就活コラム

2020/08/25

【逆求人サイト】内定獲得者おすすめのサービスを比較&厳選紹介

「逆求人サイトって聞いたことあるけど、どんなサービスなんだろう」
「調べるといっぱいサービスあるけど、どれがいいの?」

本記事をご覧のみなさんは、少なからずこういった疑問を持っているのではないでしょうか。そのような疑問を持つのは当然のこと。最近では逆求人サイトが増えて、各サービスごとの特徴をつかむのが難しくなってきています。

ひとつひとつ見てみると、既卒向け/新卒向け、大学生向け/大学院生向けなど様々な違いがあり、それぞれに強みがあります。逆求人サイトを利用するなら自身の希望や経歴にマッチしたサービスを選択するのが重要です。

そこで本記事では、逆求人サイトごとに特徴を踏まえてまとめてみました。最後まで読んで、自身に合ったサービスを利用していきましょう。

逆求人サイトとは?

逆求人サイトとは

そもそも逆求人サイトとはどのようなものなのでしょうか。

逆求人サイトとは、学生が自己紹介や自己PR、ガクチカをサイトに登録し、それを見た企業からスカウト(オファー)をもらうことで選考へ進んでいく就活サービスです。

通常は就活生が企業を調べ、興味を持った企業にエントリーしてからESや面接といった選考が始まります。しかし逆求人サイトは、登録している就活生を企業の側が調べ、興味のある学生にスカウトをする仕組みです。就活サイトから何社もエントリーする必要がないため手間が省けます。

それだけでなく、あなたに興味を抱いた企業がスカウトしてくれているので、企業から一定の評価があるという安心感をもって選考に挑めるのもメリットです。

【通常の就活サービス】
企業のHPや情報を確認⇒就活生が企業にエントリー⇒選考【逆求人サイト】
企業が学生の情報を確認⇒企業が学生にスカウト(オファー)⇒選考

内定者の利用率が高い逆求人サイト

それでは、内定者の利用率が高い逆求人サイトとはどのようなものなのでしょうか。

内定獲得者の多くが利用していた逆求人サイトを3つ紹介・解説していきます。

内定者からの利用率が高いということは、それだけ実績のある逆求人サイトばかりということ。その中でも自分に合っていそうなものを見付け、ぜひ利用してみてください。

①OfferBox

OfferBox 逆求人サイト

最初に紹介・解説するのはOfferBoxです。

OfferBoxは逆求人スカウトの中で一番の人気を誇るサービスです。OfferBoxの強みは何といっても登録企業数で、その数は何と6,500社以上。ポータルサイト系の就活サイトを使っていては、到底チェックできないような数の企業が利用しています。

登録している企業も、資生堂やMicrosoftといった超大手企業からDeNAやSansanといった新進気鋭のベンチャー企業まで様々です。IT系が中心ではありますが、商社や建築・不動産系の企業もそれぞれ600社以上登録しており、業界も多様です。

さらに登録している企業のうち19%は東証一部上場企業なので、安定した企業や大手企業に入りたいと考えている人も登録しておくべきでしょう。

またOfferBoxに登録すると、スカウトサービスだけでなく自己分析診断ツールのAnalyzeU+を利用できます。社会人に求められる能力を6タイプ25項目で診断してくれ、強み弱みがわかるだけでなく、各項目の解説は面接の受け答えの参考にもなります。

このAnalyzeU+の結果は企業からも見られるので、求める人物像と合致していればそれだけでオファーが来る可能性も。自己分析だけでなくオファーの件数を増やす効果も期待できるため、AnalyzeU+は必ず答えておくようにしましょう。

②キミスカ

キミスカ 逆求人サイト

続いて紹介・解説するのはキミスカです。キミスカは就活生にやさしい逆求人サイトとして評判です。その理由は大きく2つあります。

1つはこれまでの就活の成果も評価される点です。キミスカでは過去の選考結果を掲載してアピールができます。たとえば過去に有名企業A社の最終選考まで進んだことがあるならば、その旨を登録しておくということです。

