コラム/インタビュー

2019/03/11

学生時代に頑張ったことをアピールする4つのポイント!

就職活動を始めると誰でも一度は面接で聞かれる質問が「学生時代頑張ったこと」です。通称、「ガクチカ(学生時代力を入れたこと)」とも呼ばれます。

必ず聞かれるといっても過言ではないほど定番の質問となっているので事前にしっかりと対策しておくことが重要です。また考える時間がある分、他の人と差別化して自分をアピールするポイントをはっきりさせることも意識しましょう。

この記事では学生時代に頑張ったことをアピールするために重要なポイントについて4つ紹介していくので、是非参考にしてみてください。

 

学生時代に頑張ったことを採用担当者が聞く理由

企業の採用担当者があなたに学生時代に頑張ったことを聞く理由は、あなたがどんなことに夢中になれるのかを知りたいからです。簡単にいえばあなたの人柄を知りたいと考えています。

この質問によって採用担当者はあなたがどんなことに夢中になれるのか、あるいは興味を持つのかを判断することができるようになりますし、どのように困難を乗り越えてきたのかがわかります。

企業の採用担当者は留学や海外ボランティアなどの華やかな経験を求めているわけではありません。学生時代にあなたがどんなことに興味を持って、それに対してどんな風に取組んだのかを純粋に知りたいと考えているだけです。

つまり何を頑張ったのかを聞きたいわけではないので、何であれどんなふうに頑張ったのかを伝えることが就活生としては大切となります。

 

学生時代に頑張ったことをアピールする4つのポイント

学生時代に頑張ったことをアピールするためにはポイントを押さえてエピソードを語ることが大切です。面接の時間は限られていますし、採用担当者はあなただけをみているわけではありません。そのため、きちんと短時間で採用担当者に要点を伝えることが重要となります。

 

エピソードには具体性を持たせる!

学生時代に頑張ったエピソードを話す際には、単に頑張ったというだけでなく具体性のあるエピソードを語ることが大切です。

エピソードに具体性を持たせるためには「なぜ頑張ろうと思ったのか」「頑張ったことは今どのように生かしているか」などをきちんと論理的に繋がるように説明することを意識する必要があります。

エピソードを具体的に語るためには、過去を振り返って自分がその時どんな風に感じていたのかを振り返る必要があります。それによって自己理解も深まることになるので、就活生は自分を理解するためにも積極的に学生時代に頑張ったことを考えるようにしましょう。

「なぜそれに取り組むようになり、頑張ろうと思ったのか」「頑張っている最中にどんな困難に直面したのか」「その困難をどのように乗り越えたのか」「困難を乗り越えたおかげで何を得ることができたか」「得たものをどんな風に生かしているか」、最後に「入社した後でその強みをどのように活かすことができるのか」をきちんと論理的に説明できるようにしましょう。

困難をどのようにして乗り越えたのかを伝える!

単に頑張った話をするだけでは、なかなか企業の採用担当者には刺さらないかもしれません。印象を残すようなエピソードを語るためには困難をどのようにして乗り越えたのかをしっかりと伝えることが大切です。

入社後は様々な局面で困難にぶつかります。そういった仕事に直面した際、あなたがどのようにしてその困難を乗り越えるのかを採用担当者は聞きたいと思っています。そのため、それが伝わるようにエピソードを構成することが大切です。

十分に考えて準備しておかないと、困難をどのようにして乗り越えたのかという話をすることはできません。困難に直面したときにどんなふうにそれを克服するかを具体的に言語化しておくことによって、初めて質問に対して十分な回答ができます。

頑張った結果として何を得たかをきちんと伝える!

学生時代に頑張ったことを採用担当者に上手に伝えるためには、頑張って何を得られたのかを含めてエピソードを語ることが必要です。それがないとせっかく自分が成長するチャンスに直面したのに何も得られなかったような印象を与えてしまいます。

たとえば「部活では全国制覇を目指すために走り込みを頑張った。雨が降ったり雪が降ったりしたときにはわざわざ走り込まなくても良いと思うこともあったが、その一日だけやらなかったことで全国制覇ができなくなったときに後悔したくないという思いで頑張るようにした。その結果、他の人よりも忍耐力がある自分になることができた」など、はっきりと採用担当者に得られたことが伝わるようにしましょう。

頑張って得たものを会社でどのように活かせるかを伝える!

学生時代に頑張ったことはできるだけ会社で活かせるものにした方が良いです。忍耐力を得た、コミュニケーション能力が高まったなどは入社後も非常に重要な能力となるので、積極的に採用担当者にアピールするようにしましょう。企業の採用ページなどを参照しながら、どのような人材が欲しいと企業が考えているのかを十分調査した上で人物像に合うような強みを積極的にアピールしていくことが大切です。

もしOB・OG訪問をする機会があれば社内で実際にどんな人物が活躍しているのかも聞いておくと非常に参考になります。頑張って得たものを会社でどのように活かせるのかを考える時にそれに合わせた自分の強みをアピールすることができれば採用担当者に対して印象に残るエピソードになります。

たとえば会社のホームページに論理的な思考ができる人材を求むと書いてある場合には以下のような組み立て方が考えられます。

「私が学生の頃頑張ったことは卒業論文です。卒業論文は報告会で優秀賞を受賞しました。

論文の作成は専門性を求められるので、大学の先生に何度も質問したり図書館で一日中調べ物をしているということもありました。それを繰り返し努力したことによって徐々に論文の書き方がわかるようになり結果として良い論文が書けました。

プレゼンの準備は念入りに行い、何度も指導教官から指導を受けることでブラッシュアップしました。そのお陰で相手にうまく自分の考え方を伝えるためにはどうすれば良いかを考えるようになり、概念同士のつながりを論理的に説明するように務めました。

その結果、優秀論文賞を受賞することができました。ここで得られた論理的思考能力は御社で経営計画を練るときにも実際に活用できると考えます。」

このように言えば採用担当者の印象に残ることになるでしょう。

 

学生時代に頑張ったことをアピールするときの注意点

学生時代に頑張ったことをアピールする際の注意点は、嘘をついてアピールしないようにすることです。多くの学生が学生時代に頑張ったことと聞かれても何も頑張ったことはないと考えてしまいやすいため、嘘をついて自分をアピールしてしまいがちです。

しかし、もし嘘をついていることが採用担当者にバレてしまえば、その時点であなたの印象は最悪となってしまい、ほぼ確実に採用までこぎつけることはないでしょう。そのため、どんなに頑張ったことがなくても嘘をついてまでアピールしてはいけません。

企業の採用担当者としても、学生時代に頑張ったことを無理に話して欲しいとは思っていません。むしろどんな小さなことでも良いから頑張ったエピソードを聞くことで、どんなことに夢中になれるのかを知りたいと考えています。

そのため無理にエピソードを作るのではなく、どんなに小さなことでも良いから夢中になれたことを語るようにすることが大切です。

 

重要な事は話のポイントを正確に抑えること

この記事では、学生時代に頑張ったことをアピールするポイントを4つ紹介しました。学生時代に頑張ったことを語るときには決して嘘をついてはいけません。相手に対する印象が非常に悪くなってしまうので注意が必要です。

学生時代に頑張ったことは就職活動においては定番中の定番とも言える質問なので、周りの就活生もきちんと準備をしています。これにうまく答えられないと周りと差がついてしまうことになるので、きちんとポイントをおさえた上で具体的にエピソードを語れるようにしておきましょう。