就活コラム

2020/12/01

模擬面接とは?やり方と模擬面接を無料でしてもらう方法を解説

面接に臨む前に、しっかりと模擬面接をしていますか?

就活において面接対策は、自己分析の次に重要。 就活生の多くの方が、アルバイトの面接以外、本格的な面接は受けたことがない人が多いのではないでしょうか。

いざ面接本番となると、思ったように言葉が出なかったり、相手に伝わりやすい順序で話せなかったりすることもあります。

面接対策の方法は様々ですが、実際に本番さながらの状況で練習する、模擬面接は有効な対策方法です。

本記事では、模擬面接が重要である理由と、模擬面接の機会を最大限に活かす方法、無料で模擬面接をしてもらう方法について解説していきます。

そもそも模擬面接とは?

模擬面接とは、本番の面接と同じような状況を再現し、入室から体質までの全行程を疑似体験することです。実際の面接さながらの体験をするために、面接官役となる人にも協力してもらい行う必要があります。

この模擬面接を通して、面接官役の方から、良かった点と改善するべき点を教えてもらい、それを基に実際の面接の対策を講じます。

面接の緊張感を体験し、面接慣れできる

初めての面接に、模擬面接や面接練習をせずに臨むと、緊張でうまく話せないかもしれません。

模擬面接でリアルな面接の雰囲気を経験し、面接の流れや、どんな質問をされるのか想定しておくことで、必要以上に緊張せずに面接に望めるでしょう。

「ぶっつけ本番で面接に臨んだら、志望動機を聞かれた際に、履歴書に書いた内容をそのままいえば良いのか、変えた方が良いのか分からず戸惑った」などの声を聞いたことがあります。模擬面接をしておけば防げた戸惑いです。

自分では気付けない部分を指摘してもらえる

質問に対する返答は、自分でも何となく良し悪しは分かりますが、声の大きさや話し方の雰囲気、身だしなみといった部分は、第三者が見て初めて良し悪しが分かります。

これらは、自分ではなかなか気づきにくい部分です。

・声の大きさやトーン、話すスピード

・髪の毛や服装などの清潔感

・表情の明るさや相槌の上手さ

・面接中の目線

集団面接や圧迫面接など、様々な想定に慣れておける

面接には、1対1の面接だけでなく、面接官複数人と自分1人、面接官複数人と就活生複数人の集団面接もあります。また、圧迫面接と呼ばれる、威圧的な相槌や質問をされる面接のパターンもあります。

企業や選考フェーズごとに、面接を通して評価したいポイントが異なるため、様々な面接パターンが存在します。 面接パターンに応じて、話の順序や受け答えの仕方、声のトーンなど、適切な答え方ができるよう、模擬面接を通して対策しましょう。

模擬面接のポイント

模擬面接は正しく行わなければ、本来の効果を発揮しません。 例えば、面接の再現度が低いと、緊張感も再現できないですし、面接官役も多少知識がないと、想定される質問が適切にできません。
そこで続いては模擬面接の効果を最大限にする方法について確認していきましょう。

できれば本番と同様の服装で行う

模擬面接でも、できたら本番と同様の服装をしましょう。 最近では、説明会やグループディスカッションまでは、カジュアルな服装、私服でokな企業も増えています。そのため、面接当日に、久しぶりにスーツを着ることになり、当日戸惑うことも。

男子の場合だと、座った時に、ズボンの長さなのか座り方が悪いのか、裾が上がり、靴下がまあまあ見えてしまっている人もたまにいます。

小さなことに思えるでしょうが、緊張しているタイミングだと、意外と気になるものですし、その程度のことで選考落ちすることはないでしょうが、準備不足・不慣れな印象は面接官に与えるでしょう。できることなら事前に確認しておくために、本番と同様の服装で模擬面接をしてみましょう。

履歴書・ESも実際に使うものを用意する

ほとんどの面接では、面接官が手元に履歴書・ESを置いた状態で面接が行われます。

履歴書・ESの内容に沿って質問をされるか、書かれていない内容メインで質問されるかは、ケースバイケースですが、いずれにせよ、履歴書・ESの内容と面接の回答に一貫性が見受けられるかは見られるでしょう。

履歴書・ESには、”明るくて誰とでも仲良くなれる性格”と書いてあるのに、面接当日緊張で表情が暗く固かったら、面接官は疑問に思いますよね。

面接官役の人に、提出する予定の履歴書・ESを渡した上で、模擬面接できると良いでしょう。
模擬面接を通して、面接だけでなく、履歴書・ESの改善に繋げられるかもしれません。

本番で聞かれる可能性がある質問をしてもらう

下記の質問は、どの企業でも必ずと言って良いほど聞かれる質問なので、しっかり対策しておきましょう。

■必ず対策したい質問リスト

・志望動機は何ですか?

