就活コラム

2019/05/13

就活における留学経験のメリットとデメリット

近年さらに国際化が進んだことで、ますます多くの学生が様々な国へと留学をするようになりました。
しかし、留学をしたいと思っている人の中には
「留学経験は就活に不利となってしまうのでは?」
と心配している方もいるかもしれません。
そこで今回は、就活における留学経験のメリット・デメリットについて紹介していきたいと思います。

就活における留学経験のメリット

就活における留学経験のメリットは主に
・語学力
・バイタリティや行動力
・柔軟な考え方
・コミュニケーション能力
・忍耐力や決断力
これら5つが身につくことが挙げられます。
それぞれのメリットについて、詳しく説明していきたいと思います。

語学力

就活において留学経験が活かせるのは、なんといっても語学力が身につくというところでしょう。
昨今、多くの企業がグローバル化しており英語が必須だというケースも少なくありません。
そのため、語学力があれば他の就活生よりも頭一つ抜き出ている存在になれるのです。
就職活動の際に一番有利なのはやはり英語ですが、他の言語だったとしても企業の仕事の中でその言語が活かせる環境があれば強みとなります。

バイタリティや行動力

慣れ親しんだ日本から海外へと留学するというだけでも行動力があると言えるのかもしれませんが、就活においてはそれだけでは少し弱いでしょう。
留学先で実際にどのような経験をし、何を得ることができたのかをしっかりアピールできてこそ留学経験で身についたバイタリティや行動力を活かせるのです。
知り合いのいない留学先で慣れない外国語を使ってアクションを起こすことで身についた行動力は、就活で必ずメリットとなります。

柔軟な考え方

語学力アップと少し通じる部分もあるのですが、英語は日本語と比べて単語の数が少ない言語です。
そのため、少ない単語ではっきりと意見を伝えるために柔軟な考え方やアイデア力が必要となってきます。

産業や市場が安定せず変化の大きいこの時代、柔軟性がない会社は生き残っていくことができないとさえ言われています。
だからこそ柔軟な考え方ができる人材が必要とされているので、留学により身についた柔軟な考え方やアイデア力をアピールすることは就活に大きなメリットとなるのです。

コミュニケーション能力

留学先で現地の人や文化に慣れていくためには自発的なコミュニケーションが必須です。
また、学校の授業でディスカッションがあった場合などは、母国語以外の言葉で自分の考えを伝えなくてはいけません。
つまり、留学生は必然的にコミュニケーション能力が高くならざるを得ない環境にいると言えるでしょう。

そして企業で働く際には、コミュニケーション能力が様々な場面で必要となってきます。
留学経験で身につけたコミュニケーション能力の高さについて
・どのようにしてコミュニケーション能力を高めたのか
・どんな点においてコミュニケーション能力が高いと言えるのか
などをしっかりアピールできれば、就活にかなり有利です。

忍耐力や決断力

どの国であったとしても日本とは全く違った生活習慣や文化があるので、留学中は多かれ少なかれストレスを感じることになります。
言葉が通じなかったり、日本での常識が通用しなかったりしてイライラすることもあるでしょうが、そういった経験を積み重ねることで忍耐力が身につくのです。

また、曖昧な表現でお茶を濁すことができる日本語での会話とは違って海外では自分の意志をはっきり伝えなくてはやっていけません。
さらに、短い滞在の中で様々な経験をすることで一つ一つの出来事をすばやく判断できるようになるので、結果として決断力も身に付きます。
忍耐力や決断力も企業が新卒に求めている重要なスキルの一つなので、就活における留学経験者の強みになると言えるのです。

就活における留学経験のデメリット

時期のズレや距離の問題

大学を休学しての留学などの場合は問題ないのですが、留学中に就活を進めていこうと思うと物理的な距離がデメリットとなってきます。
わざわざ日本に帰国してセミナーや説明会に参加しなくてはいけないので情報を得るだけでも苦労しますし、会社を訪問したり筆記試験を受けたりするのも大変です。
スカイプ面接を実施している企業も増えてきてはいるものの、時差が大きい国へ留学している場合などは時差がネックとなることもあります。

また、留学先によっては就活が本格化する時期と学校が忙しい時期が重なってしまい、就活に出遅れてしまうというケースもあります。
留学と就活が重なってしまうという方は、早めに就活を始めなくてはいけないのです。

ブランクとして扱われてしまうことがある

留学で身についた語学力は確かに就活に有利に働きますが、留学経験がなくともTOEFLやTOEICで高得点を取れる語学力の高い人は国内にもたくさんいます。
そのため、単に留学をしました、語学力もありますというだけではアピールポイントとしてはやや弱いと言わざるを得ません。
それどころか、「日本を離れていた」という事実がブランクとして捉えられてしまうこともあるのです。

就活で留学経験を活かすためのポイント

目的や理由をしっかりと定めて留学する

あなたは「留学すること」が目的になっていませんか?
「留学経験があれば就活に有利になりそう」
「英語が話せたら就活に役立つはず」
このような「なんとなく」の気持ちで留学してしまうと、主体性や得るもののないまま帰国することになりかねません。
そもそも英語を習得したいというだけならば、日本にいても不可能ではありませんよね。

留学経験を無意味なものにしてしまわないためにも
「自分はどうして留学したいと考えたのか」
「なぜ留学してまで英語を習得したいのか」
など、目的や理由をしっかりと定めて留学することが肝心なのです。

留学経験を可視化する

留学でどんな経験をしたのか、どのようなことが身に付いたのかを言葉で説明することも大切ですが、プラスして可視化できるアピールポイントを作っておくと良いでしょう。
わかりやすい例としてはTOEICやTOEFLのスコアです。
できれば留学前・留学後でどのくらいスコアがアップしたかを比較できるようにしておくのがおすすめです。

就活サイトを上手に利用する

留学中の就活をスムーズに進めていくためには、就活サイトをうまく利用して早めに就活をスタートさせることが大切です。
留学中で頼れるOB・OGがいないという方には、就活アドバイザー比較サイトや社会人と就活生をつないでくれるサイトなどもおすすめですよ。

また、最近ではスカウトサイト(逆求人系サイト)も増えてきているのでこちらを利用してみるのも良いでしょう。
自己紹介ページを作成しておくだけで企業からスカウトメッセージが届くので、距離や就活時期のズレを気にせず就活できます。

短期留学でも就活の自己PRに使ってOK!

1ヶ月程度の短期留学や語学研修であったとしても、就活の際の自己PRとして使える可能性は十分にあります。
大切なのは留学期間の長さではなく、
・留学の目的
・留学経験で学んだことや身につけたこと
・留学経験を今後、どのように活かせるのか
などを、きちんと伝えることができるかどうかなのです。

ただし短期留学や語学研修は学歴とはみなされないので、正規の留学とは区別して自由記載欄に記載するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?
ただ単に「留学をした」という経験だけでは就活に有利にはなりませんし、逆に不利に働いてしまうこともあります。

しかし、目的を持って留学生活を送ることで留学経験は必ず就活に有利になります。
もちろん就活のために留学するというのは本末転倒ですが、せっかくの留学経験を就活にも活かせるよう準備や努力は怠らないようにしてくださいね。