コラム/インタビュー

2019/05/09

モチベーショングラフを活用して自己分析しよう!!

就活を始める際には「自己分析が大切!」とよく言われるもので、この自己分析は〝自分がどのような職種に向いているか?〟を軸にした上で、就活全体でのやる気・覇気につなげることができます。

就活ではまず印象が大切で、初めて出会う面接官や企業関係者に対し、「自分にはこんな能力がある」というアピールを徹底して伝えることが大切です。

そこで自己分析・モチベーショングラフが役に立ちます。自己分析を土台にした上で、自分の能力・魅力のアピールの方法を明確にできるのです。

就活に臨む際には、ぜひこの「自己分析を土台にしたモチベーショングラフ」を活用してみて下さい。

自己分析をして仕事分野を特定する

就活における自己分析というのは、ひとえに「自分がどの仕事分野に向いているか?」という点を明確にさせる場合に使われます。

その上でいろいろな職種を並べておき、実際に自分がその職種に就く際に実力を発揮できる〝こだわりのポイント〟をあげていきます。

ここは簡単に「どんな仕事が好きか・興味があるか」といった基本的なセレクトでかまいません。とにかく仕事選びで求められる自分の活躍場所を、実際のワークフィールドに置き換えて考えてみましょう。

この場合に役立つ自己分析法として、「半年後の自分の姿」を思い浮かべてみることが勧められます。

たとえばIT業界に興味があるとして、その業界に飛び込んだ自分の半年後の姿を思い浮かべるとき、実際にその仕事を続けられているかという点に着目して下さい。

そこでイメージが付かない場合は向いていない可能性があります。逆に楽しんでその仕事ができている場合は、その仕事に向いている可能性があるでしょう。

つまりこの場合は「自分の仕事に対する価値観」を見つめ直すことになり、本当にその仕事に就きたいかどうかを再確認するステップになります。

このように自分と特定の職種との関係を追究していく作業が、そのまま自己分析につながります。

これまでに集中できた物事を見直す

就活というのは、その後の人生の転機を図るための重要な場面となり、自分の生涯をかけて従事していく大切な仕事を決めるステップになります。

〝自分に最適の仕事〟を見つけ出すためにも、まずそれまでに自分が集中できた物事・趣味などをピックアップしておき、その中から仕事に置き換えられるものを見つけてみましょう。これだけでも就活時の仕事選びには十分役立ちます。

この場合、わかりやすい形で集中できた物事や趣味をピックアップしてかまいません。あまり深く考えていると、そのせいで色眼鏡が付いてしまい、本題から外れてしまうことがよくあります。

単純に「これには没頭していた」と思えることを自分の経験から見つけ出し、それを何点かあげておきましょう。

自分の能力・ウリをわかりやすく他人に伝えられる

先述のように「自分の得意なこと・集中できたこと」をピックアップした後は、その物事・趣味に集中していた自分を思い出し、自分がそのときどんな能力を発揮できていたのかを確認しましょう。

そしてその能力を他人にわかりやすく伝えられるよう準備しておくことが大切です。

これは就活時のESへの記入や面接などで、直接役立つ点になるので大事なことです。

自分はこんな仕事ができる、その仕事をするときにはこのような能力を発揮できる、といったことを具体的にアピールできるステップになるため、この点をしっかり明確にしておけば、就活時の大きな土台づくりになるでしょう。

客観的に自分を見つめる

自己分析をする際には必ず「客観的に自分を見つめること・見直すこと」が大切です。

先でも少し触れましたが、あまり自分のこれまでについて考えすぎることで色眼鏡(偏見)を自分に付けてしまい、かえって自分をごまかしてしまう傾向がよくあります。

まずは自分の現在のあり方を素直に見つめ、客観的な評価をしてみましょう。

自分がそれまでにどんなことに努力できたか・継続できたか・集中できたかという点を反省し、その上で「自分のモチベーションを引き上げてくれたこと」をピックアップして下さい。

自分を継続的に努力させてくれた物事が「自分に向いている仕事」であり、その経験をそのまま就活に生かしてみるとよいでしょう。

モチベーショングラフの具体的な作成方法

さて、先述までの内容を踏まえておき、実際に「モチベーショングラフ」を作成してみましょう。

モチベーショングラフの作成で大切なのは、自分の経験・自分が集中できた物事のピックアップ・今後に生かせるビジョンの見定めです。これらをできる限り思い出してみて下さい。

【モチベーショングラフの基本的な項目】
・幼少時に好きだったこと
・小学生時に没頭していた趣味
・中学校時に得意だったこと
・高校時での得意科目
・大学で打ち込んだことや趣味
・受験時に継続できたこと
・どうやって気持ちを切り替えていたか
・子供の頃にどんな夢を持っていたか
・昔からずっと継続できているものは何か

まずこんな感じで各項目を用意しておき、それぞれについて簡潔に記録していきましょう。

そしてその際に、「自分はなぜそのことが好きだったのか?」「どんなふうに気持ちを切り替えていたのか」「どうやってモチベーションアップにつなげていたのか」などを確認する形になります。

