就活コラム

2020/10/09

早期内定を獲得するには?選考時期や実施企業、おすすめの方法をご紹介

「早期内定を獲得して、今後の就活を有利に進めたい!」

そう思う方も多いと思います。

実際に早期内定の獲得は、その後の就活の成否を大きく左右します。この記事を読んでいるということは、少なからず早期内定に関心があると思われますが、その姿勢は非常に大切です。

本記事では早期内定とは何かと企業がそれを出す理由、早期内定を獲得する選考ルートや方法、早期内定を出す企業や業界について解説していきます。記事を読んで早期内定について知り、後悔のない就活を実現していきましょう。

早期内定とは?

早期内定とは、その名の通り通常の就活タイムラインよりも早く、企業が内定を付与することを指します。

一般的には経団連の定めたルールに則って、3月から募集要項や就業条件といった情報の解禁、6月から選考開始(内々定付与)、10月の内定式をもって正式に内定、という流れになっています。

一方で早期内定のは、このタイムラインよりも前に採用活動を開始し、6月以前に内定を付与するという意味です。早い所では、前年度の段階(22卒なら2020年の冬頃)に内定を出すところもあります。

なぜ企業は早期内定を出す?

企業が早期内定を出す理由は、優秀な学生の早期獲得のためです。

就活の期間中、企業は自社の将来を支えるような人材の獲得を目指して採用活動を行います。ベンチャー企業や中小企業は、他社と同時に開始してしまうと、大手有名企業と比較されて就活生から断られる可能性が大です。

また一般的な就活タイムラインは、あくまで経団連が定めているだけ。経団連に所属していないベンチャー企業や外資企業は、日系大手企業にとられる前にいち早く採用活動を始めて、優秀な人材を確保しようとします。つまり、将来の会社を支える優秀な人材を獲得するためなのです。

早期内定の選考ルート一覧

早期内定とは何かを解説しましたが、ではどうすれば獲得できるのでしょうか。

繰り返しになりますが、早期内定はその後の就活をうまく進められるかどうかに大きくかかわります。早期内定に向けてどのように動けばいいのかを知っておくことはとても重要です。

そこで、ここからは早期内定を獲得するための選考ルートを解説していきます。

リクルータールート

1つ目はリクルータールートです。これはリクルーター面談を指します。

実際に現場で働く社員と面談し、そこから採用につながる裏道ともいえる選考ルートです。リクルーターとは実際に現場で働く社員であると同時に就活生と個別の面談を担当する人を指しており、面談を通じて一緒に働きたいと思えるのかどうかを確認します。

なぜこの方法が裏道といえるのかというと、この面談が始まるのは一般的なタイムラインよりもずっと前で、且つ学生側は企業に選ばれて初めて面談を受けられるからです。企業が学歴やインターンの様子から優秀と判断した人に対し、「面談を受けてみませんか?」といった電話をかけることで初めて面談を受けられます。

まず面談の対象になるのも難しく、さらにリクルーター面談は多い時には合計10回ほど行われることもあり、実質的には毎回が選考とも言えるため気が抜けず大変です。

しかしこのルートであれば、大企業から早期内定を獲得できる可能性が大いに高まります。

インターンルート

2つ目はインターンルートです。

インターンにはさまざまな時期や期間のものがありますが、中でも夏の短期インターンは特に早期内定の獲得に重要です。

この短期インターンは、多くの場合3日間~5日間に渡って開催されます。ワーク中の議論の発言内容や取り組む姿勢、休憩中の社員との雑談など多くの点から評価され、評価が高ければ早期選考への招待があります。
また、上述したリクルーター面談の対象となる学生が、インターン参加者の中から選ばれることもよくあります。

企業によってはインターンからのルートしか採用枠がない場合もあるので、興味のある企業が開催している際には積極的に参加しましょう。

就活イベントルート

3つ目は就活イベントルートです。

先ほど紹介したインターンシップは各企業が独自に実施しますが、就活イベントは就活を専門に扱う企業が実施し、一度に複数の企業と就活生が集まれるようになっています。

こうしたイベントを通じて早めに採用枠を埋めてしまおうという企業もあるので、関心のある分野に特化した就活イベントや、興味のある企業が出展しているものがあれば、参加すべきです。

