就活コラム

2019/05/07

企業研究で他の学生と差をつけよう!!

ESを書く前や選考を受ける前に必ず必要になる「企業研究」。
就活の中でもけっこう地味にメンドくさいし、難しいですよね。

「そもそも企業研究ってどうすればいいの?」「どこを詳しく見たらいいの?」「そもそも企業の研究なんて難しそうでムリ…」という悩める就活生も多いのが現実です。

しかし、採用する側の企業は少しでも自分たちの会社のことを知ってもらいたいと思っています。同時によく調べて来てくれる人の方をそうではない人よりも採用したいと思うものです。

特に新卒採用ではそれが顕著なので、どんな企業でも自社のことを調べてくれてきている学生には少なからず好感を持つでしょう。

とにかく忙しく時間も限られがちな就活生。少しでも周りの学生に差を付けられるような企業研究のポイントをまとめてみましたので、ぜひチェックしてみてください。

まずはやっぱりナビサイト

まず、はじめにチェックする必要があるものは、「○○ナビ2020」のナビサイトに書かれている情報です。

ナビサイトには就活生に向けてわかりやすく情報がまとめられています。そこには、あまり学生にとって馴染みのない業界や専門的な分野で活躍する企業のことを、簡単な言葉でかみ砕いた文章で書いてあります。

しかしそれだけ簡単で分かりやすい分、どうしても表面的な情報になりがちです。あくまでナビサイトの情報はその企業の大枠となる情報程度に考えておきましょう。そこに書かれている内容を読んだだけでは、残念ながら「企業研究」というにはまだちょっと足りません。とはいえ企業研究の第1歩として必要なことなので、ぜひ欠かさずチェックするようにしましょう。

「同業他社」と比べてみよう

ナビサイトをチェックしたら、ついでに同じ業界の会社の情報も1~2社くらい見てみるといいでしょう。

当然ですが、同じ業界であったとしても企業ごとに特徴や雰囲気は全く異なります。その違いを知っていることで、面接では定番の質問になっている「なぜ当社を志望しましたか?」に答える重要なヒントをゲットできるかもしれません。

とはいえ「○○でナンバー1」や「□□でトップシェア」などの際立った特徴があればいいのですが、中には特徴が見えづらい企業や業界もあったりします。

しかし、ここでもう一つ確実に言えることがあります。それは「分かりづらい特徴ほど、見つけることができれば他の就活生に差をつけられる」ということです。

裏を返せば、誰もが知っているようなその企業の特徴を面接の場で自信満々に「調べてきました!」とアピールしてもあまり意味がなく、むしろ逆効果になりかねません。できる限り他の就活生がたどり着けていないような特徴を探してみましょう。

企業を理解するために見るべきポイント

・企業の業種
同じ家電業界でも「メーカー」なのか「商社」なのか「小売店」なのかによって、その会社が行うビジネスの中身は全く異なります。

例えばメーカーであればものを作ること、商社であればたくさんのメーカーから商品を仕入れて小売店に流通させること、小売店であれば店舗を構えて商品を売ることがそれぞれの会社で行う仕事になります。

実際に具体的な仕事の中身までイメージするのは難しいかもしれません。しかし選考を受ける会社がどの業種に当てはまるのかを事前に調べておくだけでも、他の就活生と差をつけられるはずです。

・オリジナルの商品やサービス
自社で開発している商品や専売的に扱っている商品があれば、それが企業の特徴になります。

多くの場合、そういった商品には他の企業にはない技術やノウハウ、そして何よりその会社の理念や想いが詰まっているものです。そういった商品のことをよく知ることこそが企業の深い部分を知る近道なのです。

もしあなたのお財布に余裕があれば、企業が販売している商品を試しに購入して使ってみるとより深く理解することができます。

・商圏エリア
地域限定でビジネスを行っているのか、もしくは全国展開や海外展開をしているのかによっても企業の特色は異なります。

特定の地域で通用する商習慣や考え方がある場合はそれが企業の特徴になります。またグローバルに広く展開している企業や海外に本社があるいわゆる外資系の企業は、日本にはない独自の慣習やルーティンがある場合もあるので企業のホームページをチェックしておくとよいでしょう。

・上場区分
学生の皆さんにとっては馴染みが無いかもしれませんが、世の中の企業は「上場しているか」「上場していないか」の大きく2通りに分けられます。これは株式を公開しているかどうかという違いなのですが、就活の「企業研究」においてはもっと重要で役に立つポイントがあるので後ほど具体的にご紹介します。

上級編の「決算説明会資料」にも挑戦!

あなたが志望している企業が「上場している」企業である場合、企業研究をする上でもう1つヒントを得られるかもしれません。

その前にその企業が上場しているか、していないかを調べる簡単な方法を紹介します。

それは「Yahoo!ファイナンス(https://finance.yahoo.co.jp/)」で企業名を検索してみるだけです。
検索結果にその企業の情報が出てくれば「上場している」、出てこなければ「上場していない」、これだけです。

さて、その企業が上場しているか分かったところで、次のステップに進みます。
上場企業のWEBサイトのTOPページには、「IR情報」や「投資家情報」といったリンクがあります。これは「企業が投資家に対して経営状況や財務状況、業績動向に関する情報」を公開するためにあるものです。

そこには企業の業績や今後の売り上げ見込みなどに関する情報が公開されており、会社の経営にかかわる沢山のデータを得ることができます。主に株主や投資会社のために公開されている専門的なデータのため就活生にとっては少し難しい内容でしょう。

試しにどの上場企業でもいいので「決算短信」というデータを見てみてください。こちらは企業の業績をコンパクトにまとめた資料です。おそらく何が何やらさっぱりだと思いますが「短信」と言うだけあってこれはまだ序の口です。さらに難しい「有価証券報告書」「中期経営計画」など、およそ就活生には縁がないような資料もたくさん出てきます。

「だったらそんなの見る意味ないじゃん!」と思うのも無理はありません。そもそもが就活生向けに書かれた資料ではないので難しいのは当然なのです。

しかし、ぜひ就活生の皆さんにも見てもらいたい資料があります。
それは「決算説明会資料」です。

他の資料と同じように「IR情報」「投資家情報」といったページ内にPDFデータなどで置いてあることが多いのですが、他の資料よりも比較的わかりやすく簡単な言葉で、その企業の特徴や他社と比較した時の強み、今後の戦略や将来性についてまとめてあります。

全ての企業に当てはまるわけではありませんが、もともと「決算説明会資料」は、その業界や企業の特徴を詳しくは知らない投資家にも自社の株を買ってもらうことも目的にした資料のため、比較的わかりやすい表現や図式が使われています。中には、その企業の経営者自らが自社の紹介をしている動画が公開されている場合もあります。

少し難しい内容ではありますが、頑張ってその内容を理解することができれば他の就活生に大きく差を付けられる部分なので、ぜひ一度トライしてみてください。

とにかく数をこなそう

1.まずはナビサイト等で自分の志望する業界の全体のイメージをつかむ
2.同じ業界や同業他社との違いを見つける
3.余裕があれば「決算説明会資料」もチェックする

企業研究の最大のコツは、とにかく数を多くこなしていくことです。
回数を重ねるほど知識も増えていきますし、理解できる幅もどんどん広くなっていきます。

説明会への参加や、ES作成、面接対策など、就活はとにかく忙しいものですが、だからこそ見るべきポイントを絞って効率的に「企業研究」を積極的に行っていきましょう。

それが、他の就活生と差をつけ、あなたの第一志望である企業からの内定をゲットする近道です!