コラム/インタビュー

2019/03/11

基本的なマナーを抑えて面接で良い印象を与える立ち居振舞いをしよう!

どんな企業の採用活動でも基本的には面接があります。いくらSPI試験などの結果が良かったり沢山の資格を持っていてもマナー不足だと面接時に相手に悪い印象を与えてしまいます。

マナーといってもそんなに難しいものではありません。面接官に好印象を与え、更にあなたを理解したいと感じてもらえるような基本的な立ち居振る舞いをいくつか押さえておきましょう。

 

会社に向かう途中のマナー

大前提として、面接日には絶対に遅刻をしないようにしましょう。必ず5~10分前には到着するようにしてください。あまり早すぎても相手を急かしてしまいますので、早く着いた時は近くのカフェなどで適切な時間になるまで面接の練習をするのが良いでしょう。

時としてそういったカフェの中や駅から会社までの道のりに面接官がいる場合もあります。どこから見られているか分かりません。歩きたばこをしたり携帯電話で話しながら歩いたりするのは控えてください。

 

受付でのマナー

受付をする前に必ず携帯の電源はオフにし、冬の場合はコートやマフラーは建物に入る前に綺麗にたたんで腕にかけておきましょう。

企業についたらまず受付をします。受付ではこれから面接がある旨を丁重に伝え取り次ぎを頼みましょう。ここでの対応や言葉遣いにも注意してください。「本日○時より面接のお約束をさせていただきました○○大学の○○と申します。人事部の○○様にお取り次ぎをお願い出来ますでしょうか?」といった形で伝えれば問題ないでしょう。

受付をした後は携帯や本などは見ずに姿勢を正し、人事の方が来るのを静かに待ちましょう。

面接を待つ間は控え室などに通される場合もあります。もし他の方が居たら迷惑にならないように席に座って順番を待ってください。もちろん他の方と雑談したり携帯などを触ってはいけません。

待機中に会社のお手洗いを利用して化粧直しなどをするのは避けましょう。もし必要ならば建物に入る前に近くのカフェなどで済ませておいてください。同様に建物内にある自動販売機で飲み物を買うのもふさわしい行為ではないでしょう。自分で小さいペットボトルを用意しておくか、前もって飲んでから建物に入りましょう。
 

入室時のマナー

面接官に名前を呼ばれたら落ち着いて入室してください。アを3回軽くノックし、面接官の方にどうぞと言われてからドアを開けましょう。

入室後は静かにドアの方を向いてから閉め、それから面接官の方へ向き直し挨拶をします。「本日はお忙しい中お時間いただきありがとうございます。○○大学から来ました○○と申します。本日はよろしくお願いいたします」と言うのが良いでしょう。

いすには面接官に「どうぞ」と言われてから腰をかけるようにしてください。もし鞄を持っていた場合は椅子の横に立てかけておきましょう。

企業によっては面接官が後から入って来る場合もあります。その場合は下座の席で立って待っていましょう。案内のスタッフから着席してくださいと言われた場合は座って待っていても大丈夫です。面接官が到着した時には立ち上がり、正面を向いて挨拶してください。

挨拶と同時に忘れてはいけないのがお辞儀です。お辞儀にも深いお辞儀と浅いお辞儀があります。その場に合った角度が必要です。

入室したときは浅いお辞儀(30度くらい)で良いでしょう。その後、席に着席する前に軽い自己紹介をした後は深いお辞儀(45度くらい)が適切です。手の位置は男性は体の脇に添え、女性は手をふとももの前に置いてください。
 

面接中のマナー

面接中では、もちろん内容も大事ですが、面接官は立ち居振る舞いや言葉遣い、姿勢、コミュニケーション能力も総合的に判断してみています。

大きな声ではっきりと話し、言葉遣いはしっかりしているか、敬語が使えているか、尊敬語や謙譲語を使い分けて話せているか。

姿勢はしっかり背筋を伸ばしているかを見られています。椅子の背にもたれかかっているとどうしても意欲や会社に対して熱意を感じず相手に失礼な態度と感じさせてしまうので控えましょう。手は両膝の上に乗せてダラダラさせていないかなども細かく確認されています。

