居酒屋店員
就活コラム

2019/11/15

就活に有利なバイトってどんなの?どうせならバイト経験を就活に役立てたい!

就活に有利になるバイトってどんなものなんだろう?

私がやっているバイトって就活の時に評価されるの?

 

そんなことが気になる人も多いでしょう。

 

その一方で、「自宅が調布で学校が水道橋だから乗り換えに便利な新宿でバイトしよう、まかないがあるから居酒屋がいいな」などと気楽にバイトを選んでいる人も少なくないと思います。

 

確かにバイトは授業や遊びの合間におこづかい稼ぎをする程度の認識のものであったり、人によっては生活のためにとにかく稼ぎたいだけのものだったりするのかもしれません。

 

しかし貴重な大学時代の一部を使って取り組むことです。ただ何も考えずに言われたことをやって時間をお金に替えるより、就活やひいては将来に役に立つスキルを身に付けられる有意義な時間にしたいとは思いませんか?

 

ここでは就活に役立つバイトや取り組みについてご紹介します。

 

就活に有利なバイト

同じバイトをするなら、少しでも就活に役立てられる仕事を選びたいもの。

ディズニーリゾートやユニクロが就活に強いと言われていますが、それだけではありません。

就活の様々な場面で有利に働きそうなバイトをご紹介します。

スキル

接客業

就活に有利になり、且つ誰もが始めやすいのが接客業です。

接客業で働くと多くのお客さん達と日々接する上に初めての人と会話することにも慣れるので、コミュニケーション能力が上がります。様々な人と会話をするという練習を模擬面接の前に日常的に行えるようなものです。

人見知りな人には最初は辛いと思いますが、そのスキルを身に付けることにより、面接で人事と相対した時にも緊張しにくくなるという利点があります。せっかく仕事をするならただ働くだけでなく就活に役立つ能力も伸ばしたいと考えるあなたにはうってつけです。

また社会人になって活躍するには、先回りして気遣いをすることも不可欠です。その相手は取引先のこともあれば社内の人の場合もあるでしょう。

定番なのはスタバのバイトです。接客などの研修がとても手厚い上、チェーン店にも関わらずマニュアルがないので、自分の頭で考えて動く訓練ができます。さらにマネジメントもバイトが行うため、学生のうちから部下を持って働くという経験が積めます。

接客をしていると、常にお客さんが求めているものをいち早く察知し、先回りして動かなければならないため、必要な気遣いが自然と身に付きます。丁寧な言葉を使わなければならないので敬語も覚えます。その全てが就職に向けての勉強になります。

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塾講師

塾講師は、相手のレベルや性格に合わせて勉強を教えなければなりません。質問をされたことについても即座に答えることが求められます。

この訓練ができていると、相手が何を知りたいか、どのように伝えたら良いかを判断する能力が身に付きます。その結果、面接の時に人事の方が聞いた質問の意図をすぐに汲むことができるようになり、求められている回答を適切に出すことができます。

塾というのは、当然ながら相手となる生徒が分からないことを分かるように説明しながら教える場所です。

まずは生徒の詰まっているところがどこなのかをきちんと把握しなければ教えることができませんが、生徒は自分より年下なことが主であり、学年によっては何が分かっていないかすら自分で分かっていなかったりします。

質問も必ずしも明確な内容とは限らない中で、伝えたいことを汲み取っていかなければなりません。

質問の意図が分かったら要点を押さえながら解説していきます。その生徒が得意な教科なのかそうでないのか、普段どのように勉強しているのか、どんな性格なのかによって教え方は変わるので、それぞれに合う方法にカスタマイズしなければなりません。決められた授業時間内に収める能力も必要です。

自分にとっては当然理解できることが相手は難しいと感じています。論理的に筋道を立てながら丁寧に教えていかなければなりません。しかしこれができるようになると、ゆくゆくは社内で通したいプロジェクトについて説明したり、取引先に自社の商品を紹介したり、部下を持った時にはその時の指導をしたりするのにも役に立ちます。