すると企業側に「あの会社の最終選考まで残るくらい優秀な学生なんだ」といった印象を持たれ、オファーが届きやすくなります。過去に落ちてしまった選考が、経験として蓄積するだけでなく、こうした形で活かされるのはうれしいですね。

また逆求人サイトでありながら就活エージェントの機能もあり、担当のコンサルタントが相談に乗ってくれます。スカウトをもらってもその後の選考に不安がある人や、就活全般の悩みを相談したい人には、キミスカはうってつけです

③iroots

最後はirootsです。

irootsの特徴としては、スカウトの質が高い点が挙げられます。irootsでは企業が登録の段階で「本業主観正義性(※)、会社の成長性・将来性、20代の成長環境」の3つの観点で審査されます。この審査があることによってブラック企業が除外され、優良企業が残るようなシステムになっているのです。
※本業主観正義は本業の商品・サービスに自社独自の正義はあるのか(iroots HPより)

またirootsに登録した企業は学生に送れるスカウト数に上限があります。そのため企業は登録してあるプロフィールを1つ1つ丁寧に確認し、本当に来てほしいと思った人にのみオファーするのです。やみくもにオファーされることがないため、サービスを利用する中で煩わしさを感じずに済むのはいいですね。

以上からわかるようにirootsは、厳選された企業からの厳選されたオファーが届くため、内定直結の可能性がグッと高まる逆求人サイトなのです。

そのほか逆求人サイト

ここまで多くの内定獲得者に利用されてきた逆求人サイトを紹介してきましたが、
他にも独自の特徴を持った逆求人サイトが存在します。特徴がとがっているので誰にでもおすすめという訳ではありませんが、それぞれの強みと自身の経歴・ニーズが合致した場合はぜひとも利用したいサービスばかりです。

自身に合いそうなものを見つけて、登録・利用してみましょう。

①アカリクWEB(大学院生特化)

アカリク 逆求人サイト

1つ目はアカリクWEBです。

アカリクWEBは大学院生や大学院出身の既卒に特化した就活サービスになっています。大学院は大学以上に専門性を身につけられる場所ですが、その専門性を活かした仕事に就くのは簡単ではありません。

そこでアカリクは高い専門性を持った人材を欲しがる企業と、大学院生をマッチングするサービスを展開しています。さらに求人紹介だけでなく、逆求人のイベントも展開しているのです。

アカリクの逆求人イベントでは通常の就活イベントのように就活生が企業ブースを回るのではなく、事前に記入・提出したプロフィールを参考に、企業が学生のプレゼンテーションを聞きに行く形式をとっています。

面接のように質問されたことに答えるのではなく、自身がアピールしたい内容を自由に話せるプレゼンの場は、恰好のアピールチャンスになるのです。

いきなり発表と言われてもどうしたらいいの?と思ってしまうかもしれませんが、事前にアカリクから資料作成に関する講習会や個別のフィードバックもあるので安心です。ぜひチャレンジしてはいかがでしょうか?

②ラガキャリ(アメフト・ラグビー部特化)

逆求人サイト ラガキャリ

2つ目はラガキャリです。

ラガキャリはラグビー部に所属する学生のみを対象に、逆求人サイトサービスを提供しています。チーム力や挑戦心を持ったラガーマンは社会に出ても活躍できる人材であるという考えのもと、ラグビーをしている学生を応援しています。

ラガキャリに登録する際には、自己PR以外にもラグビーのポジションやチーム内での役割、プレーで心掛けていることなどを記入する欄があり、独自の登録内容となっています。

最初は見慣れないプロフィール欄に戸惑うかもしれませんが、ラグビーについて聞かれている項目が多いので、就活用のガクチカをまとめなおす必要がありません。そのまま自身のラグビー部での活動について書けば良いのです。