表情は目線があちこち動いていると集中していないように感じられます。しっかり面接官の目を見て自信を持って答えてください。下を向いたり視線を外していると自信がないような印象を与えてしまいます。

とはいえあまりかしこまらず、面接はリラックスした表情を出すのが相手にも好感を与えます。

緊張すると多くの人が早口で話してしまう傾向があります。それでは面接官に伝えたいことがあまり伝わりません。相手の目を見てゆっくり大きな声で話しましょう。

面接官の質問への回答が、しっかり会話として成立しているかも意識しましょう。自分が準備してきたことや覚えてきたことをただ話すのではなく、面接官がどんなことを知りたがっているのかを考えてください。

質問と回答はある程度は想定して用意しておくべきですが、完全に文章で暗記するのではなく、話したい事や伝えたい事などを要点としてまとめておいて臨機応変に答えられるようにしておくと良いでしょう。
 

退出時のマナー

面接が終わったら頂いた資料や名刺は鞄にしまって立ち上がってください。言うまでもないことですが書類や名刺などは丁寧に扱ってください。

面接が終わったらまず椅子の横に立ち「ありがとうございました」と大きな声ではっきり伝えましょう。
ドアの前では一礼し「失礼します」と言ってからドアを開け退出します。必ず静かに閉めましょう。

面接が終わって気が抜けると思いますが、すぐに携帯の電源を入れたり他の面接者と雑談などをするのは避け、速やかに建物の外に出てください。家に帰るまでが面接のつもりで最後までマナーある行動をしてください。
 

身だしなみのマナー

立ち居振る舞いもさることながら、相手に与える第一印象として身だしなみはとても大事です。

女性は特にお化粧やアクセサリーなどが派手になりすぎないように清潔感を保ちましょう。派手なメイクやアクセサリーは面接にふさわしくありません。ピアスやネックレスも基本的には外しておきましょう。

男性の場合はスーツの着こなしやヒゲなどを汚らしくせずにしっかり整えていくと良いでしょう。ネクタイはあまり個性的な柄ではなく、無地、ストライプ、ドット、小紋柄がおすすめです。色もあまり派手な色ではなく、青系を基本として考えるのが良いでしょう。企業によってはコーポレートカラーがあるところもあります。そういった場合はその色を差し色にするなどしてさりげなく意識させるのも良いでしょう。

また香水を普段からつけている方もいると思いますが、面接時には香水は控えましょう。特に面接はふつう窓を閉めた部屋で行われます。相手によっては香りがするだけで不快に感じる場合もあります。

またどこかで食事などをしてから面接に向かう場合は臭い消しのガムやスプレーなどを持っていると良いでしょう。これもエチケットとして必要最低限のことです。にんにくなどは絶対にNGです。
 

今から立ち居振る舞いを意識しよう

面接では、企業に対するあなたの熱意を見られます。熱意があるかないかというのは、あなたが企業に対してどれだけ勉強し、採用されるための努力をしてきているのかというところから判断します。

面接での立ち居振る舞い方というのは普段の素の自分がつい出てしまうところです。言葉遣いや仕草、相手に対しての敬意の表し方というのはなかなか一日二日で正せるものではありません。面接という緊張した状態での立ち居振る舞いとなると更に常日頃から自分がどのように目上の人に対して接しているかというのが露わになります。

面接官というのはそういう素の部分も観察し、会社の人間として将来その企業で働くのにふさわしい人物かということも判断しています。学校の成績が良くても、また資格をたくさん持っているとしても、清潔感がなく好感が持てないような印象では内定をとるのは困難でしょう。

上記に述べたことは面接の際だけではなく、企業説明会やOBOG訪問へ行った際にも気をつけるべきことです。常日頃から自分の言葉遣いや立ち居振る舞いをしっかり見直すよう心がけるようにしましょう。