コラム/インタビュー

2019/04/16

学歴社会の終わり。これからの社会を生きる為に必要な『自分力』とは。

Aさん:「大学生です。」
Bさん:「そうなんだ。どこの大学なの?」

社会人との会話で必ず出てくるこの会話。
皆さんも必ず1回は経験したことがあるのではないでしょうか?

人によっては、「すごいね!」と褒められる人も居れば、「そうなんだ!頑張ってね!」と、
どこか気を遣われることもあったでしょう。

そんな、長くの間日本で繰り広げられてきた
学歴による社会からの格差が着々と終わりを迎えてきていることをご存知でしょうか?

いつの日か、「東京大学です!」に価値がなくなる時代が来ようとしています。
そんなとき、あなたは何で自分の価値を証明できますか?

学歴社会の終わりに待ち受ける工業化社会から知識基盤型社会への需要の変化。
そんな社会で、大切とされる「自分力」とは一体、、、

学歴社会とは

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学歴社会とは、社会的出自,本人の能力・業績・人格などに比べて学歴 (学校経歴) が職業,所得,社会的威信,社会的地位を決定する度合いの強い社会のことを言います。要するに、何かを判断する時や選抜を行うときに、個人の能力や専門性ではなく学歴が重要視されている社会の事です。よくある例が、有名大学出身の者が就職活動で有利となることです。ESでは、大学名で通過する人がいる反面、大学名で次の試験に進めない者がいます。このように、個人の能力・専門性が評価されずその人の所属や学歴、知名度などが優遇されている世の中のこと学歴社会と言います。現代の日本でも、まだまだ学歴社会の文化が根強く残っています。学歴関係なくしっかりと能力や専門性を評価している人や企業はどれほどいるのでしょうか。さまざまな差別問題が騒がれている中、学歴という差別や学歴における社会の格差を問題視している人は少ないです。実際に、学歴関係なく成功している人は、どの業界にもいます。このことからも、人を判断すべきことは、「学歴」ではなく「人」であることは間違いないと言えるでしょう。しかし、問題として母数の多い採用時や選抜時には、学歴による採用を行うのが手っ取り早いという事実もあります。何百、何千、何万人もの人を全て一人一人評価し、判断していくのには多大なる時間と労力がかかります。そういった背景もあり、現代の世の中では、まだまだ学歴採用している企業が多いのです。だが、そんな世の中も、技術の進化や時代の変化によって終わりを迎えようとしています。

学歴社会の終わり

現代の世の中は、「産業のグローバル化」や「女性の社会進出」などもあり、企業の採用基準が大きく変化してきています。その中でも最近注目されているのが「AIの進化」と「自動化」です。これまで、人の力で行われてきた計算・管理・製造などの作業は機械に取って変わられる可能性が現実味を増してきているのです。単に計算ができたり、学力が優れていたりするだけでは職を失う可能性がでてきているのです。実際に文部科学省が例挙しているこれからの社会で求められる人物像が以下の4つである。

➀当該分野の専門知識の土台となる「各分野における基礎的な知識」の徹底的な理解。
➁産業のグローバル化に伴い、多様な地域で、様々な人々と一緒に仕事をしていくための「グローバルな感覚」の素質。
③開発から商品・サービスまで、一連のバリューチェーンを俯瞰しプロジェクトを遂行していく「マネジメント力」
④学んだ知識を現場に適用し有効に活用していくための能力として、「課題発見・解決力」、「コミュニケーション能力」等、いわゆる「社会人基礎力」として括られる要素。

これを見ても分かるように、今や社会が求めているのは個人の能力・専門性に変化してきています。これは、文部科学省が唱えているだけではなく、実際に企業が選考にあたって特に重視した点(下記グラフ参照)を見てみても、同じことが言えるでしょう。今や、下位4つ中2つが学歴的能力に関することとなっています。このように現代の世の中では学歴というものの影響力が低下してきています。さらに、最近では就活サイトや就活マッチングアプリなどもどんどん増えてきており、さまざまな物が存在してきています。スポーツ経験者に特化した求人サイトや、エンジニアや薬剤師に特化したマッチングサイトなども現れています。そんな中、ついに学歴を排除し、能力を重要視したマッチングサイト(下記リンク参照)も現れたのです。企業の求める本当の人材と学歴は関係なくその能力を完全に持つ者だけが結ばれるこのサービスはこれまでの就活を覆していくサービスとなっています。誰もが平等で、個人の能力・専門性が評価される採用は、学生・企業共に待ち望んでいたものです。これがITの進化により、ついに実現されたのです。これは、今後の未来に学歴社会の終わりを意味すると言えるでしょう。自分は、何が得意で何が弱いのかを分析し、きちんと自分と向き合うことで自分を高めていけるそんな人が求められる世の中がもうすぐそこまできているのです。
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能力を重視した採用マッチングサイトはこちら