・学生時代に最も頑張ったことはなんですか?

・自己PRをお願いします。

・長所と短所を教えてください。

その他にも、下記のような質問をされることもあるでしょう。

・これまでに挫折した経験はありますか?

・この業界に興味を持ったきっかけは何ですか? など

面接でよくある質問についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

友達に面接官役をやってもらう場合は、面接官役の人にも想定質問をインプットしておいてもらいましょう。

入室から退室までリアルに再現する

細かい部分まで再現することで、本番に近い面接を体験できます。 友達同士で模擬面接を行う場合、何もそこまでしなくても、と思うかもしれませんが、下記の入退室の流れについては一通り事前にやっておきましょう。

これらは、自分ではなかなか気づきにくい部分です。

■入室のマナー

・ドアをノックする回数(一般的には3回)

・後ろ手でドアを閉めない(面接官に背をむけるの失礼と思ってやりやすい失敗)

・指示があるまで椅子には座らない(椅子の左側に立つのが基本)

・着席後はカバンを椅子の右側に置く

■退室のマナー

・お礼は2回(2回目は座ったまま、2回目は椅子の左側に立って言う)

・ドアの前では「失礼します」と挨拶する

声の大きさや話し方、身だしなみなども確認する

模擬面接では、話の内容を確認することももちろんですが、服装・身だしなみ、声の大きさやトーン、目線、表情などの細かい部分も確認しましょう。

■確認したいポイント

・声の大きさ

・声のトーン

・話す速度

・口癖

・表情や目線

・服装

・身だしなみ

・しぐさ

例えばですが、かしこまって喋ると「なんか」とやたら言ってしまう人、ちょこちょこ上を向きながら話してしまう人、本人が思っている以上に表情が硬くなってしまう人などいますよね。

こういった癖は自分では気づきにくいものなので、模擬面接で指摘をもらい、意識してき唖然しておくようにしましょう。

仲間内での模擬面接だけで満足しない

模擬面接を仲間内で行うことも多いでしょう。しかし仲間内で模擬面接をしていると、どうしても緊張感が薄れてしまうでしょう。

また、そもそも面接官役の人が、面接や就活について、正しい知識がないと、面接官さながらの質問や受け答えはできません。

よくファミレスなどで、学生2人で模擬面接をし合っているのを見ます。しかし、面接官役が的外れな質問をしているところもよく見かけます…

練習回数を増やす意味で、仲間内で模擬面接を行うのも悪くはありませんが、それだけで満足せず、必ず社会人や内定者にも模擬面接を手伝ってもらうようにしましょう。

無料で模擬面接をしてもらう方法

模擬面接・面接対策が受けられる場所として4つを取り上げ、それぞれの概要・特徴について解説します。

大学のキャリアセンターを使う

大学の教務課やキャリアセンターでは、模擬面接を実施してくれます。 例年、学生たちの就活サポートをしており、面接の再現性も高いことが多いので良い緊張感を持って模擬面接を受けられるでしょう。

就活エージェントを使う

大学のキャリアセンターやハローワーク以外で模擬面接をしてくれるのは、就活エージェントです。 就活エージェントとは、専任のキャリアコンサルタントが、面談を通し、面接対策や企業紹介、ES対策など、就活サポートしてくれるサービスです。

情報感度が高い学生や、内定者の知り合いが多い学生は、早いタイミングで就活エージェントを利用している印象です。

また利用方法も簡単なので、誰でも安心して利用できます。

就活エージェントに登録

対面や電話、オンラインでのキャリアコンサルタントとの面談

キャリアコンサルタントと話し合いながら選考を受ける企業を選択

キャリアコンサルタントに協力してもらいながら、ES・面接選考対策をする

内定が決まったらエージェントを退会

模擬面接や面接対策を無料で受けられるエージェントをいくつかご紹介します。

キャリアチケット

内定者からの口コミがダントツでいいのがキャリアチケットです。模擬面接や面接対策だけでなく、ヒアリングを通して、自身がまだ気づけていない特性や価値観を一緒に探しながら、マッチしそうな企業を教えてくれます。

