コラム/インタビュー

2020/05/17

【結局女子はどっちが得?!】一般職と総合職の違い

就職活動をする上で、一般職と総合職のどちらに就くかに悩む学生は多くいます。

もちろん、たくさんの職業や企業がある中で、外資系企業のように、一般職と総合職を区別しない企業もありますが、多くの大学生が就職をするであろう日系企業ではその二つの差は大きいようです。

そして、その選択で、どのくらいの時間や労力を仕事に使うかが大きく変わってきてしまいます。

特に女性にとって、妊娠出産をはじめとするライフイベントと労働のバランス、何に価値を見出し、優先するのかを考え始めることは早いに越したことはありません。

もちろん、結論を急ぐことはありませんし、転職などでいつだってシフトチェンジできますが、人生を自分らしく生きるためには、何がしたくて、何が向いているのか、常に心に止めて置くことは大事なことです。

総合職/一般職とは

総合職は、企業として維持するための基幹的な業務をする職種を指し、一方で、一般職は企業のなかでサポート役をすることが多く、そのため定型的な業務、例えば事務作業などが多く振り当てられます。

他にも総合職は、総合職(全国型)や、基幹職とも呼ばれ、

また一般職は、アソシエイト職、業務職、ビジネスサポートスタッフなどとも呼ばれます。

例外として、その二つとは別に、地域総合職という職種を儲ける企業もあります。地域総合職の特徴は、決められた地域以外への転勤なしに、総合職の業務が任されることです。

地域総合職は、他にも、総合職(特定)、総合職(地域型)、エリア総合職としても呼ばれます。

しかしながら、一般職から地域総合職に名前を変更しただけの企業も存在します。その場合、地域総合職でも、事務などのサポート的な業務しかできない場合がありますので、企業研究やOBOG訪問の際にじっくりと見極めることが必要になります。

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どうして区別されているのか

そもそも、どうして一般職/総合職が区別されているのでしょうか。

従来、「営業は男性のみ募集」だとか、「受付やお茶汲みは女性のみ募集」と、応募条件の一つに性別が組み込まれていました。
しかしながら、性差別を是正する動きによって性別によってではなく、やる気や能力、特性で個人を評価する法律が作られました。それが1986年の男女雇用機会均等法です。
それにより、男女で仕事の役割を分けることが違法になったので、総合職、一般職という職種が生まれました。

法律の制定後でも、総合職=男、一般職=女という概念が強くありました。しかし、時代を追うごとに、性別と職業が一致しなくなってきました。簡単にいうと、「男/女だから、こう働いて(もしくは働かずに)、家庭を守るためにこうあるべき」というステレオタイプに従う人が少なくなっています。

最近では総合職に就く女性は多く、さらに、一般職を希望する男性も少人数ながら増加傾向にあります。

そのために、性別というある種単純な要素ではなく、自分の適正や特技、将来設計などによって業種を選ぶことが大切です。

また、一般職/総合職の違いを加味し、それを自己分析の結果と照らし合わせることで、終業後のミスマッチを防ぐことができます。

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一般職と総合職の違い

二つを比較すると以下のような違いが挙げられます。

仕事に対する責任

先にも述べたように総合職の業務は企業に売り上げなどの面で大きな影響を与えるので、負っている責任が一般職よりも大きいです。責任が大きいので、残業や休日出勤をする可能性が大いにあり、これは総合職の代表的なデメリットです。
しかしながら、大きな仕事が任されるので、やりがいは十分に感じられ、ここに価値観を見出す人は多くいます。

責任が比較的大きくない一般職は、正社員ではなく、派遣社員やパートスタッフで補うケースが増えてきました。こうすることで人件費を削減することができるからです。それに合間ってIoT化やAIによって作業効率があがり、一般職の業務が減り、応じて、以前に比べて般職の倍率は跳ね上がっています。

給与

責任の大きさは、給与と直接的に比例します。
総合職は責任の大きい業務を任されるので、一般職よりも基本給が高く設定されています。そもそも、お金を稼ぐために働いているので、ここは見過ごせないポイントでしょう。

