就活コラム

2020/11/30

冬採用の就活で就職できる?特徴や対策をまとめてご紹介

「内定は持っているけど、内定先への納得度が低い」

「公務員に絞っていたのに試験に落ちたので、ない内定状態だ」

「留学や部活で就活の開始が遅れてしまった」

このような人は、今後どのように動くべきか悩んでいるのではないでしょうか。そして冬採用に向けて動き出したいと考えていると思います。

就活は一般的に10月の内定式をもって完了となる場合が多いですが、企業によってはそれ以降も採用を継続しています。

本記事では冬採用とは何なのかや採用スケジュール、注意点、探し方のポイントなどを、2019年に冬採用を実施した企業例も交えながら解説していきます。ぜひ最後まで読んで冬採用の特徴をとらえ、対策を立てていきましょう。

冬採用とは

まずは冬採用とは何かについて解説していきます。

採用活動は時期によって大きく4つに分けられ、それぞれ4~6月の春採用、7~8月の夏採用、9~11月の秋採用、そして12~3月の冬採用と呼ばれています。

就活は基本的に3月の情報解禁から説明会や面接を踏まえて、10月の内定式で正式に内定となるので、冬採用は通常よりもかなり遅れたタイムラインの就活です。

冬採用をしている企業はどんな企業?

では冬採用を実施しているのには、どのような企業があるのでしょうか。

ここからは冬でも採用活動を行う企業の傾向を解説していきます。

内定辞退された企業

1つ目は内定辞退された企業が冬採用を実施する場合です。

企業は例年の様子から、内定辞退者が一定数出ることを想定して少し多めに内定を出します。しかしその想定以上に辞退者が出た場合には、冬採用を実施するのです。

このような状態になるのは、中堅企業が多い傾向にあります。大手企業の滑り止め的な扱いを受けることが多いためです。

内定者の動向は読み切れないので、想定を上回る辞退者が出てしまうこともあります。裏を返せば、内定辞退者が多いからといって、決してブラック企業や何か問題がある企業とは限らないので、その点は安心して良いでしょう。

就活後発組を戦略的に狙っている企業

2つ目は、部活に注力していたり留学に行っていたりして就活後発組となってしまった人たちを、戦略的に狙って採用を実施する場合です。内定辞退者が多かったという理由とは異なり、こちらの場合は非常に戦略的な冬採用といえます。

留学など他機会に熱中していたり、国家公務員に絞って就活をしていたりしたため就活後発組になったものの、高いポテンシャルを持っている学生はいます。そういった学生に狙いを絞って、冬採用の枠を設ける企業もあるのです。

2019年に冬採用を実施した企業例

ここからは、実際に冬採用を行っていた具体的な企業はどこか、大手・中小まとめていくつか紹介していきます。誰もが知る有名企業からニッチな産業の企業もありますが、共通して言えるのはいずれも難易度は高いということです。

通年採用をしている企業でも冬採用の枠を多く設けている場合は少なく、あくまで限られたわずかな枠を競い合う必要があるというのは、覚えておいてください。

楽天
ソフトバンク
リクルート
メルカリ
サイボウズ
サイバーエージェント
富士通
PwCコンサルティング
ユーグレナ
ネクストビート

冬採用の選考スケジュールと特徴

さまざまな事情により冬採用の選考を受けようと考えている人もいるでしょう。

そこでここからは、冬採用のスケジュールと特徴を解説していきます。しっかりと理解を深めて選考に臨んでください。

選考期間が短い

冬採用は選考期間が短いという特徴があります。12月にもなれば企業は翌年の構想もし始めるため、少しでも早く人数を確定させたいと考えます。そのため夏採用のように間隔を空けず、短期間にどんどん面接を重ねて行くのです。

期間が短いのは面接の間だけではありません。もし内定を獲得したら、承諾までの間も短いので注意しましょう。上で述べたように企業は早く人数を確定させたいため、内定承諾も早めにもらいたいと考えるのです。

就活ナビサイトがあまり役立たない

就活ナビサイトがあまり役立たない点にも要注意です。

各企業は夏採用に合わせて就活情報を掲載しているので、サイト上に企業名があったとしても募集を終了している場合がほとんど。そのため就活サイトを利用して冬の選考を受けようとしても、効率が非常に悪いのです。

スケジュールが変動しやすい

スケジュールが頻繁に変動するのも冬採用の特徴といえます。繰り返しになりますが、冬採用の枠は非常に狭く、かつ選考期間も短くなっています。「あと一人決まったら選考終了」という状況などもありえますし、採用状況は絶えず変化していくため、スケジュールが変動しやすいのです。

