就活コラム

2020/03/24

<例文あり>ベンチャー企業に好まれる志望動機ってどう作ればいいの?

「ベンチャー企業に入りたい!」と思って就活をしているそこのあなた。ベンチャー企業に求められる学生像については、しっかりと理解していますか?

一般的に、ベンチャー企業が欲しがる層は大企業とは異なります。ベンチャー企業にはベンチャー企業の特性があり、それに向いた学生を採用したいと考えているからです。

そのため、ベンチャー企業に対して志望動機を伝える際には、相手がベンチャー企業である点を意識するのが大切です。通常と変わらない面もありますが、ベンチャー企業だからこそ気を付けるべきポイントもいくつかあります。

この記事では、ベンチャー企業に好まれる志望動機の書き方とその例文を、就活向けとインターン向けに分けてお届けします。

ベンチャー企業に好まれる志望動機の書き方

まずは、ベンチャー企業に好まれる志望動機の書き方についてです。

大辞泉で「ベンチャー企業」を引いてみると、「新技術・新事業を開発し、事業として発足させた中小企業」とあります。

ベンチャーは「冒険的な企て」を指す英語です。大企業ともなってしまうと、冒険するのはなかなか難しいですよね。そんな中で、フットワーク軽く新しい事業を立ち上げる中小企業を指すのが一般的。

それを踏まえ、ベンチャー企業に好まれる志望動機の書き方について解説します。

成長意欲を出す

1つ目は成長意欲を出すこと。これは絶対条件と言っても過言ではありません。

大手企業であれば、丁寧な新人研修が長期間に渡って行われるのが一般的でしょう。しかし規模にもよりますが、ベンチャー企業ですとなかなかそれは望めません。受け身でいると、いつまでも仕事が覚えられない企業もざらにあります。

ベンチャー企業の場合、新人を育てるために時間を割くよりも会社の成長が一番であり、自ら学ぶ姿勢を求めるところも多いものです。一人一人に合わせた細やかなサポートは期待しない方が良いでしょう。

企業側としては、できれば新卒といえど即戦力になってくれる人を選びたいと思っているのが正直なところです。手間をかけてもらわなくても、自主的に勉強や仕事に取り組んでスキルを上げ、自ら成長していく姿勢があるとしっかりと見せてください。

ただし、自分の成長だけを強調するのでは企業側にメリットがなさそうに感じられてしまいます。どのように成長し、結果として得たい能力が何なのか。そして、「自分が成長することで会社の役に立っていきたい」というところまで伝えましょう。

臨機応変な対応力をアピールする

2つ目は、臨機応変な対応力をアピールすることです。

ベンチャー企業は、とにかくめまぐるしく変化します。今後の事業予定やプロジェクト内のリソース配分などが、ころころ変わるのも珍しくありません。

その変化が世の中になかったものですと、これまでに経験のない問題が起きる可能性もありますよね。解決策を過去の前例の発展では考えられないような状況もあるはずです。

そこで必要なのが、様々な課題に臨機応変に対応する能力。状況を素早く判断しながら、柔軟な頭で0から1を発想しなければなりません。

安定した環境で同じ作業を続けたい人にはまず向かないですね。どちらかといえば変化を恐れない人、できれば変化を楽しむところまでいける人が適しているでしょう。そういう人間性を伝えてください。

高いヤル気を表現する

3つ目は、高いヤル気を表現すること。

一般的には、「有名企業に入りたい」など、安定した大手志向が未だに根強いのが実態です。そんな中でわざわざベンチャー企業を志望するには、それなりの理由があるはずですよね。それをポジティブに伝えましょう。

ヤル気を見せるのがなぜ大事かというと、ベンチャー企業の選考時期は大手企業のそれとはずれているからです。

高いヤル気を見せないと、「本当は大手企業に行きたいのに念のため受けたのではないか」「他の本命企業に落ちたせいで来たのではないか」といった印象を与えてしまう可能性があります。