昔の自分があって今の自分があるので、それらの経験は確実に就活している今の自分につながっているものです。

つまり「自分」をデータ化してみることで、今の自分がどんな人間かということを確認し、その上で、自分に見合った仕事分野を選ぶ形になるでしょう。

「自分史」を参考にして今後の自分の進むべき道を模索し、漠然とした仕事へのイメージを明確化していく作業になります。

この際、自分への評価には必ず客観的な視点が必要です。

「自分がどんな人間か」を親しい人に聞く

身近な人に自分の印象をまず聞き、自分がどんな人間に映っているかを確認することも大事です。

先述の「モチベーショングラフ」の作成にしても、どんなに客観的な視点を意識しても、必ずと言ってよいほど主観的なイメージが含まれています。

やはり完全に客観的な評価を試みる上では、他人に自分のイメージを直接聞いてみるのが一番です。

そこで確認できた自分のイメージから、自分にはどんな印象があり、またどんな特技があるように見えているかをチェックしてみて下さい。

その他人からの印象・能力評価を基準にしてみて、就活時の仕事選びに生かしてみるのもよいでしょう。

ただしこの場合、自分が本当にやりたい仕事を想定する上では別の評価となるため、あくまで参考程度にとどめておくことが大切です。つまり他人からの評価を鵜呑みにせず、1つの意見として受け止める必要があります。

いろいろな職種との相性を考える

インターネットを活用して、自分に向いていると思える仕事をできるだけ多く探してみて下さい。

その検索で取得した仕事の情報から、自分のモチベーションアップにつながる職種を探すことになります。

「世間ではこんな仕事が用意されている」という一応の目安がわかれば、それに向けてモチベーションが上がり、またその企業に就職するための具体的な対策が立てられるでしょう。

この場合は現実的な観点をもってモチベーションアップにつなげる方法になり、比較的、就活に即席の形ででも役立つ〝目標づくり〟になります。

ネットで紹介されている「就活準備ガイド」を活用し自己分析して、そこで得られた回答をそのまま就活に生かすこともできます。

・決断力
・自己信頼
・現実思考
・感受性
・独創性
・慎重性
・受容力
・高揚性
・継続力
・俊敏性
・能力と仕事とのバランス

だいたいこれらの項目を診断し、それを軸にして、自分が現在どの仕事に向いているか・能力的に強みを持っているかといった点を明確にしましょう。

少しでも興味がある仕事をピックアップ

いろいろな情報から仕事選びをする上で、お気に入りの仕事があった場合・少しでも興味を引かれる仕事があった場合には、迷わずその職種をメモしておきましょう。

だいたい10項目くらいの職種を並べておき、その中から自分が「これならやれる!」「この仕事なら継続できる!」と思ったものを、消去法の形でピックアップしていきます。

自分に向いている仕事を研ぎ澄ませる形になりますが、これも就活時でのモチベーションアップには有効な方法になるでしょう。

たいてい多くの就活生は、自分に向いている仕事を探す際、漠然とした理想・イメージしか持っていません。その漠然とした部分を消去法ではっきりさせていき、できるだけ自分に最適な仕事を選び出すことを目的とします。

この際、「続けられる仕事」に注目しましょう。

どんな仕事にしても、それが継続できなければ意味がありません。そのために自分の性格・能力と仕事との相性やバランスを図り、生活支援の土台となってくれる仕事を選んでおくことが大切です。

気分転換も大切!

ずっと就活に没頭していると、どうしても考え方やアイデアの出し方が煮詰まってきて、何をやっても上手く行かない・やる気を出せない場合も増えてきます。

こんな場合は、気分転換が大切です。一度その就活から離れて立ち止まり、自分の今のあり方を見つめ直すことが必要です。

この気分転換によって、それまで思い付かなかった、まったく別の進路が見えてきたりもします。

この場合は気分を楽にしてリラックスすることに専念し、散歩へ行ったりドライブしたり、とにかく今の生活を楽しむことに徹してみましょう。

中国のことわざにもありますが、煮詰まったときこそ「離(り)」が必要で、自分が今どんな環境にあってどんな問題にぶつかっているかを、冷静に確認することが大事になります。

モチベーション(心のやる気)というのはたとえ落ち込んでも、時間が経てば必ず直るものです。

その直るまでの間をクヨクヨすることなく、次のモチベーションアップがやってくるときまで楽な姿勢で待ってみましょう。

本当に落ち込んだとき、そのモチベーションは自分で引き上げようとしても無理です。

つまり、モチベーションアップを図るタイミングは、〝やる気を出すとき〟と〝気分転換〟とのバランスによって訪れるのです。

自己分析で着実にモチベーションアップにつなげよう!

就活時の自己分析というのは、まず「自分と仕事の相性」を見極め、その上で「継続できる仕事」を選び出すことに生かされます。

就活時に出会った仕事の中に、自分に向いた仕事がない場合、いくら努力してみてもそのモチベーションが上がらないのは自然なことです。

ですから確実に「自分に合った仕事」と出会うまでは、このモチベーションアップ法をしっかり身に付けておくことが肝心なのです。

自分の価値観・個性・能力・性格などをきちんと把握しておき、いざ自分に最適な仕事が見つかったときには、そのときこそモチベーションを最大限にアップできるよう準備しておきましょう。

そのためにもここでご紹介したような自己分析法や、またネットで紹介されているいろいろな分析法・モチベーションアップ法などを活用し、自分にとって最適の仕事選びを着実に進めていける方法を見つけて下さい。