企業がプロフィールを参考にスカウトしてくれるので、登録後は部活に集中してOK。ラグビーを最後まで頑張り切りたい人におすすめの逆求人サイトになっています。

③Wantedly

逆求人サイト Wantedly

3つ目はWantedlyです。

Wantedlyはインターンを探す際によく使われますが、就活における逆求人サイトの役割も持っています。Wantedlyでは過去の経歴や給与形態ではなく、働く環境ややりがいなどをもとにマッチングがなされます。

逆求人サイトは声をかけてもらうとその後すぐ選考というケースが多いのですが、Wantedlyの場合はまず気軽に話してみるといったアクションも可能です。選考に進むかどうか、事前に面談を通じて考えられるのはありがたい機能ですね。

また月額2,980円課金すると、通常の何倍もスカウトが届きやすくなる「プレミアム会員」という機能もあります。毎月約3,000円は安くはないですが、企業を何社も訪問することや就活の長期化を防ぐと考えると、投資するのもありですね。

④ITエンジニア逆求人

ITエンジニア逆求人

4つ目はイベント型の逆求人サイト、ITエンジニア逆求人です。

この求人サイトはその名の通り、ITエンジニアに限定した逆求人サイトです。サイトに登録後は、電話やSkype面談を通じて運営会社のGSTYLUSからイベントの説明をされます。その際にPRポイントの整理をしてくれるので、イベントへの不安を事前に取り除けます。

その後プロフィール登録となりますが、登録後も運営会社からアドバイスをもらえるので、それに沿って修正を重ねればより充実したものに。

このイベントの特徴のひとつが、学生側に審査があることです。一定の能力があると判断されないとイベントに参加できないようになっているため、何となく入力しただけのプロフィールではNG。イベント参加前にも、全力で準備することが重要になるのです。

またイベントへは自身の成果物を持っていく必要があるので、気軽に参加できるものではありません。難易度の高い逆求人イベントと言えるでしょう。

しかしそのぶん当日のイベントは充実しています。プロフィールを見て興味を持ってくれた企業6~8社と1対1の面談をするだけでなく、その後のフィードバックもあり、一気に就活を進められます。

当日の交通費は支給される上に、参加企業もdocomoや楽天、GREEといったIT系の有名企業が参加しているので、何としても参加したいイベントです。

逆求人サイトを使うメリット

ここまで様々な逆求人サイトを紹介・解説してきました。

就活を進めるにはポータルサイト(マイナビやリクナビ)の利用、就活エージェントの活用など様々な方法がありますが、その中で逆求人サイトのメリットは何なのでしょうか。

ここからは、逆求人サイトを使うメリットについて解説していきます。

自力の検索では知れなかった企業と出会える

1つ目は自力の検索では知れなかった企業と出会える点です。

就活を始めるにあたって、まずは聞いたことのある企業だったり、仕事のイメージがしやすい業界の企業をとりあえず調べたりしがちです。しかしそればかりでは、出会う可能性のある企業の幅は狭いまま。

逆求人スカウトを利用すると、登録者が企業を知っているかどうかに関わらず企業からスカウトが届くので、たくさんの知らない企業と出会えます。その中には、自身の希望する条件に合った優良企業があることも。

就活期間中に出会う企業の数を増やすといった意味でも、逆求人スカウトは登録・利用する価値があります。

早期内定できる可能性がある

2つ目は、早期内定できる可能性がある点です。

逆求人サイトでもらったスカウトは、独自の選考ルートに繋がる可能性が大きいのが特徴です。スカウトが来るということは、企業はあなたの自己PRやガクチカをすでに評価している証拠。多くの場合、スカウト経由だと1次選考は免除などの好待遇で選考を受けられます。

またスカウトの多くは通年で行われているので、就活解禁や説明会のタイミングを待たずして就活を進められるのはいいですね。

面接練習になる

3つ目は面接練習になる点です。

逆求人サイトを通じて届いたスカウトの中には、希望に沿わないような企業からのものもあるでしょう。しかし、条件が合わないからといっても全てを断るのはもったいないです

いきなり本命企業の面接に挑んでも、緊張してうまく行かない場合がほとんどです。練習のために面接を受けるのも時には必要といえます。そこで企業から届いたスカウトを利用し、その面接を本番に向けての練習にできるのも逆求人スカウトのメリットの一つです。