企業研究や選考対策をしているものの、就活や企業の採用事情に詳しい第三者から意見がもらいたい、という人には強くお勧めできます。

キャリアチケットの面談では、カウンセターの方が面接対策や模擬面接を行ってくれます。

大学のキャリアセンターやハローワークに比べて、カウンセラーの方が企業側と密にコミュニケーションをとっており、より人事に近い目線を持っていらっしゃる方が多いため、本格的な面接対策を行いたい方は早めに活用することをおすすめします。

JobSpring

JobSpringは、利用した学生の方の内定率が91.7%と、内定獲得率に強みがある高いエージェントです。

個人に合わせたサポートが特徴なので、面接にどのような苦手意識があるか共有した上で、模擬面接を実施していただくと良いでしょう。

ハローワークを使う

就活対策でハローワークを利用するイメージを持っている就活生は少ないかもしれませんが、ハローワークでは、併設されているジョブカフェという施設で、模擬面接などの講座を行なっています。

就活生のみに限定した講座ではなく、20代の若年層を広く対象にしたサービスですが、外部からキャリアコンサルタントなどの講師を招いて、講座を開講しているので、知見のある第三者に模擬面接をしてほしいという人にはお勧めです。

就活イベントに参加する

就活支援サービスや、就活エージェントが、模擬面接を受けられるイベントを開催していることがあります。無料で受けられる上、実際に人事からフィードバックをもらえるイベントもあるので、イベントの開催情報の収拾を怠らないようにしましょう。

定常的に開催されているわけではないので、イベント情報が入ってきやすい状況を作っておくことが得策です。大学の垣根をこえた、就活生同士の横のつながりを作っておくことはもちろん、イベント情報やインターン情報をLINEで配信してくれる、digmeeに登録しておくと良いでしょう。

digmeeは、選考情報を流してくれることが多いですが、定期的にイベント情報も届きます。それも、グループディスカッション対策や模擬面接対策など、実践的で身になるものが多いのでおすすめです。

就活イベントの中には、講義や就活対策のコンテンツで就活生を集客し、最後に特定の企業などへの誘導が行われる、宣伝色が強いイベントも多いです。

宣伝色が強いイベントは、肝心の就活対策のコンテンツが、座学だけで終わったり、フィードバックがぼやっとしていたりと、内容がふわっとしていることも多いですが、digmeeで配信されるイベントは、身になるものが多いので、ぜひLINE登録してみましょう。

マッチャーで模擬面接をしてくれる人を探す

マッチャーという、社会人とのマッチングアプリをご存知ですか?本来は、OB訪問を受けてくれる社会人と就活生をマッチングするアプリなのですが、「模擬面接をしてほしいです!」と依頼すれば、受けてくれる人がほとんどです。

私もマッチャーに、社会人側で登録しているのですが、実際に模擬面接をお願いします!と頼まれ、実施したことがありますよ。

そんなお願いしてもいいの?と思う就活生の方もいるかもしれませんが、なんとなく就活の話をしたい、相談をしたい、と依頼されるより、むしろ何をしてあげれば良いかが明確なので、社会人側からの印象も良いでしょう。

就活塾に通う

有料にはなりますが、面接対策の一環として、ほとんどの就活塾が模擬面接をやってくれます。

お金はかかるものの、つまり「お客様側」の立場でサービスを受けられるので、気兼ねなく依頼できるでしょう。自分でスケジュールを立てて動くのが苦手だったり、内定まで手取り足取りサポートされたいと思っている人には良い手段かもしれません。 しかし、ただ模擬面接のためだけに就活塾に通うのはちょっともったいないかも…。

まとめ

面接は就職活動における最重要ポイントですが、なかなか練習が難しく、対策が困難な試験でもあります。しかし模擬面接を活用すれば、リアルな面接を再現して効果的な面接対策が行えます。

それには正しい準備に加えて、大学のキャリアセンター、ハローワーク、就活エージェントといった、再現性の高い模擬面接を実施してくれる機関の利用が必須です。特に就活エージェントでは模擬面接だけでなく、企業選択や履歴書の書き方など、就活に関わる全てをサポートしてくれるので、就活をする方は利用をご検討ください。