コラム/インタビュー

2019/08/20

『御社』と『貴社』正しく使えてる?言葉遣いで常識をアピール

就職活動において、正しい言葉遣いができることで常識力のアピールになります。しかしながら、「御社」と「貴社」の正しい使い分け、できていますか? ESや履歴書、面接など様々な場面で多用される言葉なので、使い分けできるようにしましょう。

「御社」「貴社」ってなに?

呼びかける相手に敬意を払う表現である敬称には、人の名前に対して使う「〇〇様」「〇〇さん」などがあります。「御社」と「貴社」は「あなたの会社」を意味する敬称の一つで、ビジネスシーンでは知っておくことが必須です。

「自分の会社」を意味する「当社」と「弊社」の違いも合わせて覚えておくといいです。

 

「御社」は話し言葉、「貴社」は書き言葉

同じ意味をもつ「御社」と「貴社」の使い方には、決定的な違いがあります。

それは、「御社」は話す時に使われ、「貴社」は書く時に使われることです。

「貴社」には同音異義語が多く存在します。口頭で「貴社」と行った場合、同じ音をもつ「帰社」や「記者」「汽車」など別の言葉に間違って伝わってしまうことが考えられます。なので、「貴社」は話し言葉ではなく、書き言葉として使用されます。
反対に、「御社」は同音異義語が存在しないので、話し言葉として使用されます。

「御社」か「貴社」どちらか一つを選ぼう

一般的に二つの言葉の使い分けはされているものの、「貴社」を話し言葉で使用しても間違っているということではありません。しかし、混乱を防ぐために、どちらか一つに統一をすることを勧めます。

例えば、「御社で〇〇の事業に関わって社会貢献をしたいです」と言った後に、「貴社で活躍される方にはどんな共通点がありますか?」と言ったとします。この場合、「御社」を使ったのに、その後「貴社」という言葉を使い始めてしまったので、「記者として活躍している人」と勘違いされてしまうリスクが生じます。

このような混乱を防ぐためにも、どちらかに統一し、面接官にわかりやすい言葉遣いを心がけましょう。

「御社」と「貴社」の使い方例

では実際に御社と貴社が文中でどのように使われるのか例文を見てみましょう。

「御社」

電話で 「8月9日の10時に御社にお伺いします。」
面接で 「御社の営業部の〇〇さんにOG訪問をした時に、〇〇についてのお話をしていただきました。」

「貴社」

メールで 「書類は貴社の〇〇様宛に郵送しました。」
ESで 「貴社は〇〇という事業を通して、発展途上国の経済を活性化しています。」


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その他の敬称

学校、協会など団体に使われる敬称は他にもたくさんあります。これからビジネスシーンに出る前に覚えておくと便利です。

1.学校に対して
・小学校から高校は 「御校」、「貴校」
・大学は 「貴学」、「貴大学」
・学園は 「貴学園」

2.お店に対して
・個人経営店は 「貴店」
・大きな会社の店舗には 「御社」、「貴社」でもOK

3.銀行に対して
・株式会社〇〇銀行 「御社」、「貴社」でもOK
・銀行 「貴行」
・信用金庫 「貴庫」

4.官公庁に対して
・国土交通省など〇〇省は 「貴省」
・金融庁など〇〇庁は 「貴庁」
・警察署など〇〇署は 「貴署」

5.協会に対して
・NPO法人〇〇協会は「貴法人」、「貴協会」「貴会」どれでもOK

就活の基礎は就活エージェントで身につけよう

今回は、会社に対する敬称である「御社」「貴社」の使い方の違いを説明しました。
せっかく就活対策をしていても、正しい言葉遣いやマナーが身についていなければ、「社会に出る準備ができていない人」と悪い印象を与えてしまいます。

自己PRや志望動機など、中身がしっかりしていても、マナーなど基本的なところで減点されるのはもったいないですよね。
就活の基礎については、就活エージェントを利用し、模擬面接などを行うことで確認することをお勧めします。
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言葉遣いやマナーなど、基礎的な部分は早めにおさえ、自己PRや志望動機などの準備に時間を回せるようにしておきましょう。

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