もちろん、練習のつもりで受けた面接で企業に魅力を感じたら、そのまま選考を進めるのもありです。ぜひ逆求人サイトに登録し、試しに面接を受けてみてください。

ES(エントリーシート)を精査できる

4つ目はESを精査できる点です。

逆求人サイトの多くは、実際に会ったり電話したりせず、サイト上のプロフィールのみを参考に企業からスカウトが届く仕組みです。つまり、サイト上の自己PRやガクチカといったESの内容が評価のすべてになります。

ですから企業からのスカウト数は、企業から評価が高いESかどうかを測る格好のものさしになります。企業からのスカウトがあまり来ない場合は、ESを見直し、加筆修正してください。繰り返していくうちに、スカウトが増えてくるでしょう。

スカウトが多く来るプロフィールこそ企業から評価が高いESといえます。ここで固めた内容は、通常の就活でも利用できる点でもおすすめです。

逆求人サイトのおすすめの使い方

ここまで読んでいただき、逆求人サイトのメリットが伝わったと思います。

ここからは、逆求人サイトを上手に使いこなすための、おすすめの使い方を解説していきます。

逆求人サイトは複数登録する

1つ目のポイントは、逆求人サイトを複数登録することです。理由としては大きく2つ。

1つは、企業によっては1つの逆求人サイトにしか登録していないケースがあるからです。特に中小企業は多くはない予算の中で採用活動をするので、利用する採用ツールも限られます。より多くの企業と出会うためにも、複数の逆求人サイトへの登録をおすすめします。

もう1つの理由は逆求人サイトごとに独自のサービスがあり、それらを活用できるからです。

たとえばOfferBoxの自己分析診断ツールは、ESを書くうえで非常に参考になります。キミスカは就活の相談ができるので、両方に登録しておけば、OfferBoxで出た自己分析の結果を参考にしながらキミスカで就活の相談をする……という使い方もでき、より意義のある面談になるでしょう。

これらの理由から、逆求人サイトは複数登録した方がより効果的といえます。

▶︎ 併用がおすすめな逆求人サイト
OfferBox
・東証一部上場企業も利用
・条件を絞って欲しい企業からだけスカウトを受け取れる
キミスカ
・プラチナスカウトなら、役員面接や最終面接までいっきに進めることがある

プロフィールの記入率を上げてスカウト数を増やす

2つ目のポイントは、プロフィールの記入率を上げてスカウト数を増やすことです。

いずれの逆求人サイトにも言えるのですが、プロフィールの記入率が高いほどスカウトが届きやすくなります。最初の登録時でなくても、プロフィールの内容は後から更新できますので、まずは現段階で書ける内容は書いておきましょう。

せっかく登録するのですから、スカウト数が多いに越したことはありません。必ず最終的には記入項目の全てを埋めるようにしてください。

逆求人サイトの自己分析ツールを使い倒す

3つ目は、逆求人サイトの自己分析ツールを使い倒すことです。

上で解説したOfferBox以外にも、逆求人サイトの中には自己分析ツールが利用できるサイトがあります。各サービスの診断項目は異なるので、それぞれのサイトを試してみるとより多角的な自己分析が進むのです

また自己分析診断ツールを複数利用することで、精度は上がっていきます。複数サイトで似たような結果が出れば信ぴょう性の高い結果といえます。多くの診断ツールを使い倒して、自己分析の精度を上げていきましょう。

まとめ

今回はは逆求人サイトについてまとめました。

逆求人サイトを利用すると、これまで知らなかった企業との出会いや就活の早期終了が期待できるなど、就活をスムーズに進めるうえで良い点がたくさんあります。また面接練習やES精査の機会を作れたり、自己分析診断ツールを活用したりすることで通常の就活にも活かせるなど良い所づくしです。

自身にあった逆求人サイトをいくつか登録して、就活を優位に進めていきましょう。