就活コラム

2020/07/27

【Webテストの見分け方】URLの特徴からそれぞれの出題傾向まで解説!

就活やインターンに参加する上で、ほとんどの会社が実施しているのがWebテスト。就活にあたってWebテストの対策は必須と言えます。

しかしWebテストには数多くの種類があり、どれを出題するかは企業次第なため、全ての対策をしようと思うと時間がかかりすぎてしまいます。

効率的なテスト対策のコツは、Webテストの見分け方を知ること。どれが出題されるか分かれば、それに絞ってテスト対策ができるからです。もっとも有名なのはURLですが、たとえばテストの時間や画面から見分ける方法も。

本記事では、特に出題されやすいWebテストを中心に、各Webテストの見分け方と特徴、そして主な導入企業をまとめました。

効率的なWebテスト対策を通じて、内定に近づいていきましょう。

Webテスト対策は種類を見分けて効率的に

冒頭にも述べましたが、Webテスト対策は種類を見分けて効率的に進めることが重要です。Webテストを見分けて的を絞った対策をすれば、そのぶんESの修正や面接練習の時間にあてられます。

ここでは、Webテストの見分け方のポイントを紹介していきます。

経産省や資生堂、マイクロソフトなど大手企業から
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過去に課されたWebテストの情報を収集する

1つ目は、過去に課されたWebテストの情報を収集する方法です。

就活サイトの多くが、企業ごとに過去に出題したWebテストの種類や面接内容をまとめたデータを作成しています。そこから例年の傾向をつかみ、どの種類のWebテストを出題してくるのか見極めましょう。

また就活サイトにデータが載っていない企業でも、就活サイトにある口コミや掲示板の過去の先輩たちの体験談から見分けられます。他にもOB訪問の際に、若手社員から当時の内容を聞くのも一つの手です。

とにもかくにも、事前の情報収集はWebテスト攻略に必要不可欠です。

URLで問題形式を見分ける

2つ目は、URLで見分ける方法です。

WebテストのURLには、それぞれ共通点や特徴があります。そのためWebテストのリンクが企業から送られてきた際には、まずURLの情報を確認することで、早く正確にWebテストの種類を見分けられるのです。

上で志望企業の過去の情報を収集する方法を紹介しましたが、今年からWebテストの形式を変える可能性もあります。したがって、URLを用いた見分け方の方が、より正確にWebテストの種類を判断できるのです。

表示された画面で問題形式を見分ける

3つ目の方法は、表示された画面で判断する方法です。

Webテストの多くはリンクをクリックした後にすぐ始まるのではなく、本人確認や個人情報に関する同意、所要時間の確認の画面が表示されます。その画面の様子から、どの種類のWebテストなのか見分けるのです。

最初からいきなり画面で見分けるのは難しいですが、何度も経験していくうちに配色や表記の仕方から見分けられるようになります。この方法ばかりは、何度もWebテストを経験していくしかないですね。

Webテストの見分け方:SPI


まずはWebテストの中でも最も利用されている、「SPI」について解説していきます。

実際に利用している企業例としては、日本銀行やソニー、アサヒ飲料など様々な会社が挙げられます。

SPIの見分け方はURLに “arorua”が含まれるか

SPIのURLの特徴は「aroura」です。この文字がURLに乗っていたらSPIだと判断しましょう。

SPIには自宅で解くWebテスト形式とテストセンターに行って受験する形式の両方がありますが、今回はWebテストにフォーカスして解説していきます。
なおテストセンターで受験する際は、受験予約をSPIのサイトからしなくてはならないので、その段階で判断できます。

SPIの特徴

SPIでは、性格検査と能力検査の2つが実施されます。

性格検査では約300問の質問に答えていくことで、「動的側面、意欲的側面、情緒的側面、ライスケール(虚偽性)」の4つの視点から、あなたの性格が分析されます。こればかりは、形式がわかっていても対策のしようがありません。

企業がどのような人材を求めているのかによってどの部分を評価するかが変わりますし、嘘をついたところで面接で見抜かれるだけです。性格検査は正直に答えましょう。

能力検査では言語問題(国語)と非言語問題(数学・算数)が実施されます。たまに英語の問題も実施する企業がありますが、あまり多くはありません。

言語問題では、熟語の成り立ちや文の並び替え、長文読解が出題されます。難易度自体はそこまで高くないので、事前に参考書を使って慣れておくのが重要です。

非言語問題では、確率や集合、損益計算などが出題されます。センター試験の問題を簡単にしたレベルといえるでしょう。こちらも難易度自体は高くありませんが、初見で簡単に解けるほど簡単でもないので、事前に参考書で練習しておくべきです。