集団授業の場合は大勢の生徒に一度に分かりやすく説明する必要があるため、これはそのままプレゼン能力の向上につながります。複数の相手に分かるように上手に話すことが必要なため、常に聞き手を意識する習慣が付いているからです。

授業

やりたい仕事と同じバイト

おすすめの業界、というものとは違いますが、もしあなたの将来やりたいことが明確ならそこに直結するバイトを選ぶと良いでしょう。社員と全く同じ仕事でなくても、ある程度の実務を経験できたりどのような流れで仕事が進むかを把握できます。

特にベンチャー企業は実践的な内容の長期インターンが多いのでおすすめです。例えばマーケティング関連の仕事をしたいと思っているなら、実務としてデータ分析をしてそれをどう使っていくかを考え、資料に落とし込んで提案に使える状態にまでする一連の流れを体験できるところもありますのでそういった企業を選びましょう。

実際にやってみたら思っていたのと違ったという状況が発生しても問題ありません。

バイトは気軽に始められ、採用倍率もそこまで高くないからこそ選択肢は無限大です。営業、バリスタ、ショップ店員など、一度やってみたかったことにどんどんチャレンジしてみると良いと思います。

様々な業務を体験することで、自分に向いているものとそうでないもの、好きなこととそうでないことがだんだんと明確になってくるでしょう。

バイトとして始めてみたらとても自分に合っていたというケースもあるかもしれません。その場合はそれを実務経験として同業への就活をするのも良いですし、そのまま社員になれる可能性だってゼロではありません。

せっかく経験を積める場なのですから、バイトだからと軽く考えず将来も見据えて選んでみてください。その中で自分の志向に合ったものを見付けるのも良いのではないでしょうか。

はしご

バイト以外で就活に有利になる経験

次に、バイト以外で就活に有利になる経験についてご紹介します。

資格を取ると良い、日経新聞やビジネス誌に目を通しておくべき、などと言われていますがそれだけではありません。学生時代に取り組んでおくのがおすすめなものをまとめました。

長期インターン

就活を有利に進ませる一番の活動といえば何といっても長期インターンです。これは必ず役に立ちます。

実際に働いてみることで、働くとはこういうことなのだと理解が深まります。この経験があるかないかは就活をしていく上で雲泥の差となります。

例えば営業をやりたい人が思い描いている仕事内容が、お客さんに商品の利点を説明して買って頂くこと売ることだったとします。

しかし実際に営業をやってみると、「まず話を聞いてもらうまでがとても大変」、だったり、「見積書作成や日報提出や経費精算などの事務関連の仕事が意外と多い」かったり、「買ってもらうために少し盛って話をしなければいけないのが心苦しい」など、業務とのギャップを感じるはずです。と感じたりすることが分かるはず

買って喜んでもらえることが営業のやりがい、という表面上のことしか知らないでいると、いざ新入社員として働き始めてもあっという間に心が折れてしまうかもしれません。

体験することにより、ひとくちに営業と言っても売って終わりではないと気付くはずです。仕事というのは自分が想像していることだけでなく、付随するたくさんのことをしなければならないものということが理解できます。

その感覚を持っていると、担当した業務以外の様々な仕事についても裏にはこんなことがあるのではないかという発想ができるようになり、地に足を付けて就活の軸を定められるようになります。

ゼミの研究

アピールできるものがほしいけど新たに何かを始めるのはちょっと……という人は、ゼミの研究を一生懸命頑張ってみるというのはいかがでしょうか?

大学という場所の意義は様々ありますが、選択した学問についての専門性を4年間で身に付けられるという点も挙げられます。

ゼミの研究なんてみんなやってるし、こんなの人事から評価されるの?と思うかもしれません。しかし学生の本分は本来であれば学問ですよね。するべきことをきちんとしていることが悪い印象を与えるはずがありません。

そして周りを見渡してみてください。卒論のために論文を書いているという人は多いかもしれませんが、本気で研究に取り組んでいる人がどれだけ居るでしょうか?

