就活コラム

2020/03/06

御社と貴社って使い方違うの?使い分けを間違ったらどうなっちゃう?

「御社?貴社?」

就活の準備をしていると、一度はどちらを使えば良いかと疑問に思う瞬間がありますよね。

両者は何が違い、どう使い分ければ良いのでしょうか。「似たような言葉だし、間違えたら間違えたで別にいいや」といった程度に思ってしまうかもしれません。しかしそれは危険かも?そのせいで落ちてしまう事案もあるとかないとか……。

本記事では、御社と貴社の違い、「社」の付かない相手への言葉遣いの変化、そして使い方を間違えるとどうなってしまうのかについて解説します。

これを読んで、御社と貴社の使い分けをしっかりマスターしてくださいね!

御社と貴社の違いとは?どう使い分ける?

御社と貴社は、ともに「相手を敬ってその人が属する会社などをいう語」です。どちらも同じように感じるかもしれませんが、実は明確な違いがあります。

はじめに、この2つの言葉の使い分けについてお伝えします。

御社は話し言葉!面接や説明会などの会話で使う

まず、「御社」は話し言葉であり、面接や説明会などの会話で使うものです。企業の人と話している時に、相手の企業が話題に出てきた時は、御社を使うと思っておけば間違いないでしょう。

ただし、「御社様」と様まで付けてしまう表現は二重敬語なのでNG。より丁寧にしたい気持ちは分かりますが、敬語を重ねてしまうと、「そこまで地位の高い人間でもないのに嫌味だろうか」と相手に感じさせる可能性があるため避けるべきです。

貴社は書き言葉!ESや履歴書などの文面に使う

次に、「貴社」は書き言葉です。ESや履歴書などの文面、会社説明会時のアンケートなどではこちらを使います。メールも文面ですから貴社になりますね。御社様と同様に、「貴社様」も二重敬語になってしまうため、使用しないでください。

「貴」の漢字は、「貴殿」「貴国」など、相手を敬う意味です。企業に対しても同様であるため、もともとは書き言葉でも話し言葉でも「貴社」の方を使うのが一般的でした。それなら別に話す時も書く時も貴社でいいのでは?と思いますよね。

それにもかかわらず、なぜわざわざ御社という言葉が登場したかは、次の項で解説します。

御社・貴社┃同じ意味でも使い分ける理由

御社と貴社が使い分けられるようになった理由は何なのでしょうか。

実は、もともとは話し言葉でも書き言葉でも「貴社」だけが使われていました。しかし「貴社の記者が汽車で帰社した」と言われるように、「きしゃ」はとても同音異義語の多い言葉です。

こうして漢字で見れば意味はすぐに分かりますが、「きしゃのきしゃがきしゃできしゃした」と耳で聞いたとしたら、にわかには理解が難しいですよね。

そこで1990年代初めくらいから、話し言葉においては「御社」が使われるようになりました。

御社・貴社を使わない相手先も!銀行や役所だとどうする?

ここまで読んでいただき、御社と貴社の違いがよくお分かりいただけたと思います。

しかし、「自分が受けたいところは会社ではない。御社と貴社の使い分けは分かったけど、社の付かない相手だったらどうなるの?」と感じる方もいらっしゃるでしょう。

その場合は、それぞれに違った表現があります。以下に一覧を載せますので参考にしてください。

御社と貴社の使い方を間違えると落ちる原因に!?

ご覧いただいた通り、言葉は様々ですが、話し言葉は「御」、書き言葉は「貴」を頭に付けるのが基本的なルールです。

さて、ここまで御社と貴社の使い分けについてお伝えしてきましたが、実際問題、このふたつの言葉を間違えることはどのくらいヤバいのでしょうか?

この気になる問題について、リクナビが人事担当者500名を対象に行ったアンケートがあります。学生が「御社」と「貴社」の使い方を間違えていたら、それが選考に影響するかという調査です。

結果は以下のようになっています。


「影響する」23.8%
・「気になるが、影響しない」49.6%
・「影響しない」25.8%
・「その他」0.8%


このように、「影響する」と回答した人の割合が25%に迫るなど、言い間違えによるダメージは一定数あるようです。また「影響する」「気になるが、影響しない」が合わせて70%以上となっており、選考結果への直接的な影響はなくても、気になる面接官は多いことが分かります。

言い間違いが影響する理由としては、「一般常識、マナーがないとの判断の基準になる」、「基本的な知識のレベルが十分ではないと判断されるから」、「常識なので、就職活動の事前準備が足りないと評価する」などの意見が出ました。

御社と貴社を間違えると必ずしも落ちるわけではありませんが、それにより不利になる場合もないとは言えません。リスクを最小限にとどめるために、違いをきちんと頭に入れてから選考に臨みましょう。

ちょっとした言葉遣いに迷ったときは?

ここまで、御社と貴社の使い分けについて解説してきましたが、就活をしていると「これってどう違うんだろう?」「この表現はどう使い分けるんだろう?」とふと疑問に感じることもあります。

必ずしもこのように解説してくれる記事に出会えるとも限りませんし、ちょっとした困りごとを気軽に相談できる相手がいるといいな……と思いませんか?

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まとめ

今回は、御社と貴社の違い、「社」の付かない相手への言葉遣いの変化、そして使い方を間違えるとどうなってしまうのかについて解説しました。

2つの違いはシンプルであり、話し言葉は御社、書き言葉は貴社を使えば大丈夫です。また、「社」の付かない相手の場合は、それぞれに語尾を変化させるとお分かりいただけたと思います。

緊張するとどちらを言っていいか分からなくなってしまうかもしれませんが、一般の企業を受ける場合は「ESは貴社、面接は御社」とだけ覚えておいてください。