就活コラム

2020/04/17

<例文あり>ESや面接で「自分を動物に例えると」って聞かれた時の答え方って?

面接で「あなたを○○に例えると?」と聞かれることがしばしばあります。その中で、時折「自分を動物に例えると何ですか?」という質問をされる場合も。面接官は、なぜこのような質問をするのでしょうか。

パッと答えられそうで、意外とすんなりとは回答できないのがこういう質問。あらかじめ対策しておくのは必須といえます。自分は何の動物に例えられ、どのような特徴があるか考えておきましょう。

本記事では、この質問をする企業の意図を解説してから、この質問への答え方のコツ、解答例の一覧、的確で面白い答えを見つけるための方法をお伝えします。ESや面接の対策をするときに役立ててくださいね!

自分を動物に例えると?ESや面接で質問する企業の意図とは?

それではまず、この質問をする企業の意図について解説します。ESや面接で「自分を動物に例えると?」と聞かれるのはなぜなのでしょうか。

学生の人となりを知るため

面接の他の質問と同じように、この質問も学生の人となりを知るために聞いています。

そして、わざわざこんな回りくどい聞き方をするのは、学生の真の内面をいろいろな角度で見ようとしているからです。

長所や短所、またどのような性格かなどは、紋切型の回答に終始してしまうこともあるでしょう。しかし動物に例えさせることで、表面的ではなく具体的に学生の個性がつかめます。

この質問をされたとき、「顔が馬っぽいと言われるので馬」「幼い頃からずっと犬を飼っているので犬」などと回答したくなりますよね。しかし、面接官が聞きたいのはそういうことではありません。

自己分析を十分に行い、自分の内面や行動原理を表せる動物を見付けましょう。

発想力を見るため

発想力を見るために聞いているのもあります。

動物に例えるには、動物と自分の共通点を見付け、上手につなげて話を構成しなくてはなりません。それには物事を多角的に見られる視点と、柔軟な発想力が必要となります。

なかなか思い付きづらいかもしれませんが、頭を柔らかくして考えてみてください。どうしても思い付かない人は、事前準備としてラテラル思考(当然の思い込みをなくし、多角的に物事を考える方法)を鍛える問題集などを解き、頭を柔らかくする訓練をしておくのも良いでしょう。

とっさの反応を見るため

とっさの反応を見るためもあります。面接に際し、志望動機や自己PRは入念な準備をしますが、この質問を想定して事前に回答を考えている人はあまりいません。

仕事をしていると、予想外の出来事に遭うシーンも多いものです。そのようなときに取り乱してしまうのか、イライラしてしまうのか、あるいは何とかしようとして思考を巡らすのかが、この回答から透けて見えます。

パッと答えづらい内容なので、急に聞かれると取り乱してしまうかもしれません。でもこの記事を読んでいるあなたには、そのようなことは起きないはずですよね。次の章からもよく読み、慌てないように対策をしておいてください。

「自分を動物に例えると」への答え方のコツ

面接官が何を求めているか分かったところで、ここからは、「自分を動物に例えると」への答え方のコツをお伝えします。

自分の長所・強みのアピールになる内容にする

まずは、自分の長所・強みのアピールになる内容にすることです。

たとえ本当にそういう性格だったとしても、「私は猫に似ています。気まぐれで、人の思い通りには動かないからです」などと言ってしまっては、「この学生は入社させて大丈夫だろうか?」と面接官を不安にさせてしまいます。

面接官は、あなたがどのような動物に似ているのか知りたいわけではありません。その回答から資質を見極め、入社後に能力を発揮できるかを判断したいのです。

動物に似ているポイントの中で、入社後にも活躍できそうな能力や、社会人としてふさわしい強みを選びましょう。

自分の長所・強みと動物のイメージを合わせる

次に、自分の長所・強みと動物のイメージを合わせることです。

いくら動物と似通った部分があったとしても、そこがアピールになるものでなくては意味がありません。

「私はさみしがりやなのでうさぎです」と言っても仕事に関係ありませんし、それ以前にマイナスの印象を与えてしまいますよね。

自分の持つ資質の中でアピールとなる部分を選び出し、そこを動物になぞらえましょう。

PREP法で話を組み立てる

最後に、どのような動物で答えるとしても、PREP法で話を組み立てましょう。

PREP法は文章構成の基本となる型であり、以下のような話の流れになります。

①(POINT)最初に結論を伝えます。要点を真っ先に伝え、話の大筋を把握してもらいます。

②(REASON)次に結論の理由を述べます。なぜその動物なのか?自分の資質とリンクする背景を述べます。

③(EXAMPLE)続いて具体例を出します。アピールに説得力を持たせられるよう、エピソードを添えましょう。

④(POINT)最後にまた結論で結ぶとともに、仕事でどう活かすのかを手短に述べます。

それぞれの頭文字を取ってPREP法と呼ぶのですね。

話す内容が良くても、伝わらなければ意味がありません。何度も文章を作って練習し、この型を自分のものにしましょう。

自分を動物に例えると?解答例一覧

ここまでお読みいただき、質問の意図と、それに対しての答え方のコツがお分かりいただけたのではないでしょうか。

それを踏まえ、この章では解答例を一覧にしてお届けします。

そのままだと「模範回答をそのまま使ったな」とばれてしまいます。あくまで参考例とし、自分なりに組み立ててください。

向上心のアピールになる例

向上心をアピールしたいなら、こういう動物を答えるのが良いでしょう。

キリン:キリンはもともと首が短かったのに、高いところにある葉っぱを食べようと首を伸ばしていたら、徐々に首の骨も長くなって今のような形に進化したそうです。高いものを目指すというのも印象が良いですし、目標に向かって努力する向上心のアピールに使いましょう。

