就活コラム

2020/10/11

<例文あり>ガクチカでアルバイトをアピールする時の書き方のコツを解説

学生時代に力を入れたこと、いわゆる「ガクチカ」は、就活の選考においてほぼ必ず聞かれます。

多くの就活生はその題材にアルバイトを選びますが、ガクチカでアルバイトを使うのはどれくらい効果的なのでしょうか?また使うにあたっては、ライバルも多い題材のため、実際にESや履歴書でアピールする際の注意点もおさえておきたいところ。

本記事では、ガクチカをアルバイトにするのはアリ?ナシ?について解説した後、ガクチカでアルバイト経験をアピールする際の書き方とコツ、例文をご紹介します。

ESのガクチカでアルバイトを書くのはアリ?ナシ?

そもそもESのガクチカでアルバイトを書くのはアリかナシかの議論があります。「自分が携わっていたアルバイトには何も特別なところがない」とナシに感じてしまうかもしれませんが、「アリ」です。

採用試験を受ける段階では、本格的な長期インターンに参加している一部の学生以外は、ほぼ就業体験がありません。そのため疑似的にでも企業で働いた経験は、人事にとって入社後の姿をイメージする大きな参考となります。

たとえアルバイトであっても、何らかの目標を立て、そこに至るまでのプロセスには、社会に出てからの姿勢と通じるものがあるはずです。その経験から得た学びこそが、自分の強みとして話せる内容となります。

どのようにアルバイトを選び、そこでどのように働き、何を経験したのかを知ることで、企業側はあなたの仕事に対する姿勢や価値観がつかめます。ですから、アルバイトで頑張った業務やその成果、そこから仕事に生かせる内容をガクチカとして伝えるのは効果的なのです。

ただし、ガクチカでアルバイトをアピールすると、他の学生と似たような内容になりがちです。さすがにウソをついてはいけませんが、より魅力的に見えるように表現を工夫したり、できる限り具体的に書いたりして差別化を図りましょう。

バイトリーダーの経験は有利になる?

「アルバイト経験の中でも、バイトリーダーの経験があればより有利なのでは?」と感じるかもしれません。この答えとしては、「有利にも不利にもならない」です。先述した通り、経験を魅力的に伝えられるか否かが肝なので、究極的に言ってしまえば就業内容は関係ないとも言えます。

しかし、バイトリーダーには有利な面もあります。アルバイトは基本的にプレーヤーとして現場の作業をするのが主ですが、バイトリーダーともなればマネジメント業務も行うのが一般的です。

自分の担当する仕事に加え、新人アルバイトの研修を行ったり、シフトを組んだり、時には店長のかわりに店を守ったりするなど、上に立った経験のある人は多少なりとも上司の気持ちが分かるものです。

社会人になったばかりのとき、よく「学生気分が抜けていない」と言われますが、バイトリーダーとして全体をまとめていた人は視野を広く持てるため、入社後も他の学生より大人の対応ができます。そういった心構えの部分は教えるのが難しいので、すでに身に付いている人の方が好まれる場合はあるでしょう。

ガクチカでアルバイト経験をアピールする際の書き方とコツ

それでは、ガクチカでアルバイト経験をアピールする際にはどのようにすれば良いのでしょうか。書き方とコツをご紹介します。

書き出しでは必ず結論を述べる

書き出しでは必ず結論を述べましょう。自分のガクチカがアルバイトであること、そこで頑張った内容を最初に伝えることで、何が言いたいかを端的に分かってもらえます。

これはESに限らず、社会人としてビジネス文書を書く際にも大切ですので、今から身に付けておきましょう。

型に沿って具体的に述べる

ガクチカの書き方には、ある程度決まったフォーマットがあり、その型に沿って具体的に述べると書きやすくなります。

①何のアルバイトか

②そのアルバイトを選んだきっかけは何か

③そこではどんな目標を持っていたか(必要に応じて理由も)

④どんな努力や取り組みをしたか(必要に応じて理由も)

⑤結果どうなったか

⑥その経験から得た学びは何か

多少は順番が前後するかもしれませんが、基本的には上の内容を盛り込むようにしてください。「どんな目標を持っていたか」を「どんな課題を発見したか」に変えても良いですね。

そして各項目について、それぞれ具体的に説明できるようにしておきましょう。面接官は気になった点を突っ込んで聞いてきます。

ただ「アルバイトを頑張っていました」だけでは何も伝わりません。その体験を通じてどう感じ、何を学び、いかにして今後に生かせるのかをしっかり伝えてください。

成果そのもののアピールは避ける

注意点として、成果そのもののアピールは避けましょう。

例えば「○○のバイトで売り上げを倍にした」という経験は素晴らしい成果です。しかし。そこで終わってしまってはもったいないのがガクチカ。

なぜなら企業が知りたいのは成果そのものではなく、成果に至るまでのプロセスだからです。成果を出すためにどのような努力をしたのか、その経験によってどう変わったかを聞くことで、学生の人となりやポテンシャルを見ようとしています。

成果をアピールするだけでなく、過程も一緒に伝えましょう。

企業が求める人物像と関連した内容にする

企業が求める人物像と関連した内容にするのも大切です。

例えば、スピード感や決断力が重要とされやすいベンチャー企業を志望しているにもかかわらず、「アルバイトでは決められた仕事を言われた通りコツコツ間違いなく仕上げました」と言ってしまっては、「求める人物像と違う」と思われてしまいますよね。