また能力検査では問題ごとに制限時間が課されており、一定時間が経過すると強制的に次の問題へ進みます。一度進んだら前の問題には戻れなくなるので、時間を意識して回答していくのが重要です。

Webテストの見分け方:玉手箱

次に、「玉手箱」というWebテストについて解説していきます。

玉手箱も多くの企業から利用されているWebテストの1つです。特に外資系の企業から多く利用されており、導入企業としてはアクセンチュアやアマゾンジャパン、日産自動車などが挙げられます。

玉手箱の見分け方はURLに”e-exams”または”tsvs”が含まれるか

玉手箱のURLの特徴は「e-exams」や「tsvs」です。

URLに含まれる文字が「web1.e-exams」「web2.e-exams」「web3.e-exams」など複数種類あるのは、玉手箱にもいくつかの種類があるためです。e-examやtsvsの文字をURLで確認したら、まず玉手箱の対策準備を始めましょう。

回答時間から見分ける

玉手箱には複数の種類があるとお伝えしましたが、それを区別する方法が回答時間です。

玉手箱は以下のような出題科目と種類が存在しています。

【言語】
▶論理的読解(32問/15分or52問/25分)
▶趣旨判定(32問/10分)
▶趣旨把握(10問/12分)【計数】
▶四則演算(50問/9分)
▶図表読み取り(29問/15分or40問/35分)
▶表計測(20問/20分or35問/35分)【英語】
▶論理的読解(24問/10分)
▶長文読解(24問/10分)

テスト開始前の画面には制限時間が表示されます。その時間からどのような問題が出るのかを把握して、対策を進めるようにしましょう。たとえば、「言語25分 計数15分」といった表記があれば、論理的読解と図表読み取りが出ると予測できます。

玉手箱の特徴

玉手箱も言語と計数の問題が出題されますが、SPIとは問題の傾向が異なります。

言語の問題では熟語の成り立ちや文章の並べ替えなどは出ず、長文読解ばかりです。短い時間の中で筆者の主張や文章内の情報を正しく認識する必要があるため、難易度が非常に高くなっています。

計数の問題では単純な計算問題が出る場合もありますが、多くの企業は図表読み取りや表計算を出題してきます。これらの問題は、計算する前に正しく図やグラフの情報を読み取ることが求められるため、計算力以外にも高い情報処理能力が要求されるのです。

また、SPIと違って1つ1つの問題に制限時間はありません。だからといって1問ずつ丁寧に解きすぎても全体の制限時間をオーバーしてしまうので、わからない問題は何かしらの数字を入れて、次の問題に移行するのがおすすめです。

玉手箱もSPI同様に、一度進むと前の問題に戻れないので注意してください。

ここでも性格検査は行われます。複数の質問に答えていくと9つの特性に分類され、職務適性も見られる検査です。SPIの時と同様に特に対策法はありません。入社後のミスマッチを防ぐためにも、正直に答えましょう。

Webテストの見分け方:TG-WEB

続いて、「TG-WEB」というWebテストについて解説していきます。

TG-WEBはいわゆる就職難易度の高い企業が多く導入しており、三井物産、資生堂、デロイト トーマツ コンサルティングなどが例として挙げられます。

TG-WEBの見分け方はURLに”assessment”が含まれるか

TG-WEBのURLの特徴は「assessment」です。

あまり出題頻度が多い方ではありませんが、この文字を見たらTG-WEBだと判断し、落ち着いて対策に取り組んでいきましょう。

問題形式は回答時間から見分けられる

TG-WEBには「従来型」と「新型」があるので注意が必要です。

しかし回答時間が異なるため、回答時間を見れば従来型か新型かを見分けられます。

【従来型】
▶言語:12問/12分
▶計数:9問/18分
▶英語:10問/15分【新型】
▶言語:34問/7分
▶計数:36問/8分
▶英語:10問/15分

このように従来型と新型では回答時間に大きな違いがあるので、テスト開始前の画面を見てどちらが出題されるのか把握しておきましょう。

TG-WEBの特徴

ここではTG-WEBの特徴について、従来型と新型に分けて解説していきます。なお、性格検査もありますが、ポイントはこれまでにお伝えした通りなので省略します。

従来型の試験は、”難易度が極めて高い”かつ”今まで解いた経験のないような内容”の問題が出題される傾向です。多くのWebテストが短時間で大量の問題を処理する必要があるのに対し、TG-WEBの従来型テストは1問あたり1~2分の時間があります。このことからわかるように、難易度が極めて高いといえるでしょう。