編集部のおすすめを1つ紹介しておきます。それはMeetsCompanyの運営するイベントです。年間1,500回以上開催されているため予定が合わせやすいだけでなく、履歴書1枚で最大8社と交流するチャンスがあります。就活を効率的に進めるにはもってこいなので、ぜひ一度参加してみましょう。

エージェントルート

4つ目はエージェントルートです。

エージェントとは就活のプロで、自己分析の手伝いやES添削、面接練習など就活全般のサポートをしてくれます。さらにそれだけでなく、企業の紹介もしてくれるのが魅力です。

エージェントは企業と独自の繋がりを持っており、専用の採用枠を設けている場合もあります。もし紹介された企業が希望に合致していたならば、そのルートに乗って選考を受けましょう。通常よりも早期内定を貰える可能性がグッと高まります。

ここで編集部おすすめの就活エージェントを2つ紹介しておきます。

1つはキャリアチケットです。キャリアチケットは就活生から1番人気のエージェントです。最初の面談から内定獲得まで、マンツーマンでサポートしてくれる手厚さが評判の要因。早期内定を目指したいが何から始めたらいいのかわからないという人は、とりあえず登録して面談を受けてみましょう。

もう1つはJobSpringです。通常のエージェントは担当者との面談のみで進めますが、JobSpringではそれに加えてAIも活用した自己分析サポートがついています。AIと併用することでより客観的な分析が可能となっていますので、自己分析に不安のある人はぜひ利用してみましょう。

逆求人サイトルート

5つ目は逆求人サイトルートです。

逆求人サイトとは通常の就活の形態とは逆で、就活生が逆求人サイトに自己PRやガクチカを掲載し、企業はその情報を見て就活生にオファーしていく仕組みです。

逆求人サイトは1年を通して利用可能ですので、まだ利用者が少ない早い段階から活用しておけば、早期内定を獲得できる可能性はグッと高まるでしょう。通常選考が始まる前に登録しておくのがポイントです。

逆求人サイトについても、編集部のおすすめを紹介しておきます。

おすすめの逆求人サイトとは、ずばりOfferBoxです。この逆求人サイトは就活生の3人に1人は利用しているほどの人気サービスになっており、利用企業は上場企業からベンチャー企業までさまざまで、計7,200社以上の人気サイトです。オファー受信率も93.6%あり、かなり高い確率で企業に声をかけてもらえる優秀なサービスといえます。

外資系企業

6つ目は外資系企業です。

外資系企業に関してはルートがどうこうというより、そもそも選考が始まる時期が他業界よりもかなり早いので、早期内定しか進む方法がありません。
外資系企業は、文字通り日系企業ではないので、経団連のタイムラインに従うケースはほぼ見られません。そのため、外資系企業に興味のある人は、2年生の後期には選考のスケジュールを確認し、早め早めの行動を起こすようにしましょう。

早期内定が出る業界と時期

業界によって早期内定を出す時期は異なります。ここまでの説明で想像は付くと思いますが、当然ながら外資系企業やベンチャー企業には早期内定を出すところが多くあります。

ここからはより詳しく、時期ごとに早期内定が出る業界を見ていきます。

【9月】外資系戦略コンサル

外資系戦略コンサルは、多くの企業が9月の段階で内定を出してしまう傾向にあります。そのためエントリーの締め切りは6月頃となっており、かなり早いうちから就活に取り組んでおく必要があるとわかります。

またどの企業も採用人数が10~30人程度で、非常に狭き門です。外資系戦略コンサルの企業に進みたいと考えている人は、遅くとも大学2年生の頃には対策を始める必要があります。