もし能力があるとアピールができても、「どうせ入社する気がないだろう」と企業側に思われてしまっては、なかなか内定を出してもらえません。

また「ベンチャー企業」は聞こえは良いかもしれませんが、残業が多かったり、その割に給与はそこまで高くなかったりと、よほどそこの会社で成し遂げたいと何かがない人にとっては過酷な労働環境だったりするものです。

ヤル気の低い人では、いざ大変な状況になった時に踏ん張れません。「この学生ならうちの会社でも大丈夫」と思わせられる大きな要素がヤル気なのです。

しっかりとその企業を選んだ理由を伝え、ここでやっていくという強い意志を見せましょう。

ベンチャー企業向け志望動機例文!就活編

ここからは、ベンチャー企業向け志望動機の例文をご紹介します。

①不動産ベンチャー

昔から街造りに憧れがあり、不動産業界に興味を持ちました。不動産関連の企業がたくさんある中で、御社はベンチャーにもかかわらずどんどん事業を拡大し、賃貸とその管理から開発まで行っている点に、魅力を感じました。

大企業であれば当然の展開かもしれませんが、御社の起業年数と規模でこれだけの事業を成し遂げているところは、他にないと思います。不動産領域での、スピード感のある事業立ち上げ・拡大ノウハウを学べると思い志望しました。

また、私は周りに野心家とよく言われています。こちらは徹底した実力主義で有名なので、その中で切磋琢磨しながらどんどん上っていき、成果を出したいと思っています。

若手のうちでも裁量権をかなり与えていただけると聞きましたので、恐れずに大きな仕事をしていき、御社のますますの発展に寄与したいです。私が成長することで、この会社も成長させていきます。

②広告ベンチャー

私は大学で文化祭の実行委員長を務めたのがきっかけで、自分の行動によって他の人に良い影響を与えることが大きな喜びになると知りました。仕事をするにあたっても、同じように考えています。

どのような仕事に就いても何らかの形で影響はあると思いますが、もっとも社会に大きなインパクトを与えられるものはなんと言っても広告です。

その中でも広告ベンチャーである御社を志望したのは、「自ら動くことで時代を動かそう」というコーポレートメッセージに惹かれたからです。自ら行動を起こして社会に対して仕掛けていき、人々の心までも動かしたいと思っています。

またこちらの会社は、入社年数が浅くてもクライアントとの最初の打ち合わせからクリエイティブのディレクションまで、一貫して任せていただけるのも魅力的に感じました。

せっかく社会に出るからには、自分ができることをひとつでも多く増やしていきたいと考えていました。こちらに入社した暁には、プロデュースやコピーライティングなど、苦手分野も含めてチャレンジングな日々が送れるのではないかと期待しています。そこで学んだことを御社に還元し、会社の売り上げを伸ばしていきます。

③営業職

私が御社を知ったきっかけは、テレビ番組の特集です。そこで出ていた、持ち運び用水質浄化システムの機械を目にして衝撃を受けました。AIを利用して水を再生するという説明を聞き、そんな技術が日本にあるのかと驚いたのです。

私は仙台の出身で、東日本大震災の被災者です。震災が起きる前、市役所には「非常用の水の用意を」と書かれた啓蒙ポスターが貼ってありましたが、どこか他人事と思っており、何もしていませんでした。しかし実際に水道が止まったとき、しっかりと用意しておけばよかったと心底後悔することに。個人単位ではなかなか行動に移すのが難しいことを痛感しました。

そんな折、貴社の機械が災害の地域で活躍している姿を拝見したのです。まだこの商品は誕生して間もないので知らない方も多いと思いますが、世界で唯一のこの機械をより多くの人に届けるために、実際に当事者となった自分の力を使いたいと思っています。入社したらまず商品の仕組みやこれまでの取り組みについてしっかりと理解し、持っていれば有事の際にどれだけ役に立つかをきちんと説明できるようになります。