カピバラ:生まれたばかりの頃はお母さんカピバラに付いていくだけですが、数日後にはもう大人と同じものを食べ、教えられなくても自力で泳げるようになっている成長の速さは、向上心の強さを表現できます。

行動力や挑戦心のアピールになる例

行動力や挑戦心をアピールしたいなら、こういう動物を答えるのが良いでしょう。

ラーテル:サバンナ最恐の動物として知られるラーテル。世界で最も恐れを知らない動物としてギネスブックにも登録されています。相手が猛獣であってもひるまず攻撃する姿と重ねれば、挑戦心の強さを表せるでしょう。

カバ:縄張り意識がとりわけ強いカバは、自分の領域が侵されそうになるとどのような相手であっても息の根が止まるまで攻撃をし続けます。守るべきものの為に全力を尽くせる行動力をアピールしてください。

責任感や真面目さのアピールになる例

責任感や真面目さをアピールしたいなら、こういう動物を答えるのが良いでしょう。

ライオン:自分の群れや仲間たちを大切にする象徴ですね。責任感やリーダーシップを表現できます。

ハイエナ:多くの肉食動物は、仕留めた獲物の肉だけを食べますが、ハイエナは丈夫な歯とアゴ、そして消化力の強い胃袋を持っており、残さずきれいに食べられます。取り組んだことに対して最後まで責任を持つ姿勢をアピールしましょう。

忍耐力やコツコツさのアピールになる例

忍耐力やコツコツさをアピールしたいなら、こういう動物を答えるのが良いでしょう。

アリ:一列になって食料を運ぶ勤勉なアリになぞらえれば、コツコツと努力ができるとアピールできます。

ミツバチ:若い頃は子供の世話、中年になると巣の周りの警備、老年期になっても花の蜜を集めに行くなど、役割を変えながらずっと働き続けられるミツバチは忍耐力の象徴です。

負けず嫌いのアピールになる例

負けず嫌いをアピールしたいなら、こういう動物を答えるのが良いでしょう。

スッポン:一度かみついたら絶対に離さないスッポンは負けず嫌いの権化と言えます。絶対に負けない姿勢で何事にも取り組めるとアピールしてください。

コモドドラゴン:テレビ番組でも人気のコモドドラゴンは、メスを獲得するためにオス同士で激しく争います。激突し、時には毒を相手の体に流し込みながら絶対に勝とうとする姿勢は、負けず嫌い以外の何物でもありません。

社交性や協調性のアピールになる例

社交性や協調性をアピールしたいなら、こういう動物を答えるのが良いでしょう。

犬:素直で従順なので、誰とでもうまくやっていける姿と重ねられます。人懐こいところから、人当たりの良さもアピールできますね。

猫:猫は犬のように懐いてはきませんが、人間の心を読んで必要な時には寄り添ってくれます。空気を読んでその場に適した対応ができるのは協調性につながる行動です。

計画性のアピールになる例

計画性をアピールしたいなら、こういう動物を答えるのが良いでしょう。

リス:冬に向けて木の実を集める際、種類別に仕分けて別の場所にためておく習性があります。後で困らないよう計画的に準備をするところは計画的な性格に重ねられます。

ゾウ:ゾウは賢いことで知られていますが、その賢さゆえに先を見越した行動もできます。たとえば日射しの強くなりそうな日は皮膚を守れるよう体に泥を塗っておく、出産に備えてエサとは別に天然ハーブを食べておくなどです。計画的に行動できるアピールに使いましょう。

自分を動物に例えると?的確で面白い答えを見つけるには

ここまで具体例を見てきましたが、「考えてみても自分ではこのように内容が思い付かない」と悩んでしまう方もいらっしゃるかもしれません。

今までの人生の中では考える機会がなかった問いですから、仕方がないと思います。

しかし、だからといって準備をしなくて良いわけではありません。ここからは、この問いに対して的確で面白い答えを見つける方法をお伝えします。

就活エージェントで対策する

1つめは、就活エージェントに相談する方法。

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先ほど学生ひとりひとりにキャリアアドバイザーが付くとお伝えしましたが、いくら人気の就活エージェントであっても、人間同士ですから合う合わないがあるのが実際のところ。いくつか登録してみて、その中から自分にぴったりのパートナーを見付けるのがおすすめです。

就活エージェントの会社はたくさんありますが、こちらでもいくつかご紹介しますね。

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キャリアセンターに相談する

キャリアセンターに相談する方法もあります。

一般的に、大学にはキャリアセンターが設置されています。「就職部」などの呼称もあるかもしれませんが、同じと考えて大丈夫です。

多くの場合、キャリアアドバイザーが在籍しているか、常駐はしていなくても週に何度かは相談できる時間が設けられています。面接対策も手伝ってもらえるので、「自分を動物に例えると?」に対してのアドバイスももらえるはずです。

学内にありますので、気軽に聞きに行ってみてください。

まとめ

今回は、「自分を動物に例えると」という質問をする企業の意図と、この質問への答え方のコツ、解答例の一覧、的確で面白い答えを見つけるための方法をお伝えしました。

簡単なようで難しい質問ですが、事前に対策をしておけば当日焦らないこと、もし自分ひとりでは回答が準備できなくても頼れる場所があることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

志望動機や自己PRなどに比べると箸休めのような質問にも感じるかもしれませんが、意外と面接官はここからさまざまな情報を読み取っているのです。正解はないものの、決してなおざりにせず、しっかりと自分アピールに使ってください。