スケジュールの変動は日程調整の面で大変にはなりますが、それだけ狭い枠を競うのが冬採用。面倒くさがらず変動に対応していきましょう。

冬採用を狙う人が気をつけるべきこと

冬採用を狙う人は気を付けるべきことが3つあります。すべてチェックして、事前に対策をとっておきましょう。

秋冬に就活をしている理由を答えられるようにする

1つ目は、秋冬に就活している理由を答えられるようにすることです。

秋冬は、通常の就活生は就活を終えてしまっています。そのような状況でも就活を継続しているのは、いわば「訳アリな学生」ではないかと企業は疑うので、必ず面接で質問されるでしょう。

留学などのやむを得ない事情で秋冬に就活している人は、正直に理由を伝えつつ、なぜ就活以外の活動に時間を割いてきたのかの背景まで伝えられるとアピールポイントにもなりますね。

一方で就活がうまく行かなかったから仕方なく就活を継続している人は、「今の内定先に満足できず、もっと自分を高められる企業にチャレンジしたい」など、前向きな印象を与えられる表現を工夫しましょう。

焦って企業を決めない

2つ目は、焦って企業を決めないことです。

ここまで冬採用はスケジュールがタイトでスピードが大事だと伝えてきましたが、焦りは禁物です。就活生側が早く内定を獲得したいのと同様に、企業側も早く採用枠を埋めて採用活動を終わらせたいと考えています。

お互いが焦ったまま選考を続けていると、ミスマッチに気が付かないまま内定という可能性があります。スピード感は大事ですが、社風や条件が希望に合致しているのかは吟味して、最終的な決断をしましょう。

就活ナビサイトのみを頼りにしない

3つ目は、就活ナビサイトのみを頼りにしないことです。

上述のように、冬採用に対応している就活ナビサイトは多くありません。このような状況で1人で就活を頑張ろうとしてナビサイトにかじりついても、なかなかうまくいかないでしょう。

冬採用の選考を受けるなら、ナビサイト以外のサービスを利用した方が効率的です。おすすめのものを次の章でご紹介します。

冬採用をしている企業を見つけるには

ここからは、ナビサイト以外の冬の選考に使える就活サービスを紹介していきます。どんどん登録して、活用していきましょう。

就活エージェントを使う

1つ目のおすすめ就活サービスは、就活エージェントです。

就活エージェントは、自己分析のサポートやES添削、面接練習といった選考対策を無料で行ってくれるサービス。選考対策だけでなく、独自のパイプがある企業を紹介してくれるのも、就活エージェントの魅力です。

冬採用を実施している企業はあまり多くありませんが、就活エージェントを活用すれば募集を継続している企業がすぐに見つかる可能性が高まります。学生期間が残りわずかで焦る気持ちを和らげるためにも、ぜひ登録して面談を受けに行ってみましょう。

ここで編集部おすすめの就活エージェントを2つ紹介します。

1つ目はJobSpringです。このサービスの魅力は、最初の最初の面談から内定の獲得まで親身に寄り添ってくれる一貫したマンツーマンサポートです。また担当についてくれるキャリアアドバイザーの質もよく、数あるエージェントサービスの中で1番人気なので早めの登録と面談がおすすめです。

2つ目はキャリアチケットです。キャリアチケットの特徴はアドバイザーとAIを併用した自己分析サポートです。AIを駆使することでより客観的な分析が実現でき、その成果としてキャリアチケットを活用して就職した人の早期離職率は0.1%という驚異の数字が出ています。自己分析に不安のある人はぜひ登録して面談を受けてみましょう。

逆求人サイトを使う

2つ目のおすすめ就活サービスは、逆求人サイトです。

逆求人サイトは通常の就活の形式とは異なり、学生がサイト上に情報を登録し企業から声をかけてもらうサービスになっています。企業から声をかけてもらえるので、冬採用を継続している企業を探す手間が省け、効率的な就活が実現できます。

編集部のおすすめとして、Offerboxを紹介します。

Offerboxは逆求人サイトの中でも1番人気のサービスです。日本全国7,000社以上の企業が利用しており、大企業からベンチャーまでさまざまです。業界もメーカーや金融、商社など多様になっています。

自己分析のサービスなども充実しており、利用して損はないのでまずは登録から始めましょう。

大学のキャリアセンターに相談する

3つ目のおすすめは、大学のキャリアセンターを活用することです。各大学にはキャリアセンターといって所属学生の就活サポートをしてくれる施設があります。

企業は就活エージェントのような民間サービスだけでなく、実は大学にも求人の依頼を出しています。ですからキャリアセンターに話をすれば、いくつか求人を紹介してくれるはずです。大学内にあるので行きやすさも魅力ですね。

まとめ

今回は冬採用について解説してきました。

冬採用はやむを得ず実施している企業と、戦略的に行っている企業がありますが、全体数は多くありません。そのため企業探しから、なぜ冬採用をしているのかの情報収集が非常に重要です。

冬採用は、とりわけ一人での就活が難しくなります。だからこそ、今回紹介したような就活サービスを積極的に活用して、冬の選考を勝ち抜いていきましょう。