性質」です。会社は集団であり、どのような仕事であっても大抵はチームを組んで行うことになります。従って、個人の能力の高さももちろんですが、チーム内で上手に立ち回れる資質も必要です。

できれば、ESや面接で協調性をアピールできた方が良いでしょう。「今いるメンバーともこの学生ならうまくやれそうだ」と、人事に判断してもらえるからです。

とはいえ、人によっては「自分には協調性をアピールできるエピソードがない……」と悩んでしまうかもしれません。しかし、そんなお悩みをお持ちの方も大丈夫です!以下のようなやり方で、エピソードを用意してみてください。

長期インターンをする

協調性を身に付けるには、やはり長期インターンが有効です。なぜなら、社会に出てからの協調性とは、みんなと仲良くすれば良いというだけではないから。

インターンを行うと、学生と社会人の振る舞いが全く違うことや、その中で自分は会社の一員としてどのように行動すればよりスムーズに物事を進められるかを、社会人の疑似体験を通して実感として体に入ります。

職場では、様々な人達と同じ目標に向かうために上手にコミュニケーションを取ったり、立場の違う人と対立した時に主張をすり合わせながら調整をしたり、自分の意見よりも組織全体を考えたりするのが大切になります。

企業によってはインターンでも正社員と同じような業務を担当しますので、仕事に取り組む中で他部署の人や取引先の人とやりとりしなければならない場面も多く、どのようにすればスムーズに進められるかを考える機会が増えます。

「この仕事を担当したからこのスキルが身に付く」というだけでなく、長期間に渡って社会人と共に仕事をしていくことで、あらゆる人達と上手にコミュニケーションを取れるようになる点が大きなメリットです。

本やネットの記事を読んでも得られるのは知識だけ。実際に企業で働いてみることで、職場で大切になる協調性の発揮方法が理解できるようになるのでおすすめです。

就活のプロに相談する

自分で考えてもなかなか出て来ない……という状況に陥ってしまったら、就活のプロに相談してみるのがおすすめです。

就活のプロとは、キャリアカウンセラーや就活エージェント会社のスタッフなど、就活生のサポートをしてくれる職業の人達です。業界研究の方法や自己分析のやり方などを指導してくれたり、志望動機の書き方や自己アピールの作り方などの具体的なアドバイスをくれたりします。

自分は協調性があると思うがエピソードを上手にまとめられない、こんな経験があるがこれは協調性アピールに使って良いのだろうかなどと悩んでしまったら、気軽に相談してみましょう。

おすすめの就活エージェントをいくつかご紹介します。自分ひとりで考えるのも大切ですが、新たな視点が入ることで、自分の中の新たな魅力に目が行くかもしれませんよ!

▼相談してみる

JobSpring
JobSpringという就活エージェントは、入社後のキャリアプランや活躍までを考えたアドバイスが特徴です。
また、大手人材紹介サービスですと、最初の面談後はメールで大量に求人が送られてくることが多いですが、JobSpringでは平均3~4社の紹介となり、本当学生に合う企業のみを紹介してくれます。→JobSpring

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相手の話を聞いて認める練習をする

協調性のない人というのは、裏を返せば自分をしっかり持っている人とも言えます。しかし、そういった人達は他の人の気持ちよりも自分を優先しがちなため、とかく「自分なら……」と思ってしまうパターンが多くみられます。他の人が話している途中で割り込んで、話を取ってしまう傾向も。

もしあなたにも心当たりがあるようでしたら、相手の意見を受け入れる練習をしてみてください。最初から受け入れるのが難しい場合は、まずはしっかりと話を聞くところから始めるだけでも構いません。

自分と違う主張をする人が現れた時、口を挟みたくなるのを我慢して最後まで聞いてみましょう。最後まで聞けたら相手の考えの中で共感できるところを探す、共感できるところが見付かったらその意見を受け入れる、という順番で進めていきます。

もちろん全て相手が正しいわけではありませんが、協調性を養いたいのであれば訓練と思ってやってみるのをおすすめします。逆に、どうしてもできないようであれば、協調性以外のアピールポイントを探した方がいいかもしれません。

まとめ

人間社会で生活している以上、まったく協調性のない人はいません。それだけに協調性を大事にする自己PRは、上手に伝えないと他の就活生に埋もれてしまいます。

自分の協調性は、➀どういったところで発揮されるか、➁その具体的なエピソードは何か、➂それを入社後にどのように生かせるか、の3点セットで伝えてください。

また一言で協調性と言っても、企業によって求められる形は違ったりするものです。例えばチームワークを重視する企業であれば、そこでどのように立ち回れるかを中心にする必要があります。他部署と連携したり、意見をまとめたりすることが評価される企業であれば、調整力の高さを押し出すべきでしょう。

応募する企業によって、少しずつ内容を変えながらアピールしてください。