就活コラム

2020/03/05

長所と短所の答え方とは?評価される言い方やNGポイントを例と共に解説

就活に向けて自己分析をする中で、自分の長所と短所について考えると思います。

長所とはあなたの優れているところ、短所とは劣っているところです。自分のことなのですぐに出そうなものですが、面接の場で何をどのように伝えたら良いかまでは分かりにくいのではないでしょうか。

長所と短所はそれ自体について個別に質問される場合もあれば、自己紹介の流れで求められることもあります。いずれにせよ、人間性や能力を評価する上で重要なので、聞かれる機会がたいへん多いのには違いありません。

本記事では長所と短所の言い方のコツやNGポイント、考え方のヒントについてお伝えします。

短所を面接官に伝えるおすすめの言い方

まずは、短所を伝える際におすすめの言い方を解説します。

短所も上手に伝えられれば自己アピールになりますので、少しでも印象の良くなる答え方を準備しておきましょう。

言い方一つで長所に見えるようにする

まずは言い方一つで長所に見えるようにしましょう。

短所は長所と裏返しになるものです。たとえば「わがままである」という性格は短所ですが、「主体性がある」と言い換えれば長所になります。

このように、「性格」というのは抽象的な概念です。ですから角度を変えて見ると、長短どちらにも解釈できるようになります。

そう考えると、わがままなのは性格の特徴の中のひとつであって、必ずしも悪いところではないのが分かるでしょう。短所は言い方によって長所にも思わせられるものにした上で、どう話を組み立てるかが大切なのです。

「わがまま」で短所を伝える例文を作るとしたら、以下のようになります。

「私はひとりっこで、両親はいつも私の望みを叶えてくれていたので、気付かないうちにわがままになっていました。

学校に通うようになってからも同じように振舞っていたのですが、いつのまにか周りから弾かれていることに気付きました。

私が強く言うことで、気の弱い子が行動できなくなってしまい、周りのみんなはその子の味方になっていたからです。

そこで初めて、自分のわがままのせいで人に迷惑をかけているということに気付きました。それ以来、自分の発言がわがままなものになっていないか気を付けながら会話をするようになりました。

年齢が進むにつれ、「決め事がある際、誰も何も意見を言わなくて困っている時に、発言してくれるから話を進めやすくて助かる」と言ってもらえる機会が増えてきています。

大学生になった今も、わがままな部分は残っているとは思います。しかし同時に、何かを言う時には必ず自分の身勝手な主張になっていないか考えてから言っているので、もうトラブルが起きることはありません。

入社後は、はっきりと物が言える主体性を失わないようにしながらも、周りとうまくやっていけるようにしながら仕事を進めていきたいです。」

このように、短所は言い方によって長所にも思わせられるものにしましょう。短所から長所へ上手に言い換え、自分をよく表す短所の言い方を見付けてください。

正直に答える

短所は長所の裏返しであるとはいえ、悪いところを話すのには変わりないので、できれば答えたくない人もいると思います。

しかし、ここで嘘をついてしまうのは絶対にNGです。

自分を良く見せたいばかりに本来の資質とは違う短所を言ってしまうと、「こんな的を射ていない回答をする時点で自分を客観的に見られない学生なのだろう」と人事は判断してしまうのです。

世の中に短所のない人などいません。あまりに飾りのない自分を見せてしまうのも考えものですが、自分の弱さも正直に話して好感度を上げましょう。もちろん、必要以上に自分を蔑むのはやめてくださいね。

解決策を併せて伝える

解決策を併せて伝えるのも重要です。短所を自分で認識している以上は、それを直そうとしている姿勢を見せなければなりません。

自己分析をする時点で自分について知ろうとするとは思いますが、短所を直すためにも自分を客観的に見る必要があります。その上で短所が発動してしまう状況などを分析し、改善するためにどうアプローチしているかも一緒に伝えましょう。

直ったとまで言う必要はありませんので、努力している姿勢を見せてください。課題解決力をアピールできます。改善の姿勢を見せないと「この学生はすぐに開き直るのだな」と思われてしまいます。