産労総合研究所が行った調査では、2018年度の大卒初任給は総合職で約219,000円、一般職は約191,000円と、職種により2万円程度の差があることがわかりました。初任給の時点の差はこれだけですが、長期的な視野で給与を比べると差は歴然としていきます。

昇任

昇任やそれに伴う昇給の上がり幅に大きく差が出てきます。

昇給の差は企業の売り上げにもよりますが、総合職の昇給率は一般職と比較して随分高いです。例えば、有名大企業の総合職では、30代で年収1000万円など夢のある昇給が望めるケースがあります。しかし、いくら利益のある企業であっても、一般職でこれほどの昇給の望みは薄いです。

なぜなら、サポート業務をする一般職は、評価基準が曖昧であることに対して、総合職の多くは、頑張りが売り上げなどという目に見える形で現れるやすいからです。

ですので、仕事ができて、頑張りたい人にとって、適正な評価が下されないことは大変苦痛ですし、仕事のモチベーションの低下にも繋がります。

裏を返せば、仕事の出来が、目に見えてわかる総合職の世界は弱肉強食で、成果を出さなければ出し抜かれてしまいます。

さらに、他の人からの視点を考えると、昇任でつく肩書きは、お給料よりも明確です。

なにもお金や肩書きが人間を測る指標とは言いませんが、自分の頑張りが認められている意識を保つためには手っ取り早くわかりやすい基準です。

転勤の有無

日本各地、または世界中に支部や支店がある企業に務める場合、総合職での就業は転勤を伴うことが多くあります。

先に述べたように、総合職は昇任がありますが、一つの支部に何人ものボスを置くことはできません。ですので、適材適所に人手の足りない支部に回されることがあります。昇任のような転機がなくても、一定期間で各地の支部を転々と社員に渡り歩かせる企業もあります。

入社する時点で、企業の示した転勤の有無には同意することになります。相当な理由のない限り、転勤の指示に反対することは難しいと考えられます。それでも嫌なら、転職をするしかありません。

つまり、一般職では、今ある人間関係から物理的に離れるリスクが極めて低いというメリットがあります。家族や友人関係に価値を見出すことができ、同時にプライベートの時間を充実させることができます。

ここまで、責任、給与、昇任、転勤の4つの観点から総合職と一般職の違いを述べました。

総合職はバリバリと働き、一般職はもう少し気軽に働けるという印象を持ったかもしれません。

しかしながら、一般職のデメリットを考慮すると、一般職が総合職よりも「楽」だとは必ずしも言えないのです。

ですので、一概にどちらのがより良いとは言えず、自分の特性や将来設計を吟味して二つを選ぶ必要があります。

それぞれの業種に向いている性格

では、どのような人がそれぞれ一般職/総合職に向いていると言えるのでしょうか。

総合職に向いている性格

総合職に向いているのは、自分の働きで企業や社会に大きく貢献したいという人です。

言わずもがな、総合職に課せられる責任を全うして、さらに出世をするには、向上心が必要不可欠です。もっと貢献したい、認められたいと自分を奮い立たせることができる人が向いています。

次に、内勤でうちに篭るよりも、外勤で様々な人に出会いコミュニケーションをとりたいと思う人です。

総合職の中には人事や経理のような内勤もありますが、基本的に外勤は総合職でしかできないことです。

人見知りをしないなどコミュニケーション能力に自信のある人、自己表現が得意で、断られても感情的になったり、心が折れたりしない精神的な強さを持っている人が向いていると言われています。

一般職に向いている性格

一方で、一般職では、定型的な業務を毎日することになり、さらに、一日8時間も机の上で過ごすこともザラです。コツコツ業務をこなす忍耐力のある人が向いていると言えます。

また、一般職だからといって、コミュニケーション能力が不必要なんてことはありません。サポート役として他の社員に柔軟に対応できる、総合職とは異なったコミュニケーション能力が必要とされます。内勤が多いので、限られた人間関係の中にいることが多く、複数の社員に気を配ることが求められます。
長期的な目線でチームの仲を円滑にできるような柔軟性や対応力を持った人が向いているでしょう。

