悩む
就活コラム

2020/02/12

内定取り消しはあり得る!?そんな時どうする??トラブルを避けるポイントとは

慣れないリクルートスーツに身を包み、プレッシャーに押しつぶされそうになりながら面接を何回も受けて、やっとの思いで獲得した内定。これが取り消されるとなったら、ただごとではありませんよね。

内定取り消しと聞くと、どことなく他人事に感じるかもしれません。とはいえ、本人からすると「この程度で?」と思うようなことで、実際にそうなった事例もあります。

この記事では、内定取り消しをされる理由、実際にトラブルになった内定取り消し事例、内定取り消しをされないための対策についてお伝えします。

内定取り消しとは

内定取り消しとは、企業から内定をもらった後に、それを企業側から破棄されることをいいます。つまり、「卒業したら雇用します」という約束を反故にされるのです。

採用が決まり学生も受諾すると、内定承諾書を締結するのが一般的です。ここには内定取り消し事由が書いてあるものなので、その禁止事項を破ってしまうと内定が取り消されてしまうことも。

一方で、必ずしも学生の責任で内定取り消しをされるわけではありません。

それぞれの具体的な理由については後述しますので確認してみてください。

学生側の落ち度で内定取り消しをされる理由まとめ

それではまず、学生側の落ち度によって内定取り消しをされる理由について見てみましょう。

悩む

SNSでの不適切な投稿

SNSでの不適切な投稿はとても危険です。Twitter、Instagram、Facebookなどは、学生であればほぼ全員が使っていると思います。もちろん日常の投稿なら大丈夫なのですが、問題となる投稿をしてしまうと、それが原因で内定取り消しとなることがあります。

たとえば、選考時の不満や、その企業への批判がバレてしまった場合です。特定の団体を批判したり、差別的な記事をアップしたりしてしまうのも、内容によっては不適切と取られてしまうでしょう。

また迷惑行為に関わったことが発覚する投稿は絶対にNG。遊び半分であったとしても人生を棒に振ってしまう可能性がありますので、気を付けてください。

大学を卒業できなかった

単位不足などで大学を卒業できなくても、当然ながら内定取り消しとなります。

内定は、「次の4月からうちで働いてもらいます」という契約のようなものです。卒業するのを前提としているため、大学を卒業できなければ内定取り消しとなってしまうのは当たり前ですよね。

多くの人は3年生までにある程度の単位を取り、4年生ではゼミや卒論の単位を残すのみだと思います。ただ、自分ではきちんと取り終わっているつもりでも、卒業要件となる単位の取りこぼしなどがある可能性もゼロではありませんので、可能であれば4年生に上がる前に確認しておきましょう。

自分のキャパ的に大丈夫そうであれば、規定よりも単位は多めに取っておくのをおすすめします。

入社手続きの不備

入社手続きに不備があると、内定を取り消される可能性があります。

内定を取ると内定承諾書や身元保証書を始めとした各種書類を提出することになり、それらは定められた期限までに、当然きちんと全て揃えて出さなくてはなりません。

出し忘れてしまっても、事情があるのであれば、相談すれば取り消しまではいかない可能性はあります。しかし、このような書類はとても大切なものです。

たとえ本人に悪気がなくても、提出し忘れたり不備があったりすると、「入社後も期日を守れないのでは?」「仕事も雑にしかしないのでは?」「約束を平気で破るのでは?」と、入社できたとしても悪い印象を与えてしまいます。

たかが書類と思うかもしれませんが、そういった部分からしっかりしましょう。

選考での虚偽発覚

誰しも選考の際は自分をよく見せたいものなので、多少盛った話をするくらいなら構いません。しかし、どうしても採用されたいと思うあまりに嘘をついてしまったとしたら、これは完全に内定取り消しの対象となります。

学歴フィルターを突破するために学校名を偽る、本当は持っていない資格を取得済みと申告する、TOEICのスコアを高く言うなどは、経歴詐称として犯罪になってしまうのです。

もしバレずに無事入社に漕ぎ着けても、入社後に発覚したら十分な解雇事由となります。選考には正直な自分で臨みましょう。

病気・妊娠などの理由により正常に働くことが困難

病気・妊娠などの理由により正常に働くことが困難になったら、内定取り消しとなります。入社したとしても業務にあたれないので、仕方がないですよね。

また病気でなくとも、重篤なケガなどで入社できる日が大きく後ろ倒しになってしまった場合も危ないかもしれません。内定が取れたと浮かれず、しっかりと地に足を付けて入社日を待ちましょう。