計数の問題では推論や展開図だけでなく、暗号を解くような問題もあります。そのため単純に数学的知識があるだけでは回答が難しく、他のWebテスト対策をしていても対応できません。言語も難易度が高い問題が多いので、従来型TG-WEBはそれに特化した対策が必要なのです。

一方で、新型の試験の難易度は比較的高くありません。問題数の割に回答時間が短く感じますが、難解な問題は出ないので安心してください。

言語では対義語や同義語、計数では方程式や図表についての問題が出題される傾向にあります。

特に目新しい問題が出題されるわけではないので、他のWebテスト対策をしておけばその知識で応用可能です。

Webテストの見分け方:CUBIC


ここでは「CUBIC」について解説していきます。

CUBICはこれまでに紹介してきたWebテストと比較するとまだまだ知名度は高くないものの、徐々に利用企業数が増えている問題形式です。既に導入している企業の例としては、日本ロレアル、大王製紙、毎日放送などが挙げられます。

CUBICの見分け方はURLに”cubic”が含まれるかどうか

CUBICのURLの特徴は「cubic」です。

テストの名前と同じなので非常に覚えやすい特徴になっています。また、CUBICはテストの種類が1つしかないので、URLからの情報だけで判断できます。

CUBICの特徴

CUBICの特徴は、問題の出題範囲が非常に幅広い点です。

多くのWebテストは言語と計数の問題の2つのみを扱いますが、CUBICでは言語、数理、論理、図形、英語の5科目が出題されます。さらに各科目の中でもそれぞれ3種類のパターンがあり、的を絞るのは困難です。

科目数が豊富なうえ、どの問題が出るのか予想しづらいため、CUBICの対策は早いうちから時間をかけて取り組むのが重要です。

また性格検査も実施され、性格、意欲、社会性、価値観の4つの側面から評価されます。こちらは他のWebテスト同様、正直に答えるようにしましょう。

その他ニッチなWebテスト

これまでに紹介した以外にも、ニッチなWebテストが複数種類あります。

TAL

TALは図形を組み合わせて並べる性格検査です。質問の意図がくみ取りづらい傾向があり、加えて図形問題もいくつかの図形を当てはめるだけ。正解は存在しないので、思ったままに答えることをおすすめします。

導入企業例)野村証券、三井不動産

GROW

GROWは、他者紹介を用いた性格診断です。自身が質問に答えるだけでなく、自分以外の5人から評価してもらう必要があります。複数人の時間を貰う必要があるので、ギリギリにしようとするとエントリーできないことも。早め早めに取り組むのが重要です。

導入企業例)全日空(ANA)、出光昭和シェル

3Eテスト

3Eテストは、7種類の形式の問題を繰り返し解きます。パッと見ではルールがわかりにくいところもありますが、計算自体は複雑ではないので、事前に7種類を把握しておけば問題ありません。

導入企業例)三菱商事ロジスティクス、オリックス生命保険

eF-1G

eF-1Gは難解なWebテストの一つに挙げられます。他のWebテストとは傾向の異なるオリジナリティの高い問題が出されるため、初見で解こうと思ってもまず解けません。事前に受ける企業がeF-G1を出題するのか調査したうえで、出題するとわかったらすぐに対策に取り組むべきテストです。

導入企業例)JTB、博報堂

まとめ:Webテストは見分け方を知っているかと対策が勝負のカギ

本記事では、Webテストについての見分け方と特徴を解説してきました。

Webテストは試験なので必ず点数がつけられ、点数が低ければ面接さえ受けられません。一方で高い点数を獲得できれば、あなたの能力が高いと評価されたり、準備をよくする学生だと好印象を持ってもらえたりするでしょう。

だからこそ事前にWebテストの見分け方を知っておいて、種類別に対策に取り組むことが重要なのです。本記事を参考に志望企業のWebテストの形式を確認し、すぐに対策に取り組みましょう。