【企業例】
ベイン・アンド・カンパニー
ボストン コンサルティング グループ
マッキンゼー アンド カンパニー

【10月】外資系総合コンサル

外資系総合コンサルも内定を出すのが早い業界として挙げられます。

多くの外資系総合コンサルの企業は、ほぼ夏のインターン参加者からの採用しか実施しません。つまり8月や9月から就活を始めようとしても間に合わないのです。

また早期選考を受けるには必須の夏のインターンですが、参加難易度はかなり高め。まずはインターン参加のための対策を十分にして、参加が決まった後からインターン中のアピールやその後の選考について考えていきましょう。

【企業例】
アクセンチュア
デロイト トーマツ コンサルティング
PwCコンサルティング

【10月】外資系メーカー

外資系メーカーも秋には内定が出るので要注意です。

基本的なタイムラインや採用方法は外資系総合コンサルと似たような形式になっていますが、広い視野や考え続ける体力が求められます。与えられた課題について足りない情報を集め、3~5日間同じテーマについて考えるのはいきなりやろうとしても難しいこと。

日頃から考える癖を持つようにしたり、過去の選考体験談から対策を練ったりするのがポイントです。

【企業例】
P&G Japan
ユニリーバ・ジャパン
日本ロレアル

【12月】外資系金融

外資系金融企業は12月に内定が出るので、他の外資系より少々遅めですが、油断してはいけません。

8~10月に説明会が開催されます。説明会と言っても、立食形式の懇親会です。社風や業務内容を理解する機会であると同時に、社員から顔を覚えてもらうチャンスでもあります。

そのイベントに参加している社員が面接官として現れる可能性も高いので、積極的にコミュニケーションを取っておきましょう。

また、一般的なWebテスト以外にも、英語面談や業務理解を問う質問が来るので、十分に対策の時間をかけて取り組むのが重要です。

【企業例】
モルガン・スタンレー
J.P.モルガン
ドイツ銀行

【12月】メガベンチャー

12月頃になると、日本の企業も内定を出すようになります。

最初に動くのはメガベンチャーといえるでしょう。メガベンチャーとはベンチャー企業の中でも企業規模の大きなところを指します。これらの企業は、日系企業への就職を希望する優秀な人材を獲得するためにいち早く採用活動に動きます。

近年では日系大手企業よりもベンチャー企業の方が待遇が良かったり成長が見込めたりすると評判になり、人気上昇中です。それに伴い就職難易度もどんどん上がっているので、興味のある人は早めに対策を練りましょう。

【企業例】
メルカリ
楽天
DeNA

【1月】ミドルベンチャー

年明けごろになると、ミドルベンチャー企業も内定を出すようになります。

ミドルベンチャーはメガベンチャーより企業規模は小さいものの、他のベンチャー企業よりは成果を残しているような企業を指します。

このあたりの企業は夏のインターンからの採用ルートと同時に、説明会→ESという一般的なルートでの採用活動も開始し、ともに年明けには内定が出るようなタイムラインです。

【企業例】
レバレジーズ
LINE
Visional

【5月】広告代理店

広告代理店は、日系大手企業の中では一足早く内定を出す傾向にあります。

これまで紹介してきた外資系企業やベンチャー企業と比較すると遅く感じるかもしれませんが、多くの日系大手企業よりは早い業界です。

また夏のインターン参加者の中には一部、内々定通知を3月までに出す場合もあるそうですが、一般的な選考ルートを通っても5月中には内定が出ます。他の大手企業の直前にはなりますが、それでも早期内定を獲得して安心してその後の選考に臨めるという意味では、価値があるでしょう。

