コラム/インタビュー

2019/06/21

インターンで聞いておくべき・好印象を持たれる質問とは??

あなたは企業の人事の方から「何か質問はありますか?」と尋ねられたとき適切な質問が浮かびますか?

「ええと、」などとその場で黙り込んで考えて無駄な時間を取らせたり、質問の意図が伝わりづらいようなぼんやりとした質問で人事の方を困らせた経験はありませんか?

もしあなたが志望している企業のインターンに参加したなら、是非そのチャンスを活かし、そこで実際に働く社員の方々の生の意見を適切に聞くべきです。
会社についての質問や事業内容の他にも、ホームページには掲載されていないような、会社の雰囲気についての質問など、社員の方と直接会話して情報を得られます。

就活は情報戦です。

就活を成功させるためには、今のうちから適切な質問方法や質問例について把握しておきましょう。

そうすれば、たくさんの就活生のなかでも社員の方とより良い関係が築けたり、周りの就活生が知らないような情報を先に入手することができたりするかもしれません。

質問することで得られること

  • 志望企業の理解・知識

    近年の採用市場は、インターネットで企業のホームページや就活情報サービス、学生口コミ情報サイトなどによって情報の開示が進み、就活生と企業との間の情報格差を埋めるための取り組みがなされています。それはインターネットに限らずインターンなどのようなアナログな場においても同じようなことが言えます。学生と企業のミスマッチを防ぐために、適切な質問をして企業を深く理解することはとても重要です。

  • 業界理解・仕事の理解

    特定の企業の情報に限らず、質問を多くすることでその業界の仕組みを実感することができたり、仕事そのものへの理解が高まります。学生でこれから社会人になるあなたにとって大学卒業後の世界は分からないことばかりなはず。社会の先輩の発する言葉にはきっとあなたの不安を取り除くような糸口が多くあるでしょう。

  • 良い質問は好印象につながる

    企業の情報を入手するためと先述しましたが、社員の方に適切な質問をすることはそれ以上のメリットをもたらす可能性があります。

    それは、人事部社員の方に好印象を持たせるということです。

    企業の人事の社員は、常に数多くの学生と触れ合い、たくさんの質問を受けており、質問の質も学生を見定める判断材料とします。

    自社への志望度の強さがわかるような質問や、あなたの人柄の良さが伝わるような質問であれば、人事の方からの高感度につながり、好印象を与えることができるでしょう。

    人事の社員の評価を落とすような質問は避け、逆に好印象となる質問を事前に知っておくことが大事です。

 

面接官は何をみているのか?

  • 意欲

    面接官は自由度の高い質問をすることで、数多くの会社の中であなたはその会社に対してどれだけの熱意と意欲を持って選考に望んでいるのかを見定めています。
    会社のホームページの採用情報や業務内容のページをしっかり読んでいるような質問だったり、実際に会社で働くイメージが鮮明に見えていることがわかるような質問であれば、面接官はあなたのことを安心して採用することができます。

  • 対話

    面接官はあなたの対話力をみています。対話力とは、いわば仕事をする上でのコミュニケーション能力です。人と人との関わり合いは仕事をする上で欠かせない要素ですから、あえて幅の広い会話をすることであなたの対話力を見定めているのです。

  • 相性

    会社によって、「絶対にその業界じゃなければいけない」という熱意を持つ学生を採用したい企業もあれば、「働く会社にこだわらず自分のキャリアを重要視したい」という学生を採用したい企業もあります。それぞれ業種や業界によって求める人材・社風との相性が良い人材は異なります。あなたが優秀な人材であっても、その企業がそのタイミングで欲しい人材とのギャップがあれば不採用となります。

  • 面接を柔軟にする

    色々な個性が一度に集まる面接で、全員に同じ質問をするだけではなくて学生の本当に知りたいことを深掘りするためや、学生の不安点を解消するためにも逆質問は効果をなします。
    あえて学生から会話を進めて面接を行うことで、会社に対してより良い印象を抱いてもらいたいと面接官は思っているのです。

業務内容に関する質問

インターンでは実際に現場で働く人たちと一緒に長い時間を過ごします。いくらあなたがサイトで下調べを済ませたとは言え、実際の業務についてわからないところはきっとたくさんあるはず。社員の方も質問内容が明確でわかりやすければ、親身に答えてくれるでしょう。

また、最近はフリーアドレス制(オフィス内の座席を指定せずに毎日好きな席に自由に座ることができるシステム)やリモートワークなど、新しい働き方改革を推進している企業が多く存在しています。会社での働き方が社会全体で変革を起こしている時代と言えます。社員の方に直接質問をすることで、あなたにとって本当に適したスタイルの働き方が見つかるかもしれません。

質問例)
・一日の流れや業務スケジュールを教えてください。
・どのようなことに仕事のやりがいを感じていますか?
・御社に入社する上で、これだけは覚悟しておいてほしいというポイントがあれば教えてください
・入社してすぐの時期はどのような業務を担当するのか教えてください。
・御社の理念である〇〇は具体的にどのような場面で仕事に活かされていますか?
・仕事をしていて苦しかった経験はありますか?