また、上でも述べたように一般職の昇給は大変緩やかです。実家から通えない場合は家賃などの生活費が多くかかります。それでも文句を言わずに倹約的に生活できる自信があることをお勧めします。

それでも、総合職の大変さについていけるのか、一般職で満足できるのか、と悩む学生は多くいると思います。もちろん、まだ働いたことがないのだから当たり前です。

一般職と総合職は選考時期が異なることがありますので、どちらも受けてみてどのように自分が評価されるのかを試してみてもいいと思います。しかし、総合職と一般職どっちつかずの志望理由になってしまうデメリットもありますので十分注意してください。

さらに、企業の中には、一般職と総合職を転換できる制度を設けている企業があります。

例えば、一般職で入社しても、総合職につくための試験や昇任試験に合格して、総合職としてより大きな仕事が任せられるようになるケース

反対に、総合職で入社後、想定外のライフイベントで職場に長時間拘束されるのが難しくなり、一般職に変えるケースなどがあります。

長期的な就労を考える上で、企業がどれだけ自分に寄り添ってくれるのかを考えてみてもいいかもしれません。

それぞれの業種と家庭生活

就業においての男女の役割の境目が曖昧になってきているということは、プライベートの過ごし方も人それぞれになっています。

しかしながら、結婚や子供を望まない人が増えているとはいえ、家庭を築くことは多くの人にとっての憧れと言えます。

では、多くの時間をプライベートに割くことができる一般職に就く方が、または一般職の妻を持つことが、結婚生活や子育てをする上で有利と言えるのでしょうか。

従来の性別での社会的役割では、女性は家庭に入ることが理想とされ、三歳児神話(子供が3歳になるまでに受ける愛情が人格形成に大切)の間違った認識も強く根付いていました。

ですが、一般職、総合職どちらの業種を選んでも、子育てに参加することは可能です。

ほとんどの企業で仕事と家庭を両立するための制度があり、総合職でもそのような福利厚生を受けることはできます。職場に保育園が併設されている企業もあり、少子化対策も合間って仕事と家庭のバランスを取ることが昔に比べて簡単になっています。

しかし、子育てへの貢献の仕方が異なります。

転勤や残業のない一般職は、子育てに多くの時間をかけることができます。子供を長く保育園に預けなくて良いので経済的なコストがかからない他、たくさんの思い出を築くことが可能です。子供に寄り添って成長を見届けることができます。

総合職は給与が一般職より上回るため、経済的な余裕を持つことが可能です。大学に進学して当たり前の時代ですし、塾や習い事、留学など子供の教育費を惜しまずにやりたいことをやらせてあげることができます。

さらに、男性の育児参加も頻繁に行われるようになってきました。いわゆるイクメンの出現です。
一般的に、男性が育児休暇を取ることは多くの企業で未だ難しい状況ですが、一部の先進的な企業では男性の育児休暇取得が推進されていますし、これが当たり前になっていくことが予測されます。

つまり、総合職につく女性でも、仕事と家庭の両立が望めますし、家庭への貢献の仕方が異なるだけで、どちらがより良いということはないのです。

一般職か総合職、迷ったら就活エージェントに相談しよう

一般職と総合職とでは、業務内容や、仕事のスタイルが異なることが分かりましたか?
どちらの職種の方が良い、ということはなく、自分の希望する働き方に合わせて選択することが重要です。

そうはいっても、自分ではどのような働き方をしたいのか、どんな業務に携わりたいのか分からない、という方も少なくないはずです。
迷っている方は、自分一人で考えていてもなかなか答えは見つからないので、第三者に自己分析を手伝ってもらい、マッチする企業や職種を紹介してもらえる、就活エージェントを活用することがオススメです。

就活エージェント「キャリアチケット」は、個々人の希望に合った企業の紹介や、就活状況に合わせたサポートをしてくれます。
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