学歴採用の恐怖

とは言ってもやはり、「就職活動ではまだまだ学歴採用しているところが多いんじゃないの?」そう思っている学生や、実際にそう感じている学生も多いのではないでしょうか。しかし、よく考えてみてください。学歴による採用は本当の自分を評価してくれていての採用なのでしょうか。自分の強みや弱み・人柄や特徴・能力やコンプレックスなどを受け入れてもらえているのでしょうか。学歴による採用には、ミスマッチが多いと良く言われてます。それは、学生・企業のどちらからも言えることです。学歴によってその人を判断することは、その人をしっかりと判断しているとは言えないです。逆に学歴で判断しているということは、その人に期待しているのではなく、その人の肩書きによるイメージによって決めつけられた人物が期待されているのです。だから、よく「思っていた会社と違った」、「求められていることと、やりたかったことが違う」、といった意見が新卒の人から聞こえてくるのです。学歴を押し出す就活は決して悪いことではありません。学歴も立派な長所の一つであるのは間違いないでしょう。しかし、ここで言いたいのは学歴に頼った就活は危険であるということです。「しっかりと自分のことを評価してくれたかどうか。」充実した社会人生活を送る為のミスマッチを減らしていく秘訣はここにあります。大学名や学歴に目を光らせてくる企業には不信感を抱いた方がいいでしょう。きっとそこの会社が求めているのは、あなたという人間ではなく、企業が作りあげた仮想人間なのです。

求められるのは「自分力」

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ここまで何度も述べてきたように、これからの時代で企業が大切としていくことは、その人の能力や専門性・人柄や性格といった「自分力」です。企業によって求める人物像は様々ではあるが、個人が重要視されていくのは間違いないでしょう。「自分には、どんなことができ、どんな長所をもっているのか。」また、「自分にはこういう欠点があり、どのように克服しようとしてきたのか。」といったように自分をどれだけ分析できているのかが大切でです。1番や2番ではなく、オンリーワンが大切なのです。自分という他には代えのいない存在になることがこれからを生きていく中で重要なことであり、自分で考え判断し、自分で道を切り開いていくことが社会から求められているのです。今の時代では疑問に対しての答えをすぐに探すことができます。だが、その正解も様々だ。中には、答えが矛盾している内容のものもあります。ここにこそ、「自分力」が大切となるのです。自分の大切としている事や自分の芯をブラさずに自分の答えを見つけることができるようになることが重要ということです。頼れる時代であるからこそ、自分で生きる力を身につけなくてはならないのです。過去にすがった生き方をしていては、あなたはきっとこの先衰退していく一方でしょう。他人に操られている自分のままでは、これからの時代を生きていくことができません。なぜかというと、あなたという人の代わりはいくらでもいるし、人でなくてよくなるからです。

「自分力」の高め方

それでは、一体どのようにして「自分力」を高めていけばよいのでしょうか。その答えは、恐らく読者であるあなた自身が一番わかっているのではないのでしょうか。「何をすべきか、どうしたらよいのか。」まずは、思っていることをやるだけです。そんなの分かんないよって人は、自己分析から始めてみると良いでしょう。今では、さまざまな分析ツールがあります。いろいろとやってみた中で自分に合ったものを信じてみると良いでしょう。また、そんなツールに頼りたくないって人には、とりあえずなんでも触れてみることや友達や他人の言葉に耳を傾けることをおすすめします。自分以外の人は、自分の知らない自分を知っていることがよくあるからです。このようにして、自分のことを理解できるようになれば後は簡単です。自分を信じていくだけです。自分を信じ、自分で自分を高めていくのです。「何が必要でどうしていけば良いのか。」その為の道や行動を選択していきましょう。ときに間違えることもあるでしょうがそれもまた、自分を高める材料となります。とにかく歩みを止めない事。それが「自分力」を高める方法です。誰よりも自分のことを知っている自分になることをおすすめします。

自己分析のやりかたはこちら→ もう悩まない『自己分析』

個人が評価される時代

少し話はズレてしまいますが、個人が評価される時代とはどんな時代になるのか考えてみましょう。個人が評価される時代、それは、縛りからの解放と多様性の共存である。自己中心的な人が増え、協調性の無い人々が増えていくイメージを持たれやすいですが、そうではないと思います。「自分力」を高めた先には、人との違いを受け入れられるようになるのです。その違いを理解できることで、自分にあるものと無いものの共存が生まれ新しい価値観が生まれます。きっとそこには、今の日本には無い新しい世界が待っているでしょう。「自分という唯一無二の存在を認めてもらえる。」そんな環境こそあなたが生きていく場所であり、環境なのです。自分を高めることを止めず、成長し続ける努力をできる人間がこれからをリードしていく人となり、求められる人となっていくでしょう。

まとめ

長々話してきましたが、言いたいことは「自分らしさを大切に」ということです。他人との違いや学歴・コンプレックスなどは関係ない時代になってきました。自分が何者でどういう人間なのかを正直に認めて、話すことができる人間がこれからは生き残ります。短所を認め、克服のための施策を打てることが大切なのです。このことは、多くの経営者も口にしています。長所などは、究極を言えば今は無くても良いのです。ない状況の中でどのような行動や努力をしているのかが大切なのです。そして、これからの時代はそういった人間が評価される時代になっていきます。伝える力や話す力・考える力・越える力など人間にしかできない力はこの世にたくさんあります。ここを極めていくことができるのは自分だけです。周りに流されることのない「自分力」を高めていき、何にも変えられないオンリーワンの価値を作り上げていきましょう。