学びたいことがあって大学に入学したのに結果的にそれ以外のことばかりしている人の方が多いのが一般的です。そんな中でしっかりと研究に取り組んでいるのは評価の対象になります。少なくとも学生が学業に励むことを良く思わない面接官などいないはずです。

面接をしているとサークルの副代表が大量発生するというのはよく聞く笑い話ですが、面接官はサークル活動を中心とした自己アピールには辟易しています。サークルの活動内容は違ってもその中で行うことはなかなか差別化が難しいため、同じような話が続いてしまうからです。

その点、自分が身に付けた学問の話であればそうそう他の学生と重なりません。内容についても面接官の方が詳しいということは恐らくないでしょうから意地悪に突っ込まれることもなさそうです。

ゼミの研究にしっかりと取り組んでいたという事実からは、真面目な性格、知的好奇心、向上心、探求心などをアピールできるので就活で有利になるでしょう。

また、なぜそのテーマを選んだのか、それにどのように取り組んだのかということを話せると「頑張ってきた学生なんだな。」と好印象を与えることができます。

本とドア

マイナーな部活動

就活を始める間際の方には難しいと思いますが、まだ低学年の方は部活動を始めるのがおすすめです。

今まで野球もサッカーもしていなかったから無理と思ってしまいがちですが、スポーツの経験がないと部活動を始められないということはありません。

世の中にはマイナースポーツというジャンルがあります。それであれば未経験からでも始めることができるので、大学に入ってからでも子供の頃から続けてきた人と競合することなく部活動を始めることができるのです。

未経験からでも始められる部活動としては、ラクロス、合気道、ボートなどがあります。学校ごとに設置されている部活動は違いますので興味本位で一度見てみるのも良いかもしれません。

とにかく部活動をやっていた学生は人事の受けが抜群にいいです。その経験があるというだけでプラスのイメージを持たれることも多いでしょう。

まず部活動というのはサークルなどと違い厳しい規律があるのが普通です。早朝から朝練をしたり、学生でありながら理不尽な要求でものまないといけない場面が出て来たりすることもあります。

それに耐えられる忍耐力はどのような企業でも評価されます。またそのような過酷な環境下で何年も続けて来たという継続力も粘り強さがあるということで好まれます。辛い仕事でもやりきることができると判断されるでしょう。

部活動という固い組織の中で動いた経験は会社組織の中での振る舞い方にも通じます。一般的に仕事は集団で行うものなので、その中でどう動くべきか把握したり上下関係を踏まえた上での対応ができる人とみなされます。社会人になれば礼儀やマナーを大切にすることは避けて通れないのでこの点もハマります。

部活動というのは「全国優勝」など、みんなでひとつの目的に向かって努力をするというのが一般的です。頑張った結果も大切ですが、それ以前に頑張れるというのもひとつの能力なので、目標を設定してそれに向かって頑張る習慣が自然と身に付いていることは大きいです。

部活動をしている人というのは基本的に体力があるのでハードな仕事もこなせそうと捉えられます。無事これ名馬といいますが、体力があり元気に仕事ができそうと思われることはそれだけでも大いなる評価対象なのです。

まとめ

ここまで就活に有利になるバイトや学生時代の経験について書いてきました。

元も子もない話になってしまいますが「○○のアルバイトをしていた」「○○をやっていた」という経歴だけで就活が有利になるものではありません。なぜならバイトは学生が面接等でアピールしたい項目の1位にも関わらず、企業が採用基準で重視する項目では7位になっているからです。(出典:就職白書2018)

大事なのはあなたがそこでどのように行動したか、それによってどのような経験を積み何を学んだか、それを入社後どのように生かせるかです。

ここに挙げたものよりも、もしかしたらあなたが今まで力を入れていたことを続けてアピールできるものにすることの方が近道の可能性もあります。語れる経験のタネがないか、自分が既に取り組んでいることを見直すのも手です。

そしてこれから何か始めようとしている人は、何に取り組むかと共に、そこで得た経験を将来どう生かすかまで考えてから選択してみてください。何を始めるにせよ、大切なのはどのように取り組んでそこから何を得るかですよ。