コラム/インタビュー

2019/09/29

長期と短期どっちのインターンに参加すべき?それぞれに向いている人とは

インターンは実際に就職する前に疑似的な就業体験ができるので、学生が将来を考える上でとても役に立ちます。それぞれの企業がインターンに求めるものは違い、そのためインターンの期間は1日から数年など多岐に渡ります。
また、裏を返せば、インターンの期間は、学生がインターンから何を学べるのかを示唆しているとも言えます。そのため、自分がどのような目的でインターンをするのか明確にし、それを達成するために、それぞれの特徴を知ることが大切だと考えられます。
ここでは、1日から1週間程度を短期、それよりも長いものを長期とし、双方の特徴を比較します。

短期インターンについて

短期インターンの期間は様々ですが、ここでは最も多い1DAYインターンと1WEEKインターンについて紹介します。

1DAYインターン

業界についてのグループディスカッション

企業説明、職場見学

就職や働くことに関するセミナー

などが実施され、中には2,3時間で終わってしまうものもあります。

1WEEKインターン

数日間に渡るグループディスカッションで、最終日までに答えを出し発表するものが多く見られます。テーマは、就職やその会社に関すること (例 新規事業の創出)からユニークなものまで多種多様です。

このように、短期のインターンは、実際の会社の実務ができることが少なく、労働力にならないので、給与は基本的には支給されません。

複数日に及ぶインターンでは、メンターとして学生グループに社員がつく場合もあり、社員の生の声を聞くなど、実際に現場で働く方たちとコミュニケーションがとれることが期待されます。

また、短期インターンと選考は無関係と謳っていても、インターンでの良し悪しが、採用選考に影響するケースも見受けられます。

もちろん悪い印象を与えれば、自分だけではなく、大学の名に傷をつけてしまう可能性もあり得なくありません。

人事を代表とする社員たちに良くも悪くも印象が残ってしまうことを考えて、社会人として責任のある行動しましょう

ただ、短期間で企業を覗き見できるので、複数の企業や業種を比較できるメリットがあります。希望する職種が複数ある学生や、まだ希望の職種がない学生にとって、ビジョンを明確にするために、比較をしてみるのもいいでしょう。

長期インターンについて

長期インターンの期間は数ヶ月に及びます。

これは短期インターンのメリットと異なり、数ヶ月から数年に及ぶ長期間の就業で、複数の企業でインターンをし、比較することが難しくなります。ですので、自分の希望する企業や業界をある程度見極めて置くことが大切です。

もし複数の企業で長期インターンをしたい場合には、1年生など、なるべく早い段階から動き始める必要があると考えられます。

長期インターンのメリットとして、短期インターンとは異なり、実務を任されることがあります。

つまり、企業の労働力になるので、給与が発生するのが基本です。

中には無償のインターンによって、学生の労働力を搾取するような企業も残念ながら存在します。長期間となれば、仕事を覚え、インターンの労働が生産活動に関わってきます。

また、給与があることでインターンのやる気の向上につながり、生産性や学習力がより高くなることも期待できます。

有償インターンとアルバイトの違い

同じ労働力であるアルバイトと比較すると、学生のアルバイトでは体験できないような実務体験ができるケースが見受けられます。それは、給与を貰うことが目的のアルバイトに対して、インターンは経験することを目的としているからです。例えば、営業やエンジニアなどの業務はなかなかアルバイトでは経験し得ません。

また、長期に渡る就業のなかで、社員とより近い関係で働けます。これは、仕事内容のみならず、職場の雰囲気を知ることができます。例えばどんなモチベーションで働いているのかとか、人間関係の築き方などです。働く人たちの内面までじっくりと観察することが可能です。

つまり、「何をして働くか」だけではなく、「どう働くか」を考えることができるので、自分の性質を加味して、働くことへの価値観を認識するのに有効な機会になります。

働くことに対する自分の価値観の認識はとても大切なことです。なぜなら、実際に働いてもないのに、その状況で自分がどう感じるかを想像することは困難だからです。学生時代に頑張ってきた学業やサークル活動の時の自分を知っていても、それが働いている時の自分と同じとは限りません。

またその思い込みのせいで、就職後に理想と現実のギャップを感じてすぐに退職してしまう新入社員もいます。

このようなミスマッチを防ぐためにも、長期インターンでじっくり吟味すべきなのです。

短期インターンに向ている人

就きたい職業の定まっていない人

複数の業界や企業の比較をしたい人

長期インターンに向いている人

明確にやりたいことがある人

その企業や業界のみならず、職場環境も自分に合っているのかどうか確認したい人

「インターン」は将来の自分のための貴重な機会

インターンは就業体験のできる絶好の機会で、これは学生だけの特権です。なぜなら、社会人になった後に転職することはできても、このように体験できるのは稀だからです。

学生の間にインターンをして、

・どんな企業なのか

・どんな人が働いているのか

・どんな雰囲気が自分にあっているのか

・働いている自分はどんな人なのか

を知っていき、将来設計をする手立てとして有効活用しましょう!