短所だけでなく、短所+改善のための努力をセットで伝えることで、人事の印象アップを狙いましょう。

NGな長所・短所の答え方

それでは、NGな長所・短所の答え方にはどういったものがあるのでしょうか。同じ内容だとしても、答え方によってあなたの評価は変わる場合がありますので参考にしてみてください。

企業の志向と合わない答え方

世の中には様々な企業があり、それぞれ求めている資質は違います。そのため、志望する企業の志向と合わない答えをしてしまうと不利になります。

たとえば、あなたがイケイケなベンチャー企業を志望しているとします。そこに対して、「何事も確認を怠らない慎重さがあります」、「他者との衝突を避け、円滑に物事を進めます」とアピールしても、求められる資質とずれているため逆効果ですよね。

求められる資質は、ウェブサイトの求人ページを見たり説明会に足を運んだりすれば分かります。それだけでなく、ベンチャー企業であればスピード感やイノベーティブな考え方を求められていると予想も立てられます。

「目の前の課題の解決策を自ら考え、主体的に実行します」「失敗を恐れず新しいことに果敢に挑戦します」などの特徴を見せるのが効果的です。一方で、公務員や銀行などを志望しているならこのような内容を言ってしまってはNGですよね。

このように、企業によって好まれる回答に合わせるのも必要になります。自分の資質の中から、求められている人材像に近付けられるものを選びましょう。

「ありません」という答え方

長所や短所を聞かれたとき、「ありません」と言うのは絶対に避けるべきです。

奥ゆかしく控えめに見せるために長所を答えなかったり、悪いところがないと言った方が良いと思う方もいるかもしれませんが、「ない」と言うのは禁じ手と覚えておいてください。

人にはそれぞれ個性があります。長所も短所もあって然るべきです。それなのに「ない」と思っているのは、自己分析を怠っていると捉えられても仕方ありません。

まして短所について「ない」と言ってしまうと、「周りから短所と認識されている部分があっても気付かない学生なのだな」と判断されてしまいます。自分を客観的にとらえられないと感じさせてしまう回答は、大きなマイナスです。

面接時の具体的な長所・短所の例文

強みと弱みのどちらもあなたを知るための重要な情報です。面接時の具体的な長所・短所の例文を掲載しますので、こちらを参考に自分でも作ってみましょう。

長所と短所は裏返しになるように使用していますので、確認してみてください。

長所編

私の長所は主体性があるところです。ものごとをしっかりと自分で考え、適切に行動を起こせます。

サークルでは「イベントをやりたいね」とみんないつも言うばかりで、企画者が誰もいませんでした。そういった際は私から発信して企画チームを立ち上げることで、お花見やバーベキュー、スノボ合宿などを定期的に開催でき、みんなに喜んでもらえました。

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短所編

私の短所は我が強いところです。自分の考えを押し通そうとするあまり、友人から無視されたり、時には人の心を傷付けてしまったりもしました。このままではいけないと思い、今は、他の人の意見を聞きながら折り合いを付けたり、様々な意見を踏まえて新しい選択肢を作ったりするよう心がけています。

面接で役立つ長所・短所一覧

最後に、面接で役立つ長所・短所の一覧表をプレゼントします。長所と短所は裏返しになっていると書いた意味を、よく分かっていただけるはずです。

プロに面接準備をサポートしてもらおう

長所と短所が裏返しであることがよくお分かりいただけたのではないでしょうか。

長所・短所が見えてこない方は、自分の特徴をとにかくたくさん挙げてみてください。
上の表を見ながら、視点や切り口を変えたアピールも考えましょう。

その過程で、就活のプロに手伝ってもらうのも1つの手です。就活エージェントは、各企業ごとの選考基準に合わせて面接対策を手伝ってくれます。
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自身で考えることももちろん必要ですが、企業の人事目線を持った人に、文章を添削してもらうことで、不安の解消にもなるでしょう。