とはいえ、病気やケガは気を付けていてもどうしようもないケースもありますので、発覚した時点で内定先の企業に連絡して相談しましょう。

企業側の都合で内定取り消しをする理由

続いて、企業側の都合で内定取り消しをする時の理由をお伝えします。

頭を抱える

業績の悪化

会社の業績の悪化は、内定取り消しの原因となり得ます。新しく社員を雇用する余裕がなくなってしまうためです。

大企業ではあまりありませんが、ベンチャー企業などは内情がころころと変わることもあります。内定を出してから入社日まで半年以上あるのが一般的なので、うまくいっていた事業が急にダメになってしまった結果、内定取り消しが発生する可能性があるのです。

企業の業績の悪化は仕方ない部分がありますし、そのような企業に入ってしまうと自分も苦労してしまうので、このケースについては、もしかしたら内定取り消しを受けて良かったかもしれません。

既存社員の解雇を避けるため

ひとつ上の理由とも関連しますが、新しい人を雇うには既存社員を解雇しなければならないという状況になった時にも、内定が取り消されることがあります。新しく人を雇うよりも既存の社員を守らなければならないためです。

ふたつの項目を通して、そもそもの問題として、可能であればこういったリスクがありそうな会社は受けない方が良いですよね。事前に企業研究をして、危なそうな企業は志望から排除するのが大切です。学生の側で対策できる部分もありますので、情報収集はしっかりと行いましょう。

実際にトラブルになった内定取り消し事例

ここからは、実際にトラブルになった内定取り消し事例をご紹介します。

スマホ

内定取り消し事例➀:”アルバイトが要因”で内定取り消し

アルバイトが要因で、内定取り消しになった事例があります。

数年前に、とあるテレビ局のアナウンサーの内定を保持していた女子学生がホステスのアルバイトをしていたのが発覚し、内定取り消しになったのを覚えている人もいると思います。

これはアルバイトを申告する時に、キャリアに有利になりそうなものだけを記載し、ホステス経験を書かなかったことが発端です。

それが入社後に発覚して内定取り消しとなりました。その後に粘り強い交渉の末に入社は認められましたが、よほど強い気持ちで争わないと内定取り消しを取り下げてもらえません。

この一件については、テレビ局側が求める清廉性が、ホステス経験のある女性からは欠けるというのが原因でした。

企業によっては全く問題とならない内容かもしれませんが、志望先の企業それぞれによって必要な要件は変わりますので、事前にしっかりと確認しましょう。

内定取り消し事例➁:”Facebook発言”が要因で内定取り消し

何気なくFacebookに投稿した記事が原因で、内定取り消しになった事例もあります。

内定を取った学生が、「二次面接のおっさんがキモかった」と、選考中の面接官の悪口をFacebookに書いてしまったためです。

たかがSNSと思ってしまうかもしれませんが、「ソーシャルネットワークサービス」ということは、ここもひとつの社会であり公共の場所と言えます。友達に話す感覚で気軽に投稿していても、実際は誰でも見られる状況なのです。

友達限定の鍵アカウントならまだしも、本人の名前で検索すれば出て来るような状況で発言してしまうのは、あまりに不用意ですよね。入社した後にも自社の悪口や機密情報を漏らしてしまうと思われても仕方ありません。

不快に感じてしまったのは事実かもしれませんが、このように証拠が残る形でつぶやいてしまうのは絶対にやめましょう。

内定取り消しされないための対策

ここからは、内定取り消しをされないための対策についてお伝えします。

指し棒

企業に対して文書回答を求める

不当に内定を取り消されたと感じたら、企業に対して明確な理由を求めましょう。内定を取り消した場合、企業は学生にその理由を伝えなければならず、回答を拒否できません。

理由を求める際は口頭ではなく、文書で行ってください。口頭でのやり取りでは言った言わないの水掛け論になってしまうので、証拠となるものを残しておく必要があります。

中身は自分が内定を出してもらったことと、それに対して承諾した旨も含めて書きましょう。お互いが合意の上での内定だった件はしっかりと明記してください。

こちらの書面を作成したら、企業に郵送しましょう。書き方が分からなければ、インターネット上に文書のテンプレートがたくさんありますので、利用できそうなものを探してみてください。