たとえその要素が自分の中で一押しの要素だったとしても、選ばないのが無難です。求められる人物像に近いイメージを持たれる切り口から、話す内容を探しましょう。

言わずもがな、事前に企業の説明会やウェブサイトで求める人物像を調べておくのは忘れないでください。

【ES】アルバイトのガクチカ例文【履歴書】

本章では、ESや履歴書で使えるアルバイトのガクチカ例文をご紹介します。そのまま使うのではなく、書き方の参考にしてくださいね。それぞれ400字以内にしてあります。

①飲食店のホールでの接客

学生時代は飲食店のホールでの接客に力を入れ、自ら動く大切さを理解しました。

働いていたレストランは賑わっていたのですが、近隣に有名チェーンが出店して以来ガクッと客足が落ちてしまいました。しかし「あちらのお店は人気があるから仕方がない」と、誰も何もしようとしません。

私は絶対にこのままではダメだと思い、ライバル店を視察しました。そこでスタッフのおもてなしの心に触れ、人気の理由に気付きます。

私も負けじとライバル店に負けない接客を始めてみると、そのうちに来客数が戻り店長に褒められるだけでなく、バイトリーダーにも任命してもらえました。他のスタッフの士気も上げるため、挨拶の習慣付けや毎週のミーティングを行うと、徐々に全体の接客レベルも上がり、各自が元気な声掛けや細かな心遣いをするようになってきました。

入社後も、問題が起きたらそのままにするのではなく、自分から動いて周りに働きかけ、解決していきます。(397字)

②ホテルの受付

ホテルの受付業務のアルバイトを2年間にわたり行い、お客様の満足度を高めるため尽力しました。

海外のお客様が多くいらっしゃるホテルで、当時はインバウンド最盛期でどんどん予約が入るので、宿泊料金が安いこともあり最低限の接客しかしていませんでした。そのためリピート率は高くなく、ホテルとしてもそれを課題と認識していました。私としてもせっかくうちを選んでくれたのだから、思い出の場所にしてほしいと考えたのです。

そこで周辺のガイドや、手作り観光マップを渡すなど、地域の魅力がより伝わるよう発信しました。希望者に日本の歴史や文化を伝える活動も行い、大勢に参加してもらえました。

受付なら受付だけすればいいと考えることなく、定められた業務範囲外でも積極的に動き、笑顔の数もアンケート結果も引き上げられたのは大きな喜びです。仕事を始めてからも、自分の役割を決め付けず、全体をより良くするために広い視野で業務にあたります。(400字)

③百貨店での販売

子どもの頃から両親に連れられて百貨店に行くのが大好きで、百貨店のインテリアショップでアルバイトをすることに。そこで私は、自分の思い込みから判断するのでなく、相手の気持ちに寄り添うのが大切と学びました。

お店の商品は価格帯が高めでプレゼントに使われることが多いのですが、年齢と同じくお客様のニーズは千差万別です。それに気付かず、勝手に「この世代の誕生日ならこの商品」「母親に送るならこの商品」と決め付けていたせいで、最初の頃はおすすめした商品があまり売れませんでした。

そこで私は、欲しいものを丁寧にヒアリングするようにしました。すると自分のおすすめした商品を選んでいただけたり、次に来るときに私を指名してくれたりするようになりました。

うまくいかない原因を究明し、その反省を生かして接客することで売り上げが上がったのは自信の源です。入社後も、社内の人や取引先の人の気持ちを考えながら動くよう心掛けます。(398文字)

ガクチカのアルバイト経験は就活エージェントに相談してみよう

「アルバイト経験はあるけど、この体験はどうやってガクチカにしたら良いのだろう?」と悩んでしまう方もいるかもしれません。

そんなときは就活エージェントに相談してみましょう。就活エージェントとは、専属のキャリアアドバイザーと二人三脚で内定を目指すサービスで、就活の相談ができたり、就職先を探してくれたりします。

ガクチカの考え方や実際の作り方についても教えてもらえますので、どのようにまとめたら良いか悩んでいる人には圧倒的におすすめです。学生は全て無料で利用できますので、積極的に活用してみましょう。

以下に、評判の良い優秀なエージェントをご紹介しますね。

JobSpring

JobSpringは、就活相談やES添削、面接対策だけでなく、AIを用いたマッチングもすべて無料でできる就活エージェントです。キャリアアドバイザーが話しやすいというクチコミが多いので、アルバイト経験をどうガクチカにすればいいか分からない人は相談してみましょう。→JobSpring

キャリアチケット

キャリアチケットは、丁寧に一人一人と向き合ったカウンセリングが評判の就活エージェント。受かるESの書き方や面接の答え方を教えてもらえますので、自分のアルバイト経験をより魅力的なガクチカにするのに、気軽に登録してみてください。→キャリアチケット

まとめ:アルバイト経験はぜひガクチカとして使おう!

今回は、ガクチカでアルバイト経験をアピールする際の書き方とコツ、それを踏まえた例文、効果的にアピールする方法をお伝えしてきました。

就業経験のない学生を採用するにあたり、アルバイト経験はガクチカとしてかなり使えるとお分かりいただけたのではないでしょうか。

ただ、いくら素晴らしいアルバイト経験があっても、魅力的に伝わらなければ意味がありません。もし自力ではまとめられなくても、就活エージェントの力を借りる方法もありますので、上手にできないからと悩まず気軽に相談してみてください。