会社の雰囲気に関する質問

上記の質問によって、社内で使われているルールやシステムまたは仕事におけるマインドなど、その会社の、もしくはその人の働き方を知ることができます。
ただ企業選びという観点では、単なる実務内容などだけではなく、人との付き合いや人間関係といった会社の雰囲気もとても重要です。
どういう傾向の人たちが働いていて、どのようなスタイルで働いているのか、気になったことをたくさん聞いてみましょう。

質問例)
・休日はどのように過ごしていますか?
・御社で活躍している人に、何か共通点はありますか?
・飲み会やランチなどはどうされていますか?
・入社前と入社後でギャップを感じた点があれば教えて欲しいです。
・他社と交流を持つことは多いですか?
・上司の方とのコミュニケーションの頻度はどうですか?
・同期の方とは仲が良いですか?

資質・能力に関する質問

企業の職種によっては、「未経験者歓迎」と記しておきながらも実際求めているのはある程度のスキルだったということがあります。
会社の仕事の中でどのようなスキルや経験を得ることができるのか。またはその会社で働く上でそもそも前提となる能力や考え方など、実際その会社でどう成長できるのかはもちろん、どのような学生が求められているのか、などを詳しくより具体的に聞くことができます。

質問例)
・新卒社員にはどのようなスキルを求めますか?
・社員の方に共通している能力やマインドはありますか?
・入社に必須なスキルはありますか?
・リーダーとして昇進するために、どのような能力が求められますか?
・・学生時代は〇〇のスキルを身につけて活動していたのですが、御社でそのようなスキルで活躍できる機会はありますか?

就活に関する質問

学生が一番気になる質問かもしれません。憧れの先輩に就活のことを直接聞くことができるのはとても効果的です。また、就活を乗り越えて志望する企業に入社した社員の方は自分の後輩であるあなたたち学生にアドバイスをすることに対してあまり悪い気はしません。適切な質問であれば、むしろ快く答えてくれるでしょう。

質問例)
・就活を進める上で軸とした選び方などはありますか?
・この会社を選んだ最終的なきっかけを教えてください。
・印象的な選考方法などはありましたか?
・他に志望している企業はありましたか?

                                           

個人的な質問

インターンに限りますが、企業の方と一対一で話す機会はなかなかありません。複数人による座談会や会社説明会などでは聞けないようなパーソナルな質問などを積極的に聞いてみてもよいかもしれません。状況に応じて少し聞き辛い質問ができるのもインターン生の特権です。業務内容とは関係ないフランクな会話をして、人の個性や働き方などを深く探ってみましょう。

質問例)
・学生時代はどのような活動をされていましたか?
→学生時代のエピソードを元に社員の個性を知る。
・〇〇さんの趣味はなんですか?
→インターンで多く接する機会があった場合のみ。
・職場恋愛はありますか?

聞いてはいけないNG質問

インターンなどで社員の方と親交を深めたからといって、なんでも聞いて良いかというとそれは違います。時に社員の方のプライドを傷つけたり、嫌味に聞こえるような捉えられ方をされてしまう可能性は十分にあります。たとえあなたが純粋な気持ちで聞いた質問でも、社員の方にマイナスに捉えられればあなたが損をします。また、ある程度の礼儀として社員の方に尋ねるまでもない質問も多くあります。紹介して行きましょう。

調べればわかる質問

質問例)
・現在、海外展開はされていますか?
・資本金はいくらですか?
・従業員数を教えてください。

企業を悪くいうような質問

質問例)
・不祥事についての質問

・よくない噂などの質問
→社員の方を困らせたり、気を悪くするような質問は極力控えるようにしましょう。

 

【番外編】逆質問への対応

上記では主にインターンシップや座談会など、比較的フランクな状況での質問でしたが、選考段階必ずと言っていいほど出会う逆質問についても解説していきます。あなたは「最後に何か質問はありますか?」と聞かれて適切な対応ができていますか?

逆質問は、特定の質問に回答するのではなく自由にあなたを表現できる機会です。
あなたがどのような人間なのか?何が得意なのか?どれほどの熱意を持って会社にエントリーしているのか?
失敗を恐れるのではなく、最後の見せ場として肯定的に準備しましょう。

まとめ

以上が、学生がインターンシップや面接で聞いておくべき質問です。インターンシップは学生にとって貴重な時間で、もしその企業に就職しなかった場合でも社会で働く方々の生の意見を拾い上げることができるのは、今後あなたの役に立つ経験となるでしょう。それは面接においても同様のことが言えます。あまり硬く意識せずにあなたが純粋に気になっていることを企業の方に聞くことが一番です。ぜひこの記事を参考にして今後の就職活動に活かしてください。