よりきちんとやりたいようでしたら、大きな図書館に行って「契約全書」という本を探してください。これにはあらゆる契約例文が載っていますので、その中から一番使えそうな物を選ぶと良い参考になるでしょう。

内定を証明できる書類やメール等を残しておく

内定を証明できる書類やメール等を残しておくことも重要です。一般的には内定が出た時に、書類なりメールなりを受け取るはず。これが何よりの証拠となります。

悪質なところですと、わざと口頭のみで内定を出し、内定取り消しに対して抗議された際に内定を出していないと言い張る企業すらあります。

内定を受けたら、必ず何らかの書類やメールなど残るものも発行してもらえるように伝えましょう。こちらから申し出たにもかかわらず出してくれない企業がもしあったとしたら、入社後の社内体制も推して知るべしですので、こちらから見限った方が良いですね。

SNSの扱いに注意する

内定後は、SNSの扱いに注意しましょう。不用意な発言をしないように気を付けてください。

確認してほしいのが、就活を始める前に投稿した文章。未成年の頃に、その場のノリで飲酒をしてしまったなどの投稿などはしていないでしょうか?遡って確認されたら一発アウトです。

内定者のSNS投稿を見るのは、今や当然のこととして行われています。下手な内容を投稿しないように細心の注意を払いましょう。管理が上手な人であれば、表アカウントと友達にしか公開しない裏アカウントを使い分けても良いかもしれません。

就活エージェントを活用する

内定取り消しをされないための対策として、就活エージェントを活用するのも手です。就活エージェントという学生と企業の間を取り持ってくれる存在をはさむことで、企業から内定取り消しをされる可能性が低くなります。

就活エージェントは様々な企業を紹介してくれるにあたり、事前にしっかりと企業の選定を行っています。学生のためを思ってももちろんですが、企業の都合だけで勝手に内定を取り消すような企業を紹介してしまっては、自分自信の信用にも傷が付いてしまうからです。

さらに、ただ紹介して終わりではなく、「紹介した後に○ヶ月間働いたら企業から報酬を受け取れる」といった契約が一般的なので、就活エージェントは無責任にマッチングさせても意味がありません。しっかりとした企業のみを学生に紹介してくれるため、企業と直接やり取りするよりも内定取り消しをされる可能性が低くなるのです。

▼相談してみる

キャリアチケット
キャリアチケットは、最短1週間での内定獲得も可能な就活エージェントです。大手企業のグループ会社、企業向けサービスで高いシェアを誇る安定企業など様々な優良企業とつながりがありますので、早く優良企業に行きたい人はぜひ登録をし、早めに相談に行きましょう!→キャリアチケット

JobSpring
JobSpringは、AIを用いた適性検査とエージェントのチーム体制で就職先の紹介をしてくれる就活エージェント。内定獲得の支援を受けることができるとともに、万一不合格となった場合も、不合格理由をふまえて他社選考への戦略を一緒に練ってくれるので安心です。最短2週間以内での内定実績もあり!→JobSpring

まとめ

今回は、内定取り消しをされる理由、実際にトラブルになった内定取り消し事例、内定取り消しされないための対策についてお伝えしてきました。

せっかく一生懸命頑張って取った内定でも、状況によっては取り消される可能性があること、そうならないためにはしっかりと対策をしなければならないことがお分かりいただけたのではないかと思います。

やっとの思いでゲットした内定ですから、内定を取り消されたらそれを取り消してほしいと思うかもしれません。弁護士を立てて争うなどすれば撤回になる可能性はありますが、そんな風にされた企業に入ってもあまりうまくいく気はしませんよね。

万が一自分がそんな目に遭ったら、面倒でも再度就活を始めましょう。何から手を付けて良いか分からないなら、いったん就活エージェントに相談してみるのも良いかもしれません。

一方で、自分の浅はかな行動で内定を取り消される可能性もゼロではないのです。内定を取ったからといって安心せず、これから社会人になるという自覚と責任感を持ちながら過ごしましょう。