そしてこの機械を日本中に広めて、災害復興をより早められるようにすることで、こちらの会社の社会的意義を高めていく所存です。

ベンチャー企業向け志望動機例文!長期インターン編

ベンチャー企業は、インターンからそのまま就職する学生も少なくありません。特にそのチャンスが大きい、長期インターンの志望動機の例文をご紹介します。

営業の場合

営業力は仕事の場のみならず、人生のどの局面においても必要な能力と私は考えています。まだ大学生ではありますが、社会に出ても通用する営業力を早く手に入れたいと考え、御社での営業インターンを志望しました。

現在も携帯ショップでアルバイトをしており、ある意味営業ではあります。しかし、既に商品を求めているお客様を待つのではなく、商品を認知すらしていないお客様を獲得しに行く営業をやってみたいと思っています。

加えて、御社の営業は厳しいノルマで有名ですが、あえてそういった環境で働き、社会に出ても通用する営業力を身につけていきたいです。そしてそのスキルで売り上げを高め、御社に貢献します。

また、こちらの人材サービスは他の企業と比べて学歴以外のポテンシャルを重視しているところに惹かれ、より世の中に広めていきたいと考えて御社を志望しました。

広報の場合

私は将来的に広報関係の仕事をしたいと考えています。サークルでは広報を務めていましたが、実際の仕事としての広報とはどのようなものなのかを知りたいと思い、御社のインターンを志望しました。

御社を選んだのは自分がもともと使っているサービスだったからです。またインターンの仕事内容にも強い魅力を感じました。

最初に広報の仕事の何たるかをしっかり教えていただけるだけでなく、消費者の目線に立って考える練習をしたり、実際に業務で使われているデータを利用して媒体ごとの見せ方を変えたり、経験を積んでいくと広告の予算の作り方も学べるなど、とても実践的且つサービス内容に詳しくなれる点です。

さらに、風通しの良い社風で先輩後輩関係なく質問を積極的にし合えるとお聞きしたので、分からない点は積極的に質問しながらスキルを上げていきたいです。

せっかく教えていただける環境なので、ただ習うだけではなく、私も学生だからこそ出せるアイデアや独自の視点などでお返ししていきます。今しかない感性を発揮して御社に役立ちたいです。

エンジニアの場合

私は自分に何か能力がほしいと思い、学生時代に独学でプログラミングを始めました。最初のうちは難解でしたが、自分の書いたコードで実際に動くのを見るととても感動し、いつのまにか熱中していました。その中で、今は特にフロントエンドの分野に対して興味を持っています。

普段から使用しているアプリのUIを見ていると、「これは本当に良く設計されているな」「これはもっとこうすればいいのに」といつの間にか考えています。UIの開発インターンを探している中で、御社はインターンであっても実務の一端を担える点にとても惹かれました。また限られた社員数なので、そんな少数精鋭の方々と一緒に働き、実際の労働環境を見られるのも魅力的でした。

また実際の開発現場では、チームでの活動が基本だと思います。しかし私は独学でプログラミングを行っているため、その経験がありません。より実務に近い体験を今のうちからしておきたく、御社のインターンを志望しました。

まとめ

今回は、ベンチャー企業に好まれる志望動機の書き方とその例文をお届けしました。

ベンチャー企業は大企業とは違った特色があり、独自の求める学生像があることもお分かりいただけたのではないかと思います。

大企業と違い小規模なので、どこか拾ってもらえるだろうと思ってしまうかもしれませんが、一般的な企業以上に欲しい学生像が社風によってはっきりしているのもまたベンチャー企業です。そこにマッチしないと入社はなかなか難しくなります。

ベンチャー企業が欲しがる基本的な人材像を頭に入れた上で、志望する企業ごとの特色を考えながら志望動機を作ってみてください。

もしどうしても自分ひとりではまとめられないという人は、就活エージェントを利用してはいかがでしょうか。

就活エージェントは就職先を紹介してくれるサービスですが、専属のキャリアアドバイザーが就活のお手伝いをしてくれますので、伝わる志望動機も一緒に考えてくれます。

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