【企業例】
電通
博報堂DYグループ

【6月】一般的な企業

一般的な企業は、上述のように経団連の定めたルールに基づいて採用タイムラインを設置し、6月以降から内定が出るようになります。

早期内定を獲得するにはスピード感が重要ですが、6月以降になると大量の企業が面接を実施し始めるため、日程が重ならないような調整が大切です。

この時期になると、周りも内定が出たといった話題で溢れ、焦りを感じやすくなります。焦らずに就活を続けるには、早期内定を獲得しておきたいですね。

【企業例】
伊藤忠商事
三菱商事
東京海上日動火災保険

早期内定を獲得する方法

選考ルートや各企業の内定が出るタイミングを紹介してきました。

ここからは、早期内定を実現する方法について解説していきます。自分に合った方法を見極めながら、複数併用することで早期内定獲得の可能性を広げていきましょう。

逆求人サイトに登録する

1つ目は、逆求人サイトに登録する方法です。

逆求人サイトは上述のように、就活生が自らの情報をサイトに掲載することで企業からオファーをもらうサービスです。

逆求人サイトに登録しておけば早期内定の枠で選考を受けられるだけでなく、利用者限定のイベントへの招待などももらえます。逆求人サイトを利用して、効率的に早期内定を獲得していきましょう。

改めて、おすすめの逆求人サイトのボタンを貼っておきますね!

エージェントを利用する

2つ目は、エージェントを利用する方法です。

エージェントは早期内定の選考ルートでもお伝えしたように、就活全般のサポートだけでなく企業紹介もしてくれるサービスです。

自己分析の段階から対応してくれるので、あなたに合った社風の企業を紹介してもらえます。さらに企業によってはエージェント限定の非公開求人が存在するため、この方法を利用すれば早期内定が非常に取りやすいと言えるでしょう。

早期内定を獲得した上で、安心感をもってその後の就活を継続したいと考えている人は、まずエージェントに登録し、面談に行ってみてください。

おすすめのエージェントについても改めて掲載しておきますね!

おすすめのエージェント
キャリアチケット
・学生からの人気が高く、20卒の5人に1人が利用
・受ける企業に合わせた選考対策
・スピード内定が売り、2週間で内定獲得できることも
JobSpring
・AIによる適正・適職診断とキャリアアドバイザーの面談で、自分にあった企業を見つけられる
・JobSpring経由で就職した人の早期離職率は0.1%(新卒の早期離職率は通常30%程度)

インターンに参加する

3つ目は、インターンに参加する方法です。

夏の短期インターンは職業体験を通じて業界や会社への理解を深めるだけでなく、そのまま早期内定にも繋がるチャンスです。

インターンでは社員と直接関わる機会もあるので、ワークでパフォーマンスを発揮するだけでなく、それ以外の時間でも良い印象を与えるコミュニケーションを意識しましょう。

そのためには、開催形態やどのようなワークが課されるのかなどを事前に下調べしておき、対策を練っておく必要があります。

ワークがある就活イベントに参加する

4つ目は、ワークがある就活イベントに参加する方法です。

就活イベントの中には大きな会場で開かれる合同説明会などがありますが、早期内定の獲得におすすめなのは、座って話を聞くだけでなくワークのある就活イベントです。

ワークを通じてイベント参加企業から高評価を得られれば、そのまま選考に招待されたり、いきなり最終面接になったりする可能性もあります。イベントの趣旨として一部選考免除の特典がある場合もあるため、まとめて複数企業の選考につながりうるものに参加していきましょう。

OB訪問する

5つ目は、OB訪問をする方法です。

業界によってはOBが人事に推薦してくれたり、早期選考ルートを紹介したりしてくれることで、早期内定を獲得できる可能性があり、OB訪問は早期内定につながるといえるでしょう。

しかし注意したいのは、OBは人事に権限を持たない場合が多いこと。

そこで早期内定のためにOB訪問をしたいなら、Matcherがおすすめです。Matcherは出身校に関係なく学生と接点を求めている人が多く登録しており、リクルーターの機能を兼ねた人もそれだけいると考えられるからです。

また知り合いや先輩から、「○○企業の先輩が就活生と話したがっている、就活相談に乗ってくれるらしい」という情報があれば、それはリクルーターの可能性が大。興味のある企業や業界なら、積極的に会うようにしましょう。

おわりに

本記事では、早期内定を獲得する選考ルートや方法、早期内定を出す企業や業界について解説してきました。

早期内定は内定獲得後の就活に心の余裕をもって挑めるだけでなく、就活を早く終わらせてその後の自由な時間を増やせるメリットもあります。

さまざまなイベントやサービスを利用して早期内定を獲得し、後悔のない